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「おま老」とは?簡単にわかりやすく解説

「おま老」とは「お前もいつか老人になるんだぞ(だから老人を批判するのはやめろ)」という主張をする人達を揶揄したネットスラングです。

日本の社会保障費のひっ迫は厳しい状況であり破綻寸前の状況を受けて、高齢者にかかる介護・医療費の削減を叫ぶ声が大きくなっています。

このような社会保障費削減の文脈に対して「お前もいつか老人になるんだぞ」という返しをしてくる残念な人たちがXをはじめとしたSNSに一定数存在しているのです。


「おま老」の具体的な事例を以下に紹介いたします。「おま老」はすぐに他人を馬鹿にするのですが、本当に頭が悪いのは自分だということに気が付いていません。


また、「おま老」が流行ったことに伴い、派生語として様々な「おま〇〇」が生まれているようです。


「おま老」の頭が悪く自分勝手なのは病んでるから

「おま老」の問題点は以下の3つです。

①そもそも論点ずらしである

②客観的視点に欠けている

③自己中心的で自分勝手


特に問題になるのは「③自己中心的で自分勝手」という点でしょう。

「お前もいつか老人になるんだぞ」という言葉は言い換えれば「自分が損になることは言わない方がいい」という意味になります。そして、実際に「おま老」の人達は、自分に損になることは言わないのでしょう。そういう利己的な人生を送っているダメな人達なんでしょう。

「おま老」の人達は、他人も自分と同じように自己中心的で自分勝手だと決めつけているのでしょう。だから「お前もいつか老人になる」という言葉を投げかければ、相手に響くと勘違いしてしまっているのです。

実際には、大多数の賢い一般市民は(たとえ自分にとって損であったとしても)日本全体で取るべき正しい選択は何か?を客観的・論理的に考えて導き出すことができます。だから「おま老」の言葉など心に響かないのです。


「自分さえ良ければいい」

「自分に損な事は隠し、自分の得になることだけ叫ぶ」

そういう幼稚で浅はかな考え方が透けて見えるから、「おま老」の人達は大多数から軽蔑され馬鹿にされるのです。

このような自己中心的で自分勝手な人達のせいで、今の世の中は悪くなっていることを、僕達はもっと自覚すべきです。

以下記事で述べたとおり、エゴや我が身可愛さから、ポジショントークや自己保身をする者はそれだけで信用できないのです。


そして、「おま老」は僕と同じ氷河期世代(ロスジェネ世代)に多いと言われています。

僕は同じ氷河期世代として、とても悲しいです。そして、他の世代の方々に申し訳ない気持ちになります。

僕たち就職氷河期世代は様々な自分勝手な人達から搾取されてきたはずです。自分勝手な人の迷惑さや、奪われる側の辛さが理解できるのが氷河期世代のはずなのです。

にも関わらず、なぜ就職氷河期世代が利己主義に走るのか理解できません。それでは僕たちから搾取してきた側と変わらないじゃないですか。「おま老」は心が病んでいるのではないかと思っています。


「おま老」はまず自己保身を辞める勇気を持つ

自己保身とは、自分を守るために自己中心的な行動や責任転嫁をすることを指し、この思考に囚われると問題を解決することが難しくなります。「おま老」がすべきことは、まず我欲と自己保身を捨て客観的な思考を身に着けることです。

人は時に、困難な状況や過ちから逃れるために、自己保身という手段に訴えることがあります。しかし、その行動が次第に欺瞞の連鎖を生むこともあるでしょう。真実と向き合う勇気を持つことが、その連鎖を断ち切る第一歩となるのです。

自己保身は、自らの身を守るために真実を歪曲し、他者を欺く行為です。一時的にはその行動が成功をもたらすかもしれません。しかし、長い目で見れば、その欺瞞は自らを縛り付け、周囲との信頼関係を壊す結果につながる可能性があります。自己保身の欺瞞は、一つの穴を塞ぎながら、次々と新たな穴を作り出していくかもしれません。

真実と向き合う勇気とは、自らの過ちや弱点を正直に受け入れ、改善しようとする姿勢のことです。それは、他者に対しても誠実であることを意味します。ずばり「フェアネス」です。

真実を直視することは、痛みを伴うかもしれません。しかし、その痛みを乗り越えることで、自らの成長や関係性の深化が可能となるのです。 自己保身の欺瞞がもたらす影響は、局面によって異なります。その中には、誤解や不信感が広がり、修復不可能な崩壊を招くケースもあるかもしれません。また、欺瞞が日常化することで、自己の本当の姿を見失い、自己価値を保つことが難しくなるかもしれません。

真実と向き合う勇気を持つことは容易ではありません。しかし、逃げずに向き合うことで、自らを律し、自らを見つめ直し、フェアネスであることの重要性を再確認することが不可欠です。


広い視野と心の余裕が無いと「おま老」になる

そして、残念ながら「広い視野」と「心の余裕」が無いと「おま老」から抜け出せません。

「おま老」は自分の将来が不安で心の余裕がなくなっていて、希望も見えていないから、現状維持(という儚い夢)・自己保身に走るのです。


「おま老」に陥りそうな人はまず心の余裕を取り戻すことが大切です。

余裕がなくなるほど自分の事に必死になり、利己的な思考から逃れられないためです。

心身のバランスを整え、心の余裕と広い視野を両立させる方法は、日々の生活の中で意識的に取り組むことが重要です。まず、心の余裕を持つためには、毎日の日課や瞑想などの瞑想法を取り入れることが有効です。自分の心と向き合い、日常のストレスや不安を取り除くことで、心の余裕を生み出すことができます。

また、広い視野を持つためには、新しいことに挑戦したり、他の人の意見や考えに耳を傾けることが大切です。自分の枠を超えて世界を広げることで、柔軟な思考力を養い、広い視野を持つことができます。

さらに、心身のバランスを整えるためには、日常の生活習慣に気を配ることも必要です。十分な睡眠をとることやバランスの取れた食事、適度な運動を行うことで、心身の健康を維持し、ストレスや疲労を軽減することができます。 また、人間関係も心身のバランスに大きく影響を与える要素です。良い人間関係を築くためには、お互いを尊重し、コミュニケーションを大切にすることが不可欠です。他者との良好な関係を築くことで、心の安定を保ち、ストレスを軽減することができます。

さらに、自己肯定感を高めることも重要です。自分自身を認め、受け入れることで、自信を持ち、精神的な安定を保つことができます。自己肯定感が高まると、周囲の出来事に対して柔軟に対応できるようになり、心のバランスを保ちやすくなります。


全体を通して、心身のバランスを整えるためには、自己管理能力を高めることが不可欠です。

自分の状態を客観的に把握し、必要な対処法を見極める能力を身につけることで、ストレスや不安に打ち勝ち、心の余裕と広い視野を手に入れることができるでしょう。

「おま老」の存在はポピュリズムに走りかねない有害な存在です。ネット上で「おま老」を見かけたらブロックしておいた方が良いでしょう。

しかし、それと同時に、自分が「おま老」にならないように、しっかりとストレス解消と自己管理に努めていきましょう。


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氷河期世代おじさんです。非正規底辺職低年収で生活は辛い上に、妻とは離婚になりました。孤独死まっしぐら弱者男性です。 底辺ロスジェネ世代を代表し、社会を良くするため公益のため発信しています。SNSに広がる他責思考や衆愚政治を問題視しています。僕の記事が誰かの役に立ちますように。
「おま老」とは?簡単にわかりやすく解説|氷河期世代おじさん代表
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