爆破予告認める 東京農工大大学院生、東京地裁公判で

東京地裁
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東京都内の大学に別の男と共謀して爆破予告のファクスを送ったなどとして、威力業務妨害などの罪に問われた東京農工大大学院生、佐藤直被告(22)の公判が31日、東京地裁(浅香竜太裁判官)で開かれ、被告は起訴内容を認めた。

起訴状によると今年1月、「高機能爆弾を334個仕掛けた」「死にたくなかったらいますぐ金を振り込む、それはできるよね?」などと書いた文書を東京音楽大など都内の2大学に送り、業務を妨害したとしている。

被告はインターネット上の掲示板で特定の弁護士を攻撃する集団「恒心教」に共鳴。マンションに侵入したり、他人になりすまして弁護士の懲戒請求を行ったりしたとして、邸宅侵入と有印私文書偽造・同行使の罪にも問われ、9月の初公判で起訴内容を認めていた。

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