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名実共に日本最強チーム!「FENNEL Champion Lord」を紹介!

うおおおおおおおおお~~~~~
またまた大事件が起こりました。今年のPJCSを優勝し、日本最強チームとしてWCS2024代表となったチーム「Champion Lord」が、プロeスポーツチーム「FENNEL」に加入し、新たにポケモンユナイトのプロとなりました。

ユナイトにプロチーム参入の流れが出来てから、恐らく多くの人が期待していたであろう「Champion Lord」のプロ化。その期待に見事に応えてくれる形で発表が成されましたね。PVもめっちゃカッコイイ~~。

僕はFENNELというチームを(存在は知っていたものの)部門や選手については余り詳しく知らなかったのですが、他部門でも日本一になった選手達がいたり幅広いジャンルで活躍してる様に思えます。

後、アパレルの販売もしているんですけど公式サイトで見たらそれはもうオシャレでカッコイイ。
それから選手のPV撮影した時のVLOGがXに上がってましたね。

これで一気に良いチーム~~~~ってなりました。選手のオフな姿も見せてくれるチーム、とても好き。

そんなFENNEL公式はこちら↓

今回FENNELに加入した選手たちは、先述した通りPJCSと言う日本一を決める大会で優勝したチームで、選手一人ひとりが世界トップの実力を持つ選手達です。
今回のニュースで「FENNEL」の名前から彼らやポケモンユナイトを知ってくれた人たちにも、彼らがどんな選手で、どんな実績を持っているのか、それが改めて伝わる場があると良いなと思い、今回「FENNEL」となったメンバーそれぞれの実績とかを自分の解る範囲で紹介させて頂きたいなと思っています。
「FENNEL」とそのメンバーたち、そしてポケモンユナイトを1人でも多くの人に知って頂けたら幸いです。…と言う思いはありつつ、関係者には特に
確認を取らないままこの記事を書いているので、怒られたり何か誰かにとって不利益が発生したら消したり内容を変えたりするかもしれません。
後独自に調べているものなので、抜けがあったりするかもしれません。間違いは無いように努めますので、ご容赦ください。よろしくお願い致します。

「Champion Load」について

まずは彼らが「FENNEL」となる前のチーム「Champion Load(以下CL)」について。
ポケモンユナイトは8月に「WCS」と呼ばれる一番大きな世界大会があって、3月頃から予選が始まります。CLはそのWCS出場、そして優勝を目指して結成されたチームです。

今年の3月に結成されたチーム。
チームメンバーは改めて「Pyi」選手「TON・GG」選手「yumenyan」選手「Lucapo」選手「Mashio」選手の5名。
元々2023年に横浜で行われた「WCS2023」で共に出場し、なんならそれ以前から長くチームを組んでいたPyi選手・TON選手・yumenyan選手の3名に、新たLucapo選手、Mashio選手を加えての5名となりました。

WCSの日本予選は3~5月に行われ、そのどこかで上位となったチームがWCS日本代表を決める戦い「PJCS」に参加できるルールだったのですが、初っ端となる3月予選で敗者側から勝ち上がり、同じ日本代表の「REJECT(当時のJSV)」とGFフルセットの末リセット→フルセットの死闘の末優勝。最速でPJCSの進出権を手に入れました。

その後6月に行われた「PJCS」では、勝者側のまま負け無しで優勝。日本代表の権利と共に日本一の称号をものにしました。

選手について

・Pyi選手

「FENNEL」のリーダー。「ぴい」もしくは別のゲームで活動していた名残から「しめぴぃ」と呼ばれる事が多いです。
競技シーンでの活動は長く、ユナイト競技シーンの1年目となるWCS2022から活躍を続けています。当時は「らんたろぶい海賊団」というチームに在籍。惜しくもWCS進出は逃したものの、数か月に渡り行われていた予選全てで1~3位に必ずいる様な強豪チームでした。同チームの「yumenyan」選手とはこの頃からずっとチームを組み続けています。

2023年は同チームのyumenyan選手・TON選手に加え、トッププレイヤーのsuix選手、Mame選手の5人で「おやすみマクロ」を結成。
PJCSを勝ち抜き日本代表の権利を掴み、続くWCS2023では最終的に世界3位での着地になりました。
その後2024年3月にCLを結成するまでにいくつかのチームを組み大会に挑んでいますが、どのチームでもPyi選手・yumenyan選手・TON選手の3人は組み続けていました。

