盛岡秋まつりで山車を巡行する三番組（小国渉組頭）は、寄付金のお礼として配布する「番付」に、音頭が聞ける２次元コードを初めて付けた。

　母体となる盛岡市消防団第８分団の団員が発案。「寄付をもらった場所をくまなく回るのは難しいが、全ての人に音頭を届けたい」との思いで作成した。

　録音技師ら団員１０人で力を合わせ、本番さながらの伸びやかな美声を収録。いつでもどこでも味わえる臨場感で、祭りの「温度上げ」に一役買いそう。