2012年入社/阪神電気鉄道(株) 経営企画室 グループ営業推進・IT推進 担当
経営学部 卒業
西村 萌子(Nishimura Moeko)
これまでの経歴
- 阪神電気鉄道(株) 都市交通事業本部 運輸部営業課
- 約1年間運輸部での現場研修を経て、本社営業課へ。約2年間販促キャンペーンや駅・列車でのイベントなどを担当。
- 阪神電気鉄道(株) 都市交通事業本部 運輸部梅田駅
- 梅田駅管区の助役に就任。旅客案内、日々の売上げ管理業務や教育訓練などに従事。
- 阪神電気鉄道(株) 経営企画室 グループ営業推進・グループIT推進取材当時
- 阪急阪神ホールディングス兼務としてグループのPR促進、自治体とのタイアップキャンペーンに携わる。現在は「スタジモにしのみや」の現場責任者も担当。
- 阪急阪神エステート・サービス(株) グループ営業推進室
- 事業性質の異なる部門間の連携を増進するため、全社的な営業サポートを担当。
育児休職
現在の仕事
沿線コミュニティベース「スタジモにしのみや」の現場責任者として、地域コミュニティの方に活動の場を提供するような貸しルームの運営や夏休みイベントの開催など、様々な取り組みによる「地域の場づくり」を目指した沿線地域の活動支援を行っています。さらには、沿線の自治体から地域のまちづくりを受託しており、そのプロジェクトチームの一員として、地域の人と共にまちの課題を解決するようなワークショップイベントなどを実施しています。このようなまちのソフト面を充実させるための活動によって、沿線地域のつながり構築と地域活動の担い手づくりを通じた「地域コミュニティをデザインする」ことが私たちの大きなミッションです。
仕事のやりがい
仕事の面白さを一言でいうと、「人と人とのつながりから新たな活動が生まれる」ことを実感できる点です。コミュニティデザイン事業は地域社会のつながりの希薄化への解決策として、国からも注目される分野です。どんな仕事でも共通すると思いますが、まさにその肝である「人」と出会い、話し、共有することがまちづくりへの最も大切な第一歩です。この「出会い」が有機的に新しい活動に変わっていく経過を肌で感じられるのは本当に面白いです。そのような取り組みの最前線で「まちの声が聞こえる」ということも喜びの一つです。また、スタジモにしのみやでの私は、現場マネージャーという立場なのですが、共に働く現場スタッフ12名は、地域活動活性化を目指す同志だと思っています。元気なスタッフと「楽しむ・尊敬・助け合い」をモットーに様々な新しいイベントにチャレンジしていけることも、日々のモチベーションにつながっています。
未来に向けて挑戦したい事
まちづくりを推進するうえで、町内会や市民団体の高齢化が課題の1つとしてあげられます。また、まちづくり活動は有志によるボランティア活動が大半。このような状況を踏まえ、まずはコミュニティ構築を行い、その中で自分と同世代の人たちを巻き込みながらまちづくりに参画していくことが目標です。そして、ゆくゆくは我々のような民間企業が、活動の事業性を保ちつつ、活動主体をボランティアにとどまらせることなく「楽しい仕事」を作り出すことへと発展させ、それが新しい就職先としての雇用創出につながればと考えています。こうした取り組みが、私たちのミッションである次世代の「地域活動の担い手づくり」並びに「沿線価値向上」に結びつくことを願っています。
学生へのメッセージ
多くの情報が溢れ、展開も早い就職活動。生まれて初めて経験することも多いので、本当に大変だと思います。しかしその一方で、多くの企業や業界を知り、様々な人に出会うチャンスでもあります。私自身、社会人になった今それを改めて実感しています。一生のうちでも滅多にないこの期間を貴重なものだと捉え、ポジティブに就職活動に取り組んでください。それでも、望む結果が得られないこともありますが、全力を尽くせば後悔は少ないはずです。私もまだまだ勉強中なので、一緒に高めあえる仲間に出会えれば嬉しいです。阪急阪神ホールディングスのイベント等でみなさんとお話するのを楽しみにしています。
1日のスケジュール
9:00 | 出社、お客様からの問い合わせ対応など |
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9:30 | 企画資料会議の作成 |
11:00 | 関係者打ち合わせ |
13:00 | スタッフミーティング |
14:00 | 企画会議 |
16:00 | 受託業務の契約書・見積書の作成 |
18:30 | 退社 |
私のマストアイテム
【ミニメモ帳】です。社外の人との出会いが多い仕事なので、お会いした方から聞いたことをメモに取るようにしており、特に「その人が何を大切に思っているか、何に困っているのか」を記録に残すようにしています。使い終わる頃にはボロボロ…今年の春より使用しており、現在3冊目です。
プライベート
たまの休日は自宅に学生時代からの友達を呼んでお茶します!すでにママになっている友達もおり、その息子くん(1、2歳の男の子)はすでに電車が大好きなよう。電車のお話をして喜んでもらいました。鉄道会社社員冥利につきます。
※社員の所属や掲載内容は、2017年取材時のものです。