チームではバランスタイプやスピードタイプ等、最終的にダメージを出し相手を倒す、チームのエースとなるポケモンを主に担当します。選べるポケモンの多さも勿論ですが、やはり特筆すべきは「ミクロ」とも言われる操作技術・個人技術の高さ。恐らく、多くの選手に「日本で一番技術が高いプレイヤーは誰か」と聞いた時にほぼ真っ先に名前が挙がるであろう選手であり、実際に自分も他チームの選手がPyi選手をそう評価しているのを何度も聞いたことがあります。
ご自身でも「俺が最強」と豪語するその自信もプレイに磨きをかけており、劣勢の状況を1人で覆す様なシーンも何度もありました。世界的に見ても間違いなくトッププレイヤーの1人であり、正しく日本代表を背負い、戦うに足る選手です。

・超簡潔な実績纏め
WCS2022 エオスカップ:優勝【らんたろぶい海賊団】
Winter Tournament 2023 Final;優勝【おやすみマクロ】
PJCS2023:4位【おやすみマクロ】
WCS2023:3位【おやすみマクロ】
Winter Tournament 2024 第1回大会:準優勝【漆黒団】
ポケモン竜王戦2024:優勝【TONグロウパンチVer.3】
WCS2024 3月予選:優勝【Champion Lord】
PJCS2024:優勝【Champion Lord】

・ご本人SNS

・TON・GG選手

「とんじーじー」選手。「TONさん」と呼ばれて親しまれています。
TON選手もpyi選手らと同じくユナイト競技シーンの初期から活動し、常にトップを走り続けていたプレイヤーです。
WCS2022シーズンで組んでいた「銀河団」は「スマブラ」プロのザクレイ選手等も擁し、かつ実力もトップクラスで「このチームは日本代表になるだろう」と多くの話題を生んだチームでした。ただ当時の日本代表を決める大会においては戦わずして大会を辞退する形に。

その際に本当に悔しい思いをしたであろう事は想像に難くありませんが、その後も折れる事無くYoutube等で活動を続けながら、2023年シーズンでそれまでは鎬を削ったライバルであるPyi選手・yumenyan選手らと共に「おやすみマクロ」を結成。
その後はPyi選手の項目と同じ流れを歩んでいます。

チームでは主にディフェンスタイプを担当する事の多いプレイヤー。ですが時にはサポート・アタックタイプを使う事もあり、使用ポケモンに関しては非常に幅広いです。
勝負所を見極め相手に飛び込んでいく嗅覚や、相手の攻撃・リソースの受け方は特筆すべきものがあるプレイヤーで、「自分が倒れた後に味方がしっかり勝ち切れる状況」を作り出すのが本当に上手いという印象があります。
しかし献身的な、味方を立てるタイプかと言うとそれだけではなく、自身のプレイには強い自信を常に持っており「自分がいればチームは勝てる」と言うマインドをこれまでの戦いでも表現してきました。
同時に「世界大会で優勝する」「自分達が最強な事を証明する」という事に強く拘り、そしてその姿勢を発信してきた選手だと思っています。

それぞれの選手がそれぞれの苦労をしている事は勿論言うまでもありませんが、それでもTON選手はユナイトで結果を出すまでにあたって様々な困難にぶつかってきた選手の1人だと感じているので、今回のプロ化は多くのファンにとっても本当に嬉しいニュースだったんじゃないかなと思います。

・超簡単な実績纏め
Winter Tournament 2022 FINAL:優勝【銀河団】
WCS2022 2月大会:優勝【銀河団】
Winter Tournament 2023 Final;優勝【おやすみマクロ】
PJCS2023:4位【おやすみマクロ】
WCS2023:3位【おやすみマクロ】
Winter Tournament 2024 第1回大会:準優勝【漆黒団】
ポケモン竜王戦2024:優勝【TONグロウパンチVer.3】
WCS2024 3月予選:優勝【Champion Lord】
PJCS2024:優勝【Champion Lord】

・ご本人SNS

・yumenyan選手

「ゆめにゃん」選手。
遡るとポケモンユナイトの競技シーンが始まると言える更に前、まだ観戦モードが無かった事から公式配信等は無く開かれたポケモンユナイト最初の公式大会「第0回公式オンライン大会」という大会で優勝した選手です。
その後改めて開かれたWinter Tounamentでは、第0回と同じメンバーと共に「たきしまグロウパンチ」として出場していました。

