すぐ人のせいにする人がいます。これを「他責思考」と言います。

頭が悪く心が弱い人ほど、すぐに他責思考に陥ります。このような方々と付き合うと、重大な被害を被ったり不快な思いをすることになりますので、極力かかわらないようにすることが大切です。

他責思考人間の存在は社会の足を引っ張る害悪ですので、一刻も早く社会から駆除していく必要があります。

しかし、付き合いが浅い人は性格がわからないこともあります。

「めんどくさい他責思考の人」を見抜く方法はないのでしょうか？

他責思考のダメ人間を見抜く！4つのポイント

他人のせいにする性格の人を見抜く方法はいくつかあります。

①責任転嫁：

その人が何か問題や失敗が起きたときに、すぐに他人のせいにする傾向があるかどうかを見てみてください。自分の責任を認めず、他人や状況のせいにすることが多い場合、その人は他責思考の性格かもしれません。

例えば、仕事でミスをしたときに「ミスしました！申し訳ございません！」とすぐに言えず、ミスを隠したり言い訳を始めるクズは他責思考の可能性大です。

②批判的な言動：

他人を責めることや批判することが多い人は、自分の責任を取らずに他人を責める傾向があります。また、自分よりも他人を優先して批判することも見逃せません。

例えば、SNSなどで政治家や日本の政治を攻撃している人は他責思考です。真面目な人は批判をする前に「自分がどう動けば日本はもっと良くなるか？」を真っ先に考え自らの行動で示そうとしますが、他責思考人間は寝そべってスマホでポチポチと愚痴るだけです。日本の足を引っ張るクズであることがよくわかると思います。

③自己中心的な行動：

他人の意見や感情にあまり配慮せず、自分の利益や考えを優先する行動が目立つ人は、他人のせいにする性格の可能性が高いです。

例えば、会議で「こうすべきだ！」「こうした方が良くなる！」と熱弁している人に限って、失敗したときに責任を取りません。それどころか「まあ、あくまで意見だったので…」と誤魔化します。

④過去の行動を振り返る：

その人の過去の行動や言動を振り返ってみて、過去に他人のせいにすることが多かったかどうかを考えてみてください。過去の行動がパターンとして見られる場合、その人は他人のせいにする性格で間違いないでしょう。

大切なのは、忙しいときの行動パターンで判断することです。余裕があるときは他責思考のそぶりを見せないけど、経済的余裕・時間的余裕がなくなると本性を現して他責思考に走る人は割と多いです。

厳しい状況でこそ、その人間のクズ性や本性が現れるのです。

自己責任と他責思考の違い。他責人間がめんどくさい理由

自己責任とは、自分が行うあらゆる行動や決定に対して責任を持つことを意味します。自分の行動や結果に対して、自分がその責任を負うという考え方です。自己責任をとることは、自分の選択において最終的な責任を自分が負うという強い意識を持つことを指します。例えば、仕事での失敗や健康面での問題が起こった場合でも、それは自分の選択や行動に起因するものと認識し、その責任を自ら負おうとする姿勢です。

一方、他責思考とは、自分の行動や結果に責任を他者や状況に転嫁しようとする思考パターンのことを指します。ある出来事が起こった際に、それを外部要因や他人のせいにすることで責任を逃れようとする傾向があります。例えば、失敗した場合には、状況が悪かった、他人が手伝ってくれなかった、などの理由をつけて自分自身を責めることを避ける傾向が見られます。

自己責任と他責思考の違いを理解することは、自己成長や問題解決能力の向上につながります。自己責任をとることで、自らの行動や選択の結果に対して冷静に向き合い、改善点を見つけ出すことができます。一方、他責思考に陥ると、同じ過ちを繰り返したり、問題解決能力が鈍化したりする可能性があります。

他責思考に陥ると、自己責任を逃れることができるように思えますが、実際には問題解決や成長を阻害する要因となります。他責思考に陥っているかどうか見分けるためには、いくつかのサインを注意深く観察することが重要です。

ひとつ目のサインは、問題や失敗が起こった際に、つい他人や状況を責める傾向があることです。例えば、仕事でうまくいかなかった時に、上司の指示が不明確だったからだと言ったり、同僚のサポートが足りなかったからだと言ったりすることがあります。このように、自分以外の要因に原因を求める癖がある場合、他責思考に陥っている可能性があります。

