言いたい奴には言わせておけ。
一文無しになり、寝る場所もなく、夜の東京を歩いていたら、雨が降り、びしょ濡れになり、開き直り切ることもできず、ああ、こんな時に人は死にたくなるのだろうなと思った。自分だけが浮いている、異教徒に見える。何かを変えてやろうと言う気概もなくなり、俺がいなくなればいいのだと思う。だが、奇跡が起こるのはこんな時である。詳細は割愛するが、御徒町のメンズエステで働く女性が助けてくれた。日本のメンズエステで働くすべての女性にありがとう。私は、アウトサイダーに支えられている。
東京の青山にある比較的高級な地中海料理屋に呼ばれ、ご馳走になった。熱海から青山に向かう交通費で所持金は残り四百円になり、余ったお金で静岡土産の小さな和菓子を二個買った。地中海料理屋で女性二人と合流して、和菓子を渡し、豪華な店内で会話をしながら食事をしたのだが、ほんのりとずっと虚しかった。料理は美味いのだが、常に、ほんのりと虚しかった。美味いのだが「だから何?」が消えなかった。その後、夜景が一望できるバーに移動して、一杯数千円するモヒートを飲んだ。本来であれば幸せや豊かさを感じるのであろうシチュエーションで、私は、ほんのりと虚しくなっていた。
女性二人はコミュニケーションの勉強をしていると言った。だが、私には、それはコミュニケーションではなくコントロールの勉強をしているように見えた。自分の思い通りに相手を動かし、思い通りに動かなかった時のストレスの緩和法を学んでいるように見えて「なんだかな」と思った。結局は、傍観者なんだなと思った。本当の意味で、他者と関わることをしない。人に優しくするのは、自分がいい人だと思われたいから。人を思いやるのは、自分の心配を取り除きたいから。自分がいい格好をしたいから。そのことを言ったら「え、なに、それちょっと興味があるから詳しく聞かせてください!」と言われた。そして、別れた後、欠席裁判のように私は裁かれた。あいつ、なんかむかつくと。
安心ってなんだ。安全ってなんだ。要するに、保身と嫉妬なのだと思った。自分の身を守ることが第一優先で、常に笑顔で感じよく振る舞うのだが、内面は嫉妬の炎で焼け野が原になっている。カードは出すが、ハートは出さない。心を傾けない。表面的で、形式的で、実がない。安全な場所から口だけ出す、手も金も出さない野次馬。世間とは、要するに野次馬のことだ。他人の不幸を消費して、飽きたら捨てる。言いたい奴には言わせておけ。メンズエステで働く女性は、本当の意味で、私をメンズエステしてくれた。汝、みずからの道を進め。他人には好きに語らせよ。保身や嫉妬を超えて行け。超えたやつが格好いいんだよね。嫌いなやつのために死ぬのではなく、好きな人のために生きよ。
他人と関わると言うことは、本質的に、命を賭けることだ。小手先ではない、人格と人格のぶつかり合い。正攻法やマニュアルなんてない。俺たち異物の役割は、風を吹かせて、かきまぜること。自分も知らなかった自分を知ること。アウトサイダーほど、死にたくなるほどの虚しさに襲われることがあるのだろうなと思う。その孤独が、愛なのだと思う。愛は孤独だ。どうせ死ぬなら、死ぬ前にひと暴れしよう。生きててよかったと思えるほどに、ひと暴れしよう。誰かに向かって「死んじまえ」と言うことは、言葉の暴力ではない。それは、愛だ。古い自分を殺して、新しい自分になって生まれ変わる。死ねと言いながら、愛していると言っている。アウトサイダー、アイラブユー。俺たち異物の役割は、自分の人格が危なくなるギリギリのところから、風を吹かせて、かきまぜることだ。
きゃー坂爪さん!!!
本当に本当にお会いできてよかったです!!!
舞い上がってしまって…
しかも駅前で人もいたし、緊張しちゃってすみません!!
私、たぶん坂爪さんの苦手なちょっとぎゃーぎゃー騒ぐタイプだと思うんで😅それで今まで会うの遠慮してたんですけど、今日みたいな事態でたまたま会うきっかけができてよかったです!!!
素敵なメッセージカードとパックありがとうございます🥹(今もう使ってます笑)
いつも素敵なブログ拝見させてもらって元気もらっているので、少しでも力になれて嬉しいです!!
残金ゼロで表参道さまよう坂爪さんのロックな生き方に痺れました…真似できるかどうか分からないけど、勇気もらいました
私お金の不安が人一倍強くて…いつも友人に会うと、仕事の給料いい?とか月いくら使う?とか聞いちゃうんです
今日は本当に会えてよかったです。有難うございます!!
おおまかな予定
9月16日(月)東京都台東区界隈
以降、FREE!(呼ばれた場所に行きます)
連絡先・坂爪圭吾
LINE ID ibaya
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE https://tinyurl.com/2y6ch66z
バッチ来い人類!うおおおおお〜!
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