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自民党総裁選、小泉氏の支持に陰り 論戦力へ不安の声も

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中林美恵子さん他3名の投稿中林美恵子中北浩爾鈴木一人

自民党総裁選(27日投開票)をめぐり、支持率でトップを走っていた小泉進次郎元環境相の人気が陰りを見せつつある。12日の告示以降に相次いで開かれている討論会やテレビ番組で論戦力への不安が露呈したためとの見方がある。

日本経済新聞社とテレビ東京は13〜15日の世論調査で、総裁選に立候補した9人のうち「次の総裁にふさわしい人」を聞いた。自民党支持層に限ると石破茂元幹事長が25%で首位だった。高市早苗経...

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  • 中林美恵子のアバター
    中林美恵子早稲田大学 教授
    貴重な体験談

    A3サイズ両面カラー印刷の政策パンフレットが、自民党から郵送で家族に届いた。高市早苗候補の写真付きで、満遍なく政策が掲げてある。民間の集まりでも、地方議員らが高市早苗候補のカラー印刷政策パンフレットだけ置いて帰った。  9人もいる討論会となれば、政策を説明しきれないことは明らかである。膨大なコストがかかる郵送物や会合での手渡しなど、党員でもないのに、わざわざ届けてくれるのだから、誰だって嬉しくなる。対照的に、他の候補者たちからはいっさい何も届かない。党員ではないのだけれど不思議な気分である。  過去に行われた総裁選でも、このような事例はあったのだろうか。今からでも公平を期すべきではないか。

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  • 中北浩爾のアバター
    中北浩爾中央大学法学部 教授
    分析・考察

    トップを走っていたかに思われた小泉氏が、とりわけ党員・党友票で後退傾向。理由は記事にある通りです。加えていえば、保守的な高齢男性が多い党員の間で、選択的夫婦別姓への忌避感が存在することでしょう。 石破・高市両氏に対して小泉氏にアドバンテージがあるとすれば、幅広い国会議員の支持。報じられるように、出馬を断念した斎藤健氏が古川禎久・木原誠二の両氏を引き連れて小泉陣営に入れば、チーム作りや政策面で格段に強化されます。とはいえ、先に小泉陣営に下った野田聖子氏を含め、雑多になればなるほど、結束力が問われます。また、小泉氏自身の論戦力の不安は、やはり解消されません。巻き返しができるか、重要な局面です。

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  • 鈴木一人のアバター
    鈴木一人東京大学 公共政策大学院 教授
    分析・考察

    日本の政治は政策構想力やリーダーシップよりも、派閥をまとめ、票を操作することが力の源だったが、だいぶそれも変わってきた。派閥の締め付けが緩み、票の動きが流動化していくと、実際の発言内容や政策構想力が問われるようになる。ただ、それと同時に党員票を集めるだけのカリスマや人気度も大事だし、決選投票になれば議員票も大事。これだけ多くの候補が出てくると、それなりに政治家の持つ力が問われるようになる。日本の政治の質を上げていくには、結果的に良かったのではないだろうか。

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  • 今村卓のアバター
    今村卓丸紅 執行役員 丸紅経済研究所社長・CSO補佐
    別の視点

    過去の米国大統領選の党候補者レースでも、トップを走る有力候補の弱点が露呈して挽回できず失速した例は多々あったことを思い出しました。自民党総裁選とはしくみ自体は大きく異なるとはいえ、総裁選が9人もの候補者が並んで短期間に数多くの討論会を行う展開になったことで候補者が多い米国の党予備選の序盤に似てきた面もあると思います。米国の党予備選では失速した候補の大半は撤退に追い込まれましたが、次の討論会で起死回生のパフォーマンスをみせて見直され窮地を脱した候補もいました。小泉氏が今後の討論で底力を発揮できるかが焦点。その意味でこの総裁選は最適な候補を選ぶという本来の機能を果たしていると思います。

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自民党総裁選2024

任期満了に伴う自民党総裁選が9月12日告示―27日投開票の日程で実施されます。政治資金問題を受けた派閥の解散後初めての総裁選で、現職の岸田文雄首相は立候補せず退きます。最新ニュースや解説をまとめました。

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