二つ目のサインは、自己評価が極端に低い場合です。他責思考の人は、自分に自信が持てず、自分の能力や価値を過小評価してしまう傾向があります。自分に自信が持てないと、自己成長やポジティブな変化をもたらす機会を逃してしまうことにつながります。

三つ目のサインは、他人の成功や幸福を妬んだり、他人の失敗や困難を喜んだりすることです。他責思考の人は、他人の側に立って物事を考えることが難しく、自分の感情や立場が優先してしまう傾向があります。

そのため、他人に対する共感や協力が難しくなり、人間関係にも影響が出てしまうことがあります。 他責思考に陥ってしまうと、自己成長や問題解決が難しくなるだけでなく、心の安定や人間関係にも影響が及ぶ可能性があります。

他責思考の人は付き合うと面倒くさいだけでなく、自己成長しませんので職場でも無能の役立たずの場合が多いのです。

他責思考を持つ人との付き合い方のコツは？

まず、基本、他責思考の人とは付き合わないようにすることが大切です。

厳しいことを書きますが、他責思考は簡単には治りませんし、性格が人間のクズなので、付き合ってもあなたに被害が出るだけです。

例えば、ネットだけの付き合いだったり数回あっただけの人という場合は、さっさとブロックしてしまいましょう。

しかし、例えば職場の同僚が他責思考だったりした場合は、簡単に人間関係を切ることができません。この場合はどうすればよいでしょうか？

他責思考を持つ人との付き合い方のコツは、まず相手の気持ちや状況を理解しようとすることが重要です。他責思考を持つ人は、自分を守るために他者を責める傾向が強く、その行動や言動には自己防衛の意図がある場合があります。ですから、まずは相手が自分を守ろうとしているという視点で接することが大切です。

効果的な対処法の一つとして、相手の感情や意見を尊重することが挙げられます。他責思考を持つ人は、自分の考えや感情を大切にしているため、それを軽視されると攻撃的になることがあります。ですから、相手の立場や気持ちを尊重し、共感を示すことで対話を円滑に進めることができるでしょう。

また、自己主張を適切に行うことも大切です。他責思考を持つ人との関わりでは、自分の意見や感情をしっかりと伝えることで、お互いの認識のズレを解消しやすくなります。ただし、相手を攻撃せずに、事実や具体例を交えて説明することが重要です。相手が攻撃的になっている時は、冷静に対処し、感情論に走らずに事実を伝えることで、対話の進展につながることがあります。

さらに、他責思考を持つ人との関わりでは、適切な距離感を保つことも必要です。相手の攻撃や責めに直接応じるのではなく、一度距離を置いて冷静に状況を見極めてから対処することで、より建設的な対話が可能となります。また、冷静な視点から問題を捉え、解決策を共に模索する姿勢も重要です。

他責思考を持つ人に自己反省を促す際には、その人の強みや良い点にも目を向け、ポジティブな側面も共に見つめることで、希望や前向きな気持ちを育むことができます。 関係を築く上で欠かせないのはコミュニケーションです。他責思考の人とのコミュニケーションを通じて、お互いの気持ちや考えを正しく伝え合うことが重要です。建設的なフィードバックやサポートをすることで、相手が成長し変わるきっかけを提供することができます。

また、他責思考の人に対しては、一緒に問題を解決するための具体的な行動計画を立てることも有効です。その際には、相手の意見や希望も尊重し、協力して解決に向けて努力する姿勢を示すことが大切です。一緒に取り組むことで、お互いの信頼関係が深まり、健全な関係を築くことができるでしょう。

やってはいけないことは「あの人は他責思考でめんどうくさい人だよね、何であんな人を雇っているのですか？」と上司や経営者に文句や愚痴を言ったりすることです。それではあなたも同じ他責思考です。同じ穴のムジナですよ。

会社に雇われている以上、あなたもまた会社のメンバーの一員ですので、当事者意識を持ち自分の責任で他責同僚を啓蒙する意識を持つ必要があります。

他責思考を持つ人との付き合いは、決して簡単なことではありませんが、相手を尊重し、自己主張を適切に行い、適切な距離感を保ちながら対処することで、対話を円滑に進めることができるかもしれません。

それぞれの立場や考えを尊重し合いながら、建設的な関係を築いていくことが大切です。