2017年入社/阪急電鉄(株) 創遊事業本部 歌劇事業部 チケットセンター
経営学部 卒業
八木 郁子(Yagi Ikuko)
これまでの経歴
- 阪急電鉄(株) 創遊事業本部 歌劇事業部 チケットセンター取材当時
- 宝塚歌劇公演のチケットシステムの管理や宝塚大劇場公演のチケット販売に関する業務全般、公式の会員組織である「宝塚友の会」や公式SNSの運営を担当。
- 阪急電鉄(株) 創遊事業本部 創遊統括部
- 本部横断的な新サービスの企画検討や立ち上げ、ステージ事業の経営管理業務、本部内採用や研修等の受け入れ対応を担当。
現在の仕事
宝塚歌劇公演のチケット販売に関する業務に携わり、販売スケジュールの策定やチケットシステムの運用管理を行っています。宝塚歌劇は年間を通して複数の会場で各組が並行して公演を行うため、どの公演も滞りなく販売管理できるようさまざまな条件を考慮した販売スケジュールの策定にあたっています。また、お客様や従業員にとって使いやすいチケット販売サービスや販売管理システムの構築・改修など、日々の運用も私の仕事です。宝塚大劇場公演においては個人のお客様に向けた販売施策の企画や現場対応、経営管理業務にも携わり、宝塚歌劇の運営を支えています。2020年からはインスタグラムやLINEなどの公式アカウント開設も担い、フォロワー数の拡大を目指して日々の配信内容や新たな企画の検討も行っています。
仕事のやりがい
自ら発案した企画が形になってお客様のもとへ届き、お客様の反応を見られることにとてもやりがいを感じています。私は2020年にスタートした公式インスタグラムの開設に携わり、新型コロナウイルス感染症の影響による休演期間中には、出演者106名によるリレーメッセージを配信しました。一人一人のメッセージとともに舞台上とは違う出演者の姿を発信したこの企画を通して、お客様に新たな魅力をお届けすることができたと思います。また、SNS上での「楽しみにしています」などお客様のダイレクトな反応がとても励みになりました。この出来事を通じて、改めて仕事の楽しさを実感しています。
未来に向けて挑戦したい事
今後も宝塚歌劇に対するお客様の熱い想いをくみ取りながら、喜ばれるサービスを提供できるよう企画提案に取り組みたいと思います。宝塚歌劇は2019年に105周年を迎え、たくさんのお客様にご来場いただいておりましたが、新型コロナウイルス感染症の影響により、今までにない長期休演を経験しました。休演期間中もお客様に少しでも明るい話題をお届けしたいと、公式インスタグラムやYoutubeを活用して出演者のメッセージを発信するなど新たな試みを実現してきました。今後も100年以上愛され続けている宝塚歌劇をより多くのお客様にお楽しみいただけるよう、伝統を重んじながら新たな取り組みに挑戦していきたいです。
学生へのメッセージ
就職活動期間中は人や会社との出会いだけでなく、気づいていなかった自身の内面や考え方に出会える大切な時間です。自分自身と向き合うことで、おのずとやりたいことや、なぜ興味があるのかが見えてくると思います。体力的にも精神的にもエネルギーを使う期間だと思いますが、将来自分が働く姿をイメージしながら、「ここで働きたい」と思う会社を見つけていってください。
1日のスケジュール
9:30 | 出社、メールチェック |
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10:00 | チケット販売状況の確認、最終入場人員の予想数値算出 |
12:00 | 開場時、チケットカウンター前でご案内対応 |
13:00 | 昼食休憩 |
14:00 | SNS担当者にてキャンペーンや投稿内容について打ち合わせ |
16:00 | システム改修状況のチェック |
16:30 | 企画資料や販売スケジュール策定資料などの作成 |
18:30 | 退社 |
私のマストアイテム
公式会員組織である宝塚友の会の【会員先行販売のお知らせ】です。チケット販売施策など新しい企画を考える際は、必ず先行販売の日程を考慮して企画のスケジュールを組みます。すべての宝塚歌劇公演の営業情報が掲載されており、過去の販売方法やスケジュールを確認することもあるため、入社時に発行されたものからすべて保管し、デスクではすぐ手の届くところに置いて、会議にも必ず持参しています。
プライベート
同期や大学時代の友人とライブや音楽フェスに行きます。生音を聴きながら各々が自由に楽しんでいる空間で日常を忘れ、思う存分、音楽に浸っています。今は自宅でのライブ配信がメインになってしまい、少し寂しい気持ちもありますが、エンタメ業界の新しい取り組みを楽しみながら仕事のアイデアのヒントにしています。
※社員の所属や掲載内容は、2020年取材時のものです。