2019年入社/阪急阪神ホールディングス(株) 人事総務室 人事部 労務企画担当
法学部 法律学科卒業
阿部 真菜(Abe Mana)
これまでの経歴
- (株)阪急スタイルレーベルズ 営業部・経営管理部
- 家具・インテリア雑貨を取り扱う「ダブルデイ」で約半年間スタッフとして勤務。接客・販売業務に従事しながら、現場の従業員が抱える悩みや困りごとに向き合い、改善点等を学ぶ。
入社半年後に同社経営管理部に異動。
店舗での経験を活かしながら、販売基幹システムの入替を伴う生産性向上プロジェクトの事務局を担う。
- 阪急阪神ホールディングス(株) 人事総務室 人事部 採用・育成担当(採用)
- 新卒採用担当として、インターンシップの企画・運営、就職活動関連の広報から採用・選考など幅広い業務に従事。
- 阪急阪神ホールディングス(株) 人事総務室 人事部 労務企画担当取材当時
- 阪急阪神ホールディングス従業員に向けた社内制度や施策の企画やグループ会社からの労務相談対応に携わる。
現在の仕事
私は労務企画担当として2つの役割を担っています。1つめは、阪急阪神ホールディングスで働く従業員のための社内制度や施策の企画で、当社で働く従業員1300人と向き合い、その働き方を支える社内制度の企画に携わっています。より働き続けやすい安心感を得てもらえる会社づくりにつなげるべく、従業員の声を拾い上げ、最近は男女問わず育休取得を後押しするための新たな休暇制度や経済的サポート制度を立ち上げました。
もう1つは、阪急阪神ホールディングスのグループ会社約90社から寄せられる労務相談への応対です。各社の人事・総務など管理部門から寄せられる相談案件、例えば日頃の労務管理から制度改定、トラブル対応まで幅広いお困りごとに対し、法律や判例に基づいた助言をしています。場合によっては弁護士等の専門家との橋渡し役を担い、迅速な問題解決を目指すのが私のミッションです。
仕事のやりがい
これまで販売、グループ会社の管理部門、ホールディングスの新卒採用を経験してきましたが、すべての経験が現在の労務相談・制度企画に活かされていると感じます。店舗を経験しなければ現場が直面するやりがいや苦労を想像できなかったでしょうし、コミュニケーションがいかに重要かも理解できなかったと思います。また、採用担当として学生の声を聞いてきた経験がこれからの会社に必要なことを教えてくれていると感じます。こうした経験と大学で学んだ法律の知識を活かし、会社の財産である従業員を支え、働く環境を改善できた時に、私はやりがいを感じます。表に出ることは少ない仕事ですが、自分が設計した社内制度が利用され、従業員の皆さんから「ありがとう」と声を掛けてもらえると嬉しさがこみ上げます。
未来に向けて挑戦したい事
就職活動中の学生さんに「この会社で働きたい」と思ってもらうだけでなく、従業員からも「入社してよかった。これからもこの会社で働き続けたい」と思ってもらえる会社づくりに貢献することが私のビジョンです。「働く」選択肢の多様化により、キャリアアップのために転職する人が増えていますが、私は「従業員から選ばれ続ける会社づくり」という目線で社内制度の企画や従業員への制度広報をより充実させ、今現在も当社で働いている従業員に会社の魅力を感じてもらいたいと思っています。また、グループ各社の人事部門を支える仕事を通して、阪急阪神ホールディングスグループ全体の魅力向上に寄与することも目標の一つです。
学生へのメッセージ
働き始めてから強く感じるのは「まずはチャレンジしてみる」ことの大切さです。学生時代は趣味の音楽活動やアルバイトに打ち込み、勉学以外もさまざまなことに取り組んできたつもりでしたが、社会人になってからの方がずっと濃い経験をしています。たった5年でもさまざまなことに触れ、挑戦できていますし、初めは興味を持てないと思ったことも、いざ取り組んでみると面白く、今後も時間をかけて取り組みたいと思える仕事にも出会うことができました。就職活動は時間をかけて自分自身と向き合う時間です。少しでも興味を持てることがあればぜひチャレンジし、自分のやりたいことを見つけるヒントにしてください。
1日のスケジュール
9:30 | 出社・メッセージチェック |
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10:00 | WEB打ち合わせ |
11:00 | 労務相談対応 |
12:30 | 昼食 |
14:00 | グループ会社訪問 |
16:00 | 制度企画 打ち合わせ |
17:30 | 資料作成 |
19:00 | 退社 |
私のマストアイテム
労務相談だけではなく制度企画でも法律や規則を確認することが多いため、【労働関係法規集】が必須。最近はインターネットで閲覧できるサービスもありますが、気づいたことはメモしたい派なのでベーシックな法律・規則を確認する際は紙媒体を愛用しています。
プライベート
月1回程度、同期や会社の先輩・後輩と野球観戦に行っています。プライベートでも仲良くしてくれる仲間が多いのは、この会社ならではの風土なのかもしれません。ちなみに野球観戦は社会人になってから見つけた新たな趣味。もちろん虎党です(笑)。
※社員の所属や掲載内容は、2023年取材時のものです。