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クラハシコウ 

4月8日 きょうは水辺の鳥のふれあいゾーンにいるクラハシコウをご紹介します。

クラハシコウ・・・ この名前も聞きなれないと思いますが、この鳥はアフリカのサハラ砂漠以南の湿地に生息するコウノトリの仲間です。

英名:Saddle-billed Stork 学名:Ephippiorhynchus senegalensis

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妙な名前の由来は、くちばしの付け根にある黄色い部分が、馬の鞍ににているため、「クラ」がクチバシ「ハシ」にあるコウノトリというほどの意味です。

愛称は「モロ」といいます。担当スタッフが来たときからこの名前だったそうです。由来は何でしょうかね。もののけ姫からでしょうか・・・・? ちなみにオスだそうです。メスは目の虹彩の部分が黄色なので、見分け方は簡単だとか・・

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体長は、140cm~150cmほどの大型の鳥で、掛川花鳥園の鳥の中でもエミューについで大きな鳥です。

でも、動きがゆっくりで、人にも寄って来ないし(←寄ってきたらコワイですが・・)頭部も黒いし目つきが可愛いわけじゃないし、鳴声も出さないので、何か寡黙・・というか、あまり明るい印象のない鳥です。(← 鳥相手に明るい暗いという表現もちょっと変かな?)

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でも、翼を広げると2.4m~2.7mにもなり、実に雄大で優美な姿になります。園内ではあまり翼を広げることも飛ぶこともありませんが、時として驚いた時などに施設内を飛ぶことがあります。

胸の赤い部分が気になりますが、これはオスもメスもこうなっていて、どうやら卵を温める部分とのことです。

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このときは、自分の抜けた羽根に興奮していたみたいでした。 何ででしょうね?

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そして、普段はこんなふうに足を関節のところで半分に折って、休んでいることもあります。私たち人間とは足の折れ方が逆なので、何かとっても違和感があります。

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これは、正午からのクラハシコウ、ショウジョウトキなどのエサやりの風景です。お客様もエサを与えることができます。エサはワカサギでしょうか。大きなクチバシで突かれると危険なので、魚を放り投げてキャッチさせるようにしています。

鳥も人も一緒に同じ空間にいて、柵がない。花鳥園らしい光景です。

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普段はおっとりしていますが、キャッチはとても上手です。クチバシのなかに魚が入ってます。わかりますか?

このエサやり体験は、毎日12時と午後2時半から行われています。



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