1作目は、雨のなか傘をさして歩いていた人々が、急に晴れに
なったとたん、全員手を広げて笑顔になっていました。

タ「あのいきなりの感じが良かったよね」
奥「けどいきなり晴れてもそんなにビックリしないですけどね
　　あんな5～6人で」
ユ「でもね～役者さんがここでしか出ない人ばかりですごい」
タ「もう専用なんです」

2作目は、広島の原爆ドームの映像を映したあと、バーで
広島カープの帽子をかぶった男性が、女性に振られ、
その後固定電話をかけて嘆いてましたが、電話の相手は
女性の父親でした。

安「広島出身の奥田さん、どうですか？」
奥「あの帽子、あれ僕への忖度？」
安「忖度じゃなくて、『つらいんじゃ』って」
奥「あ、『じゃ』か…（会場笑）全然普通に見てたわ」
タ「お父さんに訴えてどうするんだろうね」
ユ「家電ってそういうときありましたよね」
タ「昔の話だね」
安「お母さんを本人だと思ってしゃべってるとか」
タ「娘も知ってるんだよね、彼氏からの電話っていうのは」
安「もう出ないんですよ、途中からもうお父さんに代わった」
奥「向こうの（父親）も広島の人なんだよね。
　　『そういっとるけど』これは広島が舞台なんだね」（会場笑）

3作目は、男性がハーネス型のゴムベルトに引っ張られながら
台車で目の前にあるパンティ付きのお尻に手をのばしていましたが
触れる直前で力尽きて、そのまま後ろの方に…。

タ「これは状況としては何だあのオヤジ…」
ユ「だからね、それ言っちゃうとこのコーナー終わっちゃうところ
　あるじゃないですか」（会場笑）

1作目は、居酒屋のバイトの店員(トリプルファイヤーの吉田さん)が、
片づけている最中にテーブルの上のジョッキを倒し、ビールで
びしょびしょになり、店長が急いで吊るしてあるキッチンペ―パーを
とって来いと言うも、切らずにそのままビロビロにテーブルまで
引っ張っていました。

タ「トリプルファイヤーの吉田って、ホントにトロい男なんですよ」
奥「この人実際にトロいんですか？」
タ「トロい…（会場笑）トリプルファイヤーというバンドにしちゃあ、
　すごいトロい」
奥「そうなの」
タ「歌詞はいきおいいいいんですよ。『今度会ったら殴ってやる！』
　とか言ってるんだけども、すごいトロい」

2作目は、男子生徒2人が校舎内を歩いていると、上から水の
ようなものが降ってきて、上を見あげると、屋上にいる生徒の
前から噴水のように…

タ「ニュアンスが良いよね」
安「ユーミンさん、大丈夫なんですね、このタイプのやつは」
ユ「全然大丈夫なんですよ」
安「僕前回、民生君とＥＢＩ君が出たじゃないですか、あの時の
　　新作、なんかウンコしっこばっかりだったんですよ」
ユ「あ～ホントに」
奥「すごい回でしたね」
安「神回でしたけどね、ある意味」

3作目は、最近増えている紙芝居のものでしたが、小学校の
教室で、いたずら坊主が女子のスカートをめくった後、
女性担任教師？のスカートをめくるとお尻丸見えで、坊主の
目が飛び出ていました。

タ「このいたずら坊主の驚きようが良いよね」
絵もいいということでＴシャツの評価となりました。

1作目は、浴衣姿の男性4人が、畳の間で並んで口を開けて
寝ているところに、謎の黒帽・黒服の男が醤油入りのペット
ボトルとスポイトを持って侵入し、4人の口の中に醤油を注入し
その後4人が喉を押さえながら起き上がっていました。

ユ「役者さんがやっぱりいいですよね、それぞれのしょっぱさを
　　出してる」

2作目は、「スーパーロボット研究所」で脳が丸見えの人間型
ロボットが便器で用を足している最中、お尻を触ったとたん
ビックリし、研究員のもとへ行きパンツを下げ、その後首から
ピュ～とガスが出てフリーズしてました。

奥「なんででもスペイン語で『か』と『た』の間にあんなに
　あいだを空けるん…」
ユ「でもそれ歌だからじゃない？」（会場笑）
安「すごい禅問答みたいになってる…」
結果はＴシャツとなり、
ユ「やっぱスキンヘッド…ボードヘッドってなんか近未来感
　があるんですね」
奥「小峠君でやればよかったんじゃないの？」（会場笑）

3作目は、港区三田の大信寺の境内を、坊主頭の人が歩いて
いましたが、正体はバイきんぐの小峠さんでした。

タ「こりゃズルいよな」
ユ「この先も聴く機会多いからね、もうこの映像しか浮かんで
　こなくなっちゃいますね」

「空ユミ」とは、ユーミンの50年にわたる音楽活動の集大成
といえる一大プロジェクトで、ユーミンの曲に空耳を見つける、
難度の高いファン参加型企画。そんな空ユミネタに空耳スタッフが
映像を付けるという、世界待望の試み。果たしてどんな仕上がりに
なっているのか？

安「音楽活動の集大成なんですか？」
ユ「そうなんですよ」
タ「いいんですかね？」
ユ「自分のホームページで、空ユミっていうコーナーを作って
　　ファンの人たちが寄せてくるんですけど、それがだいぶ
　　貯まったんで、そろそろこの大好きな番組に出て行って
　　みたいな～50周年だしって」