そしてWinter後のWCS2022で今も歩みを共にするPyi選手と共に「らんたろぶい海賊団」を結成。かつてチームを組んでいた「たきしまグロウパンチ」や、今後チームを同じくするTON選手ら「銀河団」とぶつかり合いました。
WCS2022シーズン終了後はおやすみマクロ→漆黒団…と、TON選手、Pyi選手と同じチーム変遷を辿っています。

チームでは主にサポートを担当するプレイヤーです。かつてはピカチュウ等アタックタイプを使う事もあったり、今でもディフェンスタイプのブラッキーを選んでいたりと器用に多くのポケモンを扱える選手ではありつつ、yumenyan選手と言えばやはりサポートの名手という印象を持つ方が一番多いと思います。
サポートタイプはまず味方の回復・支援が役割としてあり、yumenyan選手はそこも勿論一流のプレイヤーですが、今年の大会では「ヤミラミ」等機動力のあるポケモンを選んで相手の位置を確認し視界を取って味方の安全を確保したり、相手の行動を妨害すると言った方面での活躍も非常に目立った選手でした。結果として勝ちに繋がるビッグプレーを生み出したシーンもあり、時にチームの支援役という枠には収まらない活躍をするプレイヤーです。

個人的には長く競技シーンで活躍を拝見しつつも、インタビュー等でお話する機会はそう多くなく、その人となりはまだ謎に包まれている方だとも思っています。
今回のプロ入りをきっかけに、パーソナルな部分が知れる事も楽しみにしています。

・超簡単な実績纏め
第0回公式オンライン大会:優勝【チーム名無し】
WCS2022 エオスカップ:優勝【らんたろぶい海賊団】
Winter Tournament 2023 Final;優勝【おやすみマクロ】
PJCS2023:4位【おやすみマクロ】
WCS2023:3位【おやすみマクロ】
Winter Tournament 2024 第1回大会:準優勝【漆黒団】
ポケモン竜王戦2024:優勝【TONグロウパンチVer.3】
WCS2024 3月予選:優勝【Champion Lord】
PJCS2024:優勝【Champion Lord】

・ご本人SNS


・Lucapo選手

ルカポー選手。これまで紹介してきた三名とは異なり、「2023年」から競技シーンに現れ、名が知られていった選手です。
一番最初に結果を残したのはWCS2023の5月予選。2日制の大会でしたが、Day1を1位抜けし、続くDay2を2位でフィニッシュ。その時からLucapo選手と、そして在籍していた「Mjk」というチームの名が広まっていきました。

その後続く「PJCS2023」ではこれまで2022年シーズンも戦い抜いてきた強豪チームを打ち倒し2位。見事日本代表の権利を掴み取り、2023年に生まれた「超新星チーム」として一気に話題になりました。
更にはWCS2023でも海外チームにも一歩を引かない戦いを見せ、厳しいグループリーグを勝ち上がり最終的には4位のフィニッシュ。日本のレベルの高さを世界に見せつけてくれたチームでした。

ユナイトはWCS後、「アジアリーグ」という大会シリーズが始まるのですが、「アジアリーグ2024」でも「Mjk」として参戦。日本予選を勝ち抜きここでも日本代表として東アジアグループリーグまで勝ち進むも、上位3チームがFINALSに進めるグループリーグにて4位で敗退となりました。

そして始まったWCS2024からは「Mjk」を脱退し「CL」に所属。新チームでもしっかりと存在感を示し、日本一の座を掴みました。

Mjk時代は圧倒的エースとして活躍。当時ウーラオスが非常に強力なポケモンで、多くのチームが対策をしていたのですが、その対策を上から貫くほどの実力を見せました。「ルカポーのウーラオス」と言えばほぼ無敵の存在の様なイメージを当時持たれていた方も少なくないと思います。
その実力を買われてのCL加入でしたが、CLでは「ニンフィア」等少し役割の違う、後ろからダメージを出してチームを支えるポケモンも選ぶ事も多くありました。使用できるポケモン自体も多くなっており、その戦い方はどんどん広がりを見せています。

去年は「新星」として謳われていた彼も、今では多くの選手に対策される側であるトッププレイヤー。FENNELに入ってからの活躍や成長もとても楽しみです。

・超簡単な実績纏め
WCS2023 5月大会:準優勝【Mjk】
PJCS2023:準優勝【Mjk】
WCS2023:4位【Mjk】
Winter Tournament2024 日本代表決定戦:優勝【Mjk】
アジアリーグ2024 東アジアリーグ:4位【Mjk】
WCS2024 3月予選:優勝【Champion Lord】
PJCS2024:優勝【Champion Lord】

