クトゥルフ神話TRPG シナリオ紹介「悪霊の家」
まとめ…人気の公式シナリオ。初心者向けにデザインされていて、何をすればよいかわかりやすい。
こんにちはクトゥルフ神話TRPGで遊んでいるものです。
今回は公式の有名なシナリオ、『悪霊の家』について紹介していきたいと思います。
このシナリオはとてもシンプルで、キーパーはだいたい一回読んだらすぐ回せるようなシナリオです。6版、7版どちらにもある(それどころか初版からある)ので、今回は一応どちらにも言えることなどを中心に紹介していきます。
ちなみに7版ではクイックスタート・ルールに掲載されているのでクイックスタート・ルールのURLを貼っておきます。
概要
とある屋敷の家主が、探索者に屋敷の調査を依頼してくる。探索者は町での調査や、直接現場に赴くことで真相を明らかにする。しかし、調査を進める中で屋敷に不気味な影が潜んでいることが明らかになる…。
魅力
何より初心者向けなことだ。このシナリオは初心者のプレイヤーを相手にするキーパーへのアドバイスがいくつもある。
6版のルールブックに掲載されているものでも、「ダメージの値を算出したり」「人に会って話を聞きに行くこともしなかった場合には、キーパーはアドバイスしてやった方がよいだろう」「プレイヤー同士がこれからどうしようかということについて意見が一致しなかった場合には、ダイスロールで解決する。」等、結構重要なアドバイスが書かれている。
また、このシナリオは時間調整が簡単なことも魅力の内の一つです。短時間で楽しみたい場合は探索者を直接屋敷に向かわせることで時間を半分程度にすることができます。このシナリオ自体が3~4時間程度で終わるシナリオなので、うまくいけば1~2時間で終わるでしょう。
さらに、このシナリオでは新聞社や図書館、公文書館、警察署、周辺地域への聞き込み…とシティシナリオで調査するときの練習のように舞台が広がっている。定番だが、クトゥルフ神話TRPGではたいていここらに行けば何らかの情報を得ることができる。
7版限定で言えば、クイックスタート・ルールに掲載されているこのシナリオは、クイックスタート・ルールに書いてあるルールだけで遊ぶことができます。変なことを言っているように思えるかもしれませんが、つまり、基本ルールブックを持っていないメンバーでも遊べるということです。
回すときのコツ
ぶっちゃけるとありません。このシナリオはかなりシンプルで、しかも、ここで書けるようなアドバイスが既にシナリオ内に書かれています。
強いて言えば、メンバーに合わせて雰囲気を変えることを意識するといいかもしれません。
クラシックでホラーを楽しみたいようなメンバーであれば、シナリオ通りにやることをお勧めします。終始陰鬱な雰囲気を保ち、怖いシーンを声のトーンを落として演出することで満足してもらえるかもしれません。
もしメンバーがどんちゃん騒ぎながらやりたいのであれば、もともと屋敷を探索者のものにして、この屋敷を煮ようが焼こうが自由にすればいいです。屋敷の場所も思い切って郊外の荒れ地のぽつんと一軒あるだけにすれば、爆発オチにしても問題がないですね。もし、7版でやるとすれば屋敷を失った探索者は資産を失うことになり、〈信用〉関連のルールの確認ができますね。
最後に
このシナリオ、結構有名なシナリオで、クトゥルフ神話TRPGやってる人はほとんど知ってるだろうと思っていたのですが、結構知らない・知ってるけどやったことないという方がいるので驚きです。
無料で初心者向けに丁寧なアドバイスが書かれている面白いシナリオがあるのだからやらない手はないですよね。やりましょう。やれ。
もしクイックスタート・ルールでクトゥルフ神話TRPGを遊んで楽しかったと思った方はぜひクトゥルフ神話TRPGルールブックを買って読んでみましょう!
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