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「社会のために」が偽善に見える弱者こそ社会貢献すべき理由

●「社会のために〇〇すべきだ」

●世の中全体のこと、みんなの利益を考えよう

●利他行動、博愛精神


このような言葉を聞くと、社会的に成功していない拗ねて捻くれた弱者ほど「そんなものは偽善だ!」と反論する傾向にあります


ですが、僕はこのような社会から爪弾きにされている弱者ほど社会貢献やボランティアに参加すべきだと考えます。

これは簡単な理由で、以下のような明確なメリットがあるからです。

●社会貢献をすると幸福度が上がるという研究結果がある

●社会貢献活動を通じて社会とつながれる


弱者は幸福度が低く社会から孤立しやすい傾向にありますが、社会貢献やボランティア活動に参加することで、簡単に幸福になれるのです。


社会貢献すると幸福度が上がる。「社会のために」は「自分のため」なる

科学的な研究からも、社会貢献が個人の幸福感向上につながるメカニズムが明らかになりつつあります。

社会貢献とは、人々が自らの時間や資源を社会全体のために使うことを指し、その効果は複数の側面から検証されています。

また、他者のために何かをすることは、自己満足や幸福感を得るだけでなく、社会全体の発展にも繋がります。


まず、社会貢献を行うことで人々は他者とのつながりが深まります。

他者と協力し、共に課題に立ち向かうことで、人間関係が豊かになり、孤立感や孤独感が軽減されます。このようなつながりは、人間の心理的な健康にプラスの影響を与えると言われています。そうした心理的な安定感は、幸福感の向上につながります。

また、社会貢献を通じて自己実現感や自己価値感を高めることができるため、個人の幸福度も向上する効果が期待できるのです。社会貢献を通じて自分の存在意義を感じることができる人々は、一般的に幸福度が高い傾向にあります。

例えば、ボランティア活動に参加することで、自己評価が向上し、心理的な充足感を得ることができるという研究があります。他者のために行動することで、自己実現や社会的つながりを強化することができ、これが幸福度向上につながるのです。


社会貢献が持つ幸福度向上への影響は、脳科学的な観点からも解明されつつあります。

心理学者や神経科学者たちの研究によれば、社会貢献を行うことで脳内の「幸福ホルモン」と呼ばれるセロトニンやドーパミンが分泌されることが示唆されています。これらのホルモンは、幸福感や満足感をもたらすとされており、社会貢献がこれらのホルモンの分泌を促す要因となっていることが示唆されています。

社会貢献と幸福度の関連性は、実際に多くの研究や調査によって示されています。


なぜ富裕層ほどボランティア活動に熱心なのか?

そして、実は富裕層の方々ほど、この「社会貢献=幸福」の仕組みに気が付いています

まず第一に、富裕層は豊かな暮らしを送っているため、社会貢献の意識が強いのです。お金や時間に余裕があることから、自らの余力を活かして社会に貢献したいという思いが芽生えるのです。

また、富裕層は社会的地位や名声を保つために、ボランティア活動を通じて自らの価値や存在感を示したいという欲求もあります。他者から尊敬される存在であり続けるために、社会に貢献する行為が一つの手段となるのです。

さらに、富裕層は高い教育を受けており、社会問題に関する知識や洞察力が豊かなため、自らの専門知識や経験を活かして社会問題の解決に貢献したいという思いが強いのも理由の一つです。自らの知識や技術を社会のために活かすことで、より良い社会を築こうとする姿勢が、ボランティア活動に熱心な要因となっています。

また、一部の富裕層は、社会的責任を果たすためにボランティア活動に参加している場合もあります。自らが成功を収めた恩恵を社会全体に還元するために、寄付や支援活動を通じて社会に貢献しようとする考え方も見られます。


皮肉にも富裕層はお金に余裕があるからこそ、「お金がなくても社会貢献をすれば幸福になれる」という事実に気が付いているのです。

逆に、お金がなくて貧すれば鈍するになっている社会的弱者ほど、社会貢献やボランティアにまで気を回す余裕がなく、社会貢献の幸福度向上効果に気が付いてないのです。

幸福度が低いのは弱者です。本来は、お金がなくて心も貧しくなりがちな弱者こそ、積極的にボランティアに参加し幸福度を上げて豊かな心を手に入れるべきなのです。


偽善ではなく本物の社会貢献こそが弱者の幸福につながる

社会貢献という言葉は、聞いているだけで心が温かくなるものです。

しかし、一方で偽善と本物の違いを見極めるためには、一度立ち止まり、自分自身や周囲を客観的に見つめ直す必要があります。


偽善とは、自らが社会貢献活動を行い、その行為を他者や社会に対して善意の表現として装うことを指します。このような行為が起こる理由として、まず一つに、社会的な評価や承認を得ようとする欲求が挙げられます。 多くの場合、人は他者からの肯定や称賛を受けることで、自己価値感を高めることができます。そのため、一部の個人や組織は、社会貢献活動を通じて自らの評価を向上させようとします。しかし、その動機が純粋ではなく、あくまで他者からの好意を得るための手段として利用されている場合、それは偽善として批判されることになります。

また、社会的な圧力も偽善の発生に一役買っています。特に、SNSなどのインターネット上での露出が容易になった現代では、他者と比較される機会が増え、自己表現やイメージ作りにより一層注意が払われるようになりました。この状況下では、自己のイメージ向上や他者からの承認を得るために、一見して善意の行為を装うことが誘発されることがあります。

偽善が発生する要因は多岐にわたりますが、根本的には個々人が自己イメージや評価を維持・向上させるために行われる行為であることから、その解消には、本来の社会貢献活動に対する真摯な姿勢や目的意識の見直しが必要とされます。


まずは、自分が何を目的に行動しているのか、その原動力は何かを考えてみましょう。社会貢献に名乗りを上げることが目的であれば、それは本物とは言い難いでしょう。本物の社会貢献とは、自分の利益や名声を追求するのではなく、社会全体のために何ができるかを考え、行動に移すことです。

また、偽善と本物を区別するためには、行動の持続性も重要です。一時的な寄付やボランティア活動だけでなく、継続的に社会課題に取り組み、その成果を残すことが必要です。良い意図を抱いていても、それが継続的な活動に結びつかなければ、偽善の疑念を持たれてしまうかもしれません。

さらに、他者との関わり方も大切です。本物の社会貢献者は、他者との協力や連携を大切にし、共に助け合う姿勢を持っています。一方で、偽善者は自己中心的な行動や人を利用する傾向が見られることがあります。他者との関係の中で、自分の行動がどのような影響を与えているのかを冷静に見つめ、改善していくことも大切です。


偽善の心のでボランティア活動をしても幸福度は上がりにくいのです。

特に心が貧しく拗ねて捻くれている経済的弱者ほど、余裕のなさから利他行動に「見返り」を求めがちであり、「偽善」に陥りやすいので注意が必要です。

心からの貢献とその成果が社会に与える影響を意識し、謙虚な