“Iターン就職を” 智頭町で県外学生に働き方や暮らし紹介

県外の学生に、鳥取県へのIターンで就職してもらおうと、県内での働き方や暮らしについて紹介する催しが智頭町で開かれました。

鳥取県などが智頭町で行った催しには、兵庫県の甲南大学から2年生と3年生の8人が参加し、岡山県からIターンで移住した水川真菜巳さん(26)が、鳥取での生活について説明しました。
水川さんは町の観光施設や役場の仕事などを兼務していて、説明では「地方はコミュニティーが密なので複数の場所で働くと人脈が一気に広がり、仕事を通じて地域の人たちとより深くつながれる」などと話しました。
そのうえで「それぞれの仕事で必要なスキルが違うと大変だが、出来るようになると成長している実感があるし視野も広がる」と話し、移住した智頭町でもキャリアを積み重ねられていると説明しました。
3年生の学生は「複数の仕事をかけ持つ“マルチワーカー”という働き方はとても魅力に感じた。鳥取県移住は未来の選択肢としてはありえると思った」と話していました。
学生たちは鳥取市のIT企業も訪問する予定です。

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