・ご本人SNS

・Mashio選手

「ましお」選手。登録名は「ま・しお」でした。
Pyi選手・TON選手・yumenyan選手の3人から、Lucapo選手が加わり4人になったCLの最後のピースとして加入したプレイヤー。

少なくとも、競技シーンにおいてはその活動経歴も最も若く、見つけられた範囲ではWinter Tournament 2024からの経歴があります。
当時は「レタスバーガー」というチームで活動しており、その際のWinterの結果は17位。まだこの頃は名の知られている選手ではありませんでした。
その後頭角を現したのは「ポケモン竜王戦2024」上位2チームが本戦に進める予選大会において2位を掴み、本戦進出を決めた際になります。また、この時の予選決勝戦においてPyi選手・TON選手・yumenyan選手率いる「TONグロウパンチVer.3」と戦っています。竜王戦本戦は「ZETA DIVISION(当時のかびちゃんず)」とぶつかり敗退となりました。

その後始まったWCS2024の予選からCLに加入。CL初陣となる3月大会ではピカチュウやミュウなどの遠距離アタッカーや、スピードタイプのリーフィア等を選び大活躍。チームの窮地を救うような場面もあり、歴戦のプレイヤーと肩を並べるに相応しい実力を持つ事を示しました。優勝した際のインタビューでは「緊張でおかしくなりそうだった」「ずっと練習してきた(意訳)」と語りながらも、凄く安心した様子を含んだ声色だった事を良く覚えています。

先にも少し触れましたが、チームでは主に遠距離タイプのアタッカーを担当。状況によってはスピードタイプを担当したりと、器用にポケモンを選び分けています。
しっかりとダメージを出し、後ろから相手を倒していくアタッカーらしい活躍も勿論なのですが、個人的に注目しているのはその「倒され無さ」だと思っています。アタックタイプは一度狙われるとどうしても逃げ切るのが難しく、非常に立ち位置の難しいポケモンが多いのですが、どんなポケモンを選んでも逃げ切る力や倒されないダメージ感と言うのが素晴らしく、結果として相手に強くプレッシャーをかけ続けている…そんな印象です。
新世代の遠距離アタック使いとして、そして日本を代表するプロ選手として、世界大会での活躍をとても楽しみにしています。

・超簡単な実績纏め
ポケモン竜王戦2024 挑戦者決定戦 2ndステージ:準優勝【レタスバーガー】
ポケモン竜王戦2024 本戦 3位:【レタスバーガー】
WCS2024 3月予選:優勝【Champion Lord】
PJCS2024:優勝【Champion Lord】

・ご本人SNS

最後に

ここまでご覧頂きありがとうございます。歴戦のトッププレイヤーも、今年から頭角を現した新星も含む、実力も、見所も華もある非常に注目されているチームです。
各々のプレイヤーが選べるポケモンの幅も広く、今主流のドラフトルールでは他を寄せ付けない対応力を持つチームで、その辺りの総合力も本当に高い。
加えるなら彼らは、他にいる選手達よりも抜けて「自分が一番強い」と考えている選手が多いチームです。まだLucapo選手、Mashio選手からはそう言ったマインドを伺った事は無いのですが、少なくともPyi選手・TON選手・yumenyan選手の3名はこれまでのシーンでも「自分がいれば勝てる」と考えているという姿勢を発してきました。

その今風に言えば「エゴイスト」な考え方、それが現れた強気なプレーは彼らならではの色であり、そういった部分も多くのファンを持つ由来なのかなと思います。

ユナイトの大きな大会は次は8月、世界中から強豪が集う「WCS2024」があります。
他日本代表の2チームは勿論ですが、このFENNELも日本一の実力を持ち、今年は日本が世界大会で優勝できるのではという期待を多く背負っています。また、その期待にしっかりと応えてくれるチームだとも思うので、元々彼らを知っていた方も、今回のFENNEL加入で彼らを知った方も、是非世界へ実力を証明しに行く彼らを応援してくれたら嬉しいです。



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ウェルプレイド・ライゼスト株式会社所属 eスポーツキャスター。 ゲームイベントやeスポーツ大会にて実況解説・MCをしています。 格闘ゲームが好きで、ゲームセンターで実況をしてたら職業になりました。 連絡先:management@wprzt.jp
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