1作目は、行け行けカープのCDをプレーヤーで聴いて
ノリにのっている奥田さんを映していました。

奥「ついさっき、そっちで撮ったんですよ」
安「やるなぁ～、衣装違いだ」
奥「こないだ一緒にやらしてもらったときに、この話題には
　　なってて、『空耳アワーに持っていこうと思ってるのよね』みたいな」
安「すごいね、本人から」
奥「あっ、そうですかと言ってたら、俺も結局出ることに」
ユ「これに出てもらうためにね、奢ったりなんか色々して
　　ましたよ」（会場笑）
タ「このために…」
ユ「今年は全部これに賭けてるんですよ」（会場笑）

2作目は、一軒家の玄関にある黒電話の置かれた電話台を
映していました。

奥「サビで電話台っていうのもグッときますよ」
ユ「そもそもはね、私のおばあちゃんがテルっていう名前
　　だったんですね。で、すごいウソつきだった（会場笑）テル荒井」
奥「なんちゅうストーリー」

3作目は、港区三田の大信寺の境内を、坊主頭の人が歩いて
いましたが、正体は錦鯉の長谷川さんで、カメラに向かって
漫才冒頭のこんにちは～！をしていました。

奥「錦鯉、小峠、全部同じ（奥田さんと同じSMA）事務所ですけどね」
ユ「そうだった」
奥「うちの事務所、この頭が流行ってるんですね」
ユ「スキンヘッドでも、違いますね」
タ「やっぱ錦鯉は手入れしてるけど、小峠ねあまり手入れして
　ないんですよ。ハゲ散らかしてるだけなんですよ」

4作目は、喫茶店でお嬢様風の女性がティータイムを楽しんでいると、
そばのウェイターの男性が突然上半身裸になって投げキスをしてきて、
反対を向くと、ソファーで新聞を呼んでいた男性も上半身裸になって
こちらを向き、妄想の中で店内全員の男性が上半身裸になっていました。

ユ「日本語でもやりようがありますね。私はファンに誇りを持ちますよ」
安「こういうのって、歌作ってるときになったりします？」
ユ「いいえ、全く考えてもいないから、これが50年の時を超えるって
　　ことですよね。78年の曲だけれど、時を超えるっていうのは
　　こういうことなんだなと、しみじみしてます」
タ「この人は男性が裸に見えるだけの妄想が楽しいんだろうね」
ユ「もっと深読みしちゃって、全員と付き合っててね、裸をリプレイしてる」
タ「…それは妄想じゃなくて、回想じゃないですか？」（会場笑）
ユ「♪回想令嬢、回想令嬢」
安「今スタッフから、『自分の曲ですよ』」（会場笑）
ユ「もう書き捨てですよ」

5作目は、公園で「さよなら」のlineを送ってきた彼女のもとに男性が
かけつけ、よりを戻そうとお願いする横を、ニワトリの着ぐるみが
熊の首ねっこを絞めながら通過していきました。

タ「日本語変えるのはむつかしいんだけどね。熊とニワトリは付き
　合ってたんだ」
安「そうですよ。別れ話のもつれじゃないですか」
タ「ニワトリの方が強いんだよ。熊（の表情が）怯えてるじゃん」
安「すごい怯えてる。よくこんな怯えた顔の熊がありましたね」
ユ「ホント、確かにそういう細かいところを見ると。これロケしてる所
　　の通りかかった人ビックリしてるでしょうね。（会場笑）何のロケ
　　してるんだろうなって」

6作目は、「一之橋大学」の入学試験会場で、男子生徒が問題を
解いていると、「問４は隣の教室へ」と書かれていたため、隣の部屋に
行くと、壁一面に文字で「問４　大気中の水蒸気が結晶化し日光で
キラキラ輝く現象をなんという？」と、問題文が…

ユ「これは割とファンの人たちの間で、スタンダードかもしれないですね。
　　でも、こうやって映像にしてもらえると、ホントおかしい」
安「言葉で度肝抜かれましたけど、タモリさんはこの問題解こうと
　　してません？」（会場笑）

7作目は、中年の女性が卒業アルバムを取り出し、学生時代に
調理部で、鬼教官から「まずい」とダメだしされながら1年かけて
酢の物をつくり、最後に褒められたのを思い出していました。

タ「長かったなぁ～」
奥「すぐわかったけど」
ユ「私すぐわからなかった～」
安「民生さん、どのへんでわかりました？」
奥「最初に（きゅうりを）切ってるくらいでもう分かりました」
タ「ホントに、すごいねぇ」
奥「生で聞いたばかりだし、歌詞が（頭に）残ってたから
　追えてたんですよ、その先も」
タ「最後に来るのもいいよね」
奥「そう、最後で落ちるんだろうなと思って、あっ、きゅうりの…」

評価の賞品は、ユーミンロゴ入りのダブルネーム仕様のものでしたが
投稿者が特定できないため、最終的に奥田さんにギャラとして
進呈されました。

その後、空耳LOVEを公言するユーミンが選んだ作品が紹介されました。
ユ「甲乙つけがたくて、困りました」