10年後の当社グループが活気ある企業体であるために蓄積されたデータを解析し、事業へ活かし成功へ導く

2016年入社/阪急阪神ホールディングス(株) グループ開発室 DXプロジェクト推進部 データ分析ラボ
工学研究科 地球総合工学専攻修了

原 巧憲(Hara Yoshinori)

これまでの経歴

1年目~
(株)阪急阪神ビジネスアソシエイト 経理事業部
兼 阪急電鉄(株) 経営企画部
兼 阪急阪神ホールディングス(株) グループ経営企画室 経理部
決算業務、税務申告業務、連結納税業務、各部室との経理面・税務面のサポートなどを担当。
4年目~
アイテック阪急阪神(株) ソリューション事業統括本部 統括本部管理室
兼 ソリューション事業統括本部ファシリティ事業本部 本部管理室
ソリューション事業統括本部全体およびファシリティ事業本部の予算と実績の管理業務や分析業務を担当。
7年目~現在
阪急阪神ホールディングス(株) グループ開発室 DXプロジェクト推進部 データ分析ラボ取材当時
2021年4月に新設されたデータ分析ラボにてHH cross ID(※)に関するデータ分析業務に携わる。
(※阪急阪神グループが提供する様々なサービスを利用できるID。1つのIDで宝塚歌劇、ホテル、Wi-Fiなどのサービスが無料で使える)

現在の仕事

グループを挙げて推進する阪急阪神DXプロジェクトでは、お客様を「知る」、お客様に「伝える」、お客様が「デジタル時代の利便性を最大限享受できる」、当社グループの強みである「コンテンツを磨き上げる」取り組みを展開しています。私はお客様を「知る」取り組みを推進するデータ分析ラボに所属し、グループ内に蓄積された様々な顧客データを事業横断的に分析・解析し、得られた知見を事業の企画や施策の設計に活用しています。まず、データから事業特性や顧客特性を把握します。次に、課題を抽出し、解決に向けた取り組みの方向性を事業部門と共有。事業部門とともに企画や施策を設計し、施策効果を検証するのが私の役割です。将来的にはこのサイクルを事業部門で継続的に運用できる仕組みをつくり、One to Oneマーケティングや各事業間の相互送客の実現を図り、お客様に当社グループの様々なサービスを末永くご利用いただくことを目指しています。

仕事のやりがい

データ分析ラボは阪急阪神ホールディングスが展開する多彩な事業を分析し、これまでは個々の従業員のみに蓄積されていた定性的な感覚を、データから事業特性や顧客特性として明らかにしています。私はこの業務が非常に面白く、またラボでの仕事を通じて経営戦略、ビジネスの構造、マーケティング、データサイエンスなど幅広い力が身に付き、かつ当社の多種多様な事業への理解を深められることに総合職としての成長も感じています。事業ごとの分析だけでなく、サービス、事業、グループをまたぐ分析をしており、前例のない業務を手探りで進める苦労もありますが、前例がないからこそ主体的に取り組めますし、メンバーと自由な発想でアイデアを出し合いながら進めているため、自信をもって取り組めるのもやりがいです。

未来に向けて挑戦したい事

世の中は今後も大きく変わり、情報技術は発展し、人々のライフスタイルや生活環境も変化するでしょう。それに伴い、人々の暮らしに根ざす阪急阪神ホールディングスも事業環境を機敏に捉え、変わり、グループ一体となって成長していかなければなりません。こうした中で、私は当社の大きな事業に幅広く通じる人物となり、部分最適ではなく全体最適の視点から当社全体の計画や戦略の策定に貢献し、総合職として当社全体の成長に役立つことを将来の目標に掲げています。そのためにも今の業務を通じ、グループについて事業横断的に、かつグループ横断的に理解を深めたいと思っています。また、一人で完結する仕事はないので、関わる人との信頼関係も大事にしたいと思っています。関わる人といかに協力関係を築くことができるかが、私の将来の目標達成に不可欠だと考えています。

学生へのメッセージ

就職活動は、今後数十年の社会人生活を決めるには短い期間かもしれません。しかし、自分のなりたいものを見つけられるチャンスでもあると思います。だからこそ、悔いのないように取り組んでください。そのために「自分の言葉」を持つことを大切にして欲しいと思います。「自分の言葉」は必ず相手に伝わります。当社はこれからも様々な取り組みに挑戦します。そんな当社が皆さんに働きたいと思ってもらえる会社であれば嬉しいです。一緒に働けることを楽しみにしています。

1日のスケジュール

09:00出社・通知チェック
10:00データ分析、会議資料の確認
11:00ラボミーティング
12:00昼食・休憩
13:00事業部門との打ち合わせ
15:00ラボブレスト
※ラボメンバー間で行う、自由な発想でアイデアを出し合うブレインストーミング
16:00データ分析資料、会議資料の作成
18:00退社

私のマストアイテム

正確な現状分析に基づき、素早い意思決定を実現するためには【ダッシュボード】が必要不可欠。DXプロジェクト推進部では多くの取り組みを様々なメンバーで進めていますが、おかげで最新の状況をひと目で把握することができています。

プライベート

入社してから1年間、同期とともに「正大塾(※)」で生活していました。今は卒塾し、毎日顔を合わすことはなくなりましたが、寮を出ても交流があります。この写真はそんな同期との一枚です。働いている場所はそれぞれ異なりますが、意味もなく集まって何気ない話で笑い合える関係を今後も続けていければと思っています。
※新入社員が入社から1年間、共同生活を行う研修施設

※社員の所属や掲載内容は、2023年取材時のものです。