事務局の不当な要求には徹底抗戦!
9月17日。
先週の事務局は、「320個の機械部品の残数や、98個の機械部品の残数を付け替えて、単価の高い方を廃棄しろ。事実と異なっていても補助金額を減らし、廃棄する対象外分を増やせ」という指示をしてきたので、そのとおりにしました。
3万円くらいの金額なので、攻防はせずに、言う通りにすればすぐに額確定までいくかと期待して事務局の要求を呑むことにしたのですが、要求を呑んでも審査を完了させずに次から次へと重箱の隅をつつくようなことを小出しに言ってきたのが先週のやりとりです。
しまいには輸入消費税の計算が事務局の試算と異なるとか言い出してきたのですが、これは事務局の試算が間違っていました。誤った差し戻し理由を持ち出してまでして審査を延ばそうとしてきています。間違ってましたテヘペロじゃねえよ!
要求を呑んで差し戻し理由を受け入れたとしても、事務局サイドに早く進めようという気がないのであれば、こちらも不当な要求はのみません。
朝の理由書
今日の朝の9:14に最初の理由書を出しました。
担当者は、こちらが98個の残部品の付け替えを行って2500円程度の減額をしてくるかと思っていたところ、理由書が来たので驚いたかもしれません。
まず理由書の1ページ目。
部品の何が対象外で額を減らせとかどうのとか言ってくるので、表6-3は修正せずに、事務局試算が上記の金額と相違ないかということを理由書に書いておきました。
次のページは輸入消費税の計算です。
数字がごちゃごちゃしているので簡単に説明すると、事務局が試算したという輸入消費税が●●円だとします。
Digikeyで購入した部品があって、ある数量を事業で使ったので補助対象で、残部品は対象外となります。ここまでは良いでしょう。
使った部品の金額は補助対象の方が対象外よりも多く、このことは事務局と当社とでも見解は一致しています。
しかし、事務局が消費税を試算すると、補助対象の消費税の方が対象外の消費税よりも少ないのです。なんでやねん。
本体価格と消費税の価格は、不等号の向きは一緒やろ!
そして次。
これもゴチャゴチャしていますが、補助対象100%で残部品ゼロの発注分について、請求書に消費税が35600円と明記されるのに、事務局は勝手に資産して消費税が24961円という謎の案分計算をしてきました。
対象外の残部品はゼロなのに、どういう計算をしているのか。
最後のページです。事務局へのお願い事項をまとめておきました。
これがミスでした!事務局は2つ以上のことを言うとハングアップするのです。事務局に要求することは1個にしなければなりません。午前11時ごろには電話が来ましたが、差し戻しが来たのは17:15ごろでした。
電話の内容
まず、機械総額のすり合わせですが、事務局が試算した数字が間違っていました。98個の残部品を付け替えろと言っていたのに、事務局自身が減らすだけ減らしてもう片方を増やすのを忘れていたようです。
次に輸入消費税ですが、事務局内の誰かが計算した「表」が窓口担当者に送られてきたようで、途中の計算を書いて差し戻せなくてハングアップしていたようです。
「事務局内には税理士とかいないんですか?」と聞いたら「いない」というので、「税理などのプロが計算したんじゃなくて、素人が適当に計算した数字と違うといって差し戻してきているわけでか!?」と聞いてしまいました。
それから、差し戻しコメントをjGrantsに貼り付けて差し戻せと言ったら、jGrantsに追記したそうです。ですが、事業者は申請状態にするとjGrants上で差戻コメントは読めなくなります。それを知ってのことか、知らずのことかはわかりませんが、9月11日と13日に「実態は無視して、補助金額が減る方向に部品の残数を付け替えろ」と指示してきたときの論拠を読むことはできませんでした。
ようやく来た差し戻し内容
簡単なコピペで済む話なので11時までに差し戻せるだろうと思っていたのですが、そこは事務局。期待を裏切りません。差し戻しが来たのは17:13でした。1日の終業時間間際に差し戻ししてくるのは何でなんでしょうね。
結局のところ、「実態は無視して、補助金額が減る方向に部品の残数を付け替えろ」と指示した論拠は示されていません。
再理由書
これに対して私が17:43に再理由書を提出しました。
320個と98個の付け替えは、やっぱりおかしいです。
実態に合わせるべきです。
なので、表6-3や補助金額は9月10日の段階に戻りました。
果たして事務局が言うように、補助対象額が安くなるように、事実に反して残部品の付け替えを行うべきなのかどうか、差し戻しコメントが来てから考えたいと思います。
19時前に担当者から電話が来ました。担当者は本日再提出したことを知らなかったようです。補助対象経費(B)や補助金の額(C)のすり合わせまで済んだのに、「やっぱり付け替えはやめておくね。差し戻しコメントをちゃんと書いてね」と言ったら、非常に深いため息をつかれました。
窓口担当者はもう当社の案件を終わらせたいと心から思っているのでしょう。でも、上の人がくだらない差し戻しを頻発してくるわけです。事業者と上の人に挟まれて可哀そうですが、そういう仕事なので同情はしません。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?
コメント