採用サイト北海道、さらには日本全国を意識し、
世界に誇れる商品を作っていきたい。
段階的な教育で着実な成長を感じています。
大学で食品栄養学を専攻していた私は、食品業界の中でも調味料に関する仕事に携わりたいと就職活動に臨みました。ベル食品を志望したのは、私の出身地でもある「北海道」へのこだわりと熱い思いに惹かれて。北海道の食文化「ジンギスカン」をこれからの時代を担う子どもたちに伝え、北海道の食材を積極的に使用した商品づくりで地元の生産者に貢献しようとする企業姿勢に感銘を受け、私も一緒に働きたいという気持ちがどんどんと高まっていきました。
入社後はまず、既存のレシピを使って、調理器具の使い方や手順など、試作づくりに欠かせないノウハウを学ぶことからスタート。数カ月経って慣れてきたら、先輩の指導の下、試作づくりに挑戦し、レシピの分量をシステムに入力する作業を学んでいきました。入社からまもなく１年が経つ今は一人で任されることが増え、最近は比較的失敗しにくい味噌ラーメンのスープなどを担当させてもらっています。
経験豊富で明るい先輩たち。あこがれの存在です。
私の所属する製品開発部は、商品の「味をつくる」部署。当社は企画開発部が考えたNB商品（自社製品）と、製麺会社や畜産・水産加工業者などの要望をかなえるPB商品（生産委託）の２種類の商品を開発していて、どちらの場合もレシピを考えて試作をつくり、試食を繰り返しながら希望に沿う味に仕上げていきます。
当社は成吉思汗のたれやラーメンスープのイメージが強いですが、入社してみると扱っている商品がものすごく多くて驚きました。鍋つゆやドレッシング、惣菜の調味料なども作っていて、そうした商品を開発するにはいろんな情報を持っていないといけませんから、日頃から食に関するアンテナを広く張っておくことが欠かせません。また、私は入社するまで製品開発にはストイックで職人気質な人が多そうなイメージを勝手に抱いていたのですが、当社の先輩たちは全く違いました。仕事こそ真面目ですが、朝礼のときにボケたり、面白い人たちがいっぱい。こんなに笑いにあふれている部署だったのも驚きでした。相談や質問がしやすく、試作づくりでは鋭い味覚と豊富な知識を持つ先輩たちの助言にいつも助けられています。
目指すは何十年も販売され続ける商品の開発。
私が担当しているのはPB商品で、まだ当社オリジナルのNB商品に携わってはいないのですが、親戚の伯父さんが先日発売された「成吉思汗ふりかけ」を「親戚の子が働いている会社の新商品です」とSNSで宣伝してくれていて、自分も早くNB商品を手掛けられるよう成長しなくてはと強く思いました。
当社の商品は1000種類以上の原料を組み合わせて作られていて、自分はまだその原料を一通り知ったばかり。先輩たちのように組み合わせによる効果や変化までも把握するにはまだまだキャリアが足りていませんので、まずはたくさんの経験を積んでいきたいです。目標は、北海道はもちろん、日本各地に暮らす人たちの好みも追求し、末永く愛される商品を作ること。北海道に根差した企業として地元の食材を使い、大学で学んできた栄養機能も取り入れた健康な暮らしをお手伝いできるような商品を開発できたらうれしいです。開発職は、食べることが好きであることも大切です。志望する人は今のうちに味覚も磨いておくことをおすすめします。
SCHEDULE一日の流れ
- 07:50出社
- 少し早めに出社して、当番制の掃除をしたり、パソコンを立ち上げてメールをチェックしたりします。
- 08:25朝礼
- 朝礼は開発部全員で行います。持ち回りで担当となった人が今気になっていることや日常の出来事を数分話した後、部長からの連絡事項を受け、最後に挨拶の唱和を行います。
- 08:30打ち合わせ
- 打ち合わせを製品開発課内のメンバーで行います。まずは各自の作業スケジュールを共有。その後、上長から新規の案件が振り分けられます。仕事の進行度合いによって、効率良く進めるためのアドバイスを受けたり、スケジュール変更が行われたりします。
- 08:40レシピ作成・試作・試作品の試食
- 12:00昼食
- 昼は持参したお弁当で休憩。食後は軽く仮眠をとることが多いです。
- 13:00レシピ作成・試作・試作品の試食
- 17:30終業
- 作業終了後は試作に使用した器具や食器等を洗い、作業台を拭く等の清掃を行います。
- 18:00退社
- 作業をスムーズに進めるために、翌日のスケジュールを整理してから帰宅します。
