以前も呟いたが、私の直接間接の知り合いが合計3人大学内で自殺した。1人は同期で仲良くしていた40代後半の准教授。妻子のいる朗らかな研究者だったが、任期付きで追い詰められていたと思われる。人事のゴタゴタの中でも上につく教授が退官し、その後の研究室を任されていたが、新人の教授が入るとのことで、急に追い出されることになったらしい。あと2人は、確か若い助手とポスドク研究員。なんと同じ研究室で続けて自殺した。同じラボにいた大学院生は動揺していたが、教授は何もなかったかのように研究を続けさせた。外部のマスコミにも出ることなく、当然教授にはお咎めはなかった。ちなみに上述の准教授が亡くなった時、学内メールが回ってきて、「葬式では家族にも死因を全体に言うな」との凶悪めいた口止めの指示が書いてあった。学外に出てニュースや訴訟などになるのを恐れた戒厳令だった