現在システムメンテナンス中です

会員記事の閲覧など一部サービスがご利用できません。
ご迷惑をおかけしますがご理解のほどよろしくお願いいたします。

2月27日(日)午前5時頃まで

サービス再開時間が前後する場合があります。

→詳細へ

<産経抄>NHKわき甘く、中国人の「放送ジャック」     

国際放送での尖閣諸島に関する発言について、会見するNHKの(左から)井上樹彦副会長、稲葉延雄会長=10日午後、東京都渋谷区(鴨川一也撮影)
国際放送での尖閣諸島に関する発言について、会見するNHKの(左から)井上樹彦副会長、稲葉延雄会長=10日午後、東京都渋谷区(鴨川一也撮影)

世界で初めてのハイジャック事件は1931年2月、南米のペルーで起きた。狙われたのは、パンアメリカン航空の郵便機である。空港に着陸した機体を革命組織が乗っ取り、上空からビラをまくようパイロットに命じたという。

▼ハイジャックは本来、飛行機を含む輸送機関の自由を暴力や詐術などで奪うことを指す。バスジャックのように「ジャック=乗っ取る」の意味で使うのは、日本独特の用法らしい。その伝でいけば、この事案は紛れもなく「放送ジャック」だろう。

▼NHKのラジオ国際放送で、中国籍の男性スタッフが尖閣諸島について「中国の領土」と発言した。22秒もの間、原稿には書かれていない勝手な主張を中国語と英語で続け、慰安婦などに関する内容も含まれていた。「放送乗っ取り」とはNHKの稲葉延雄会長の言葉である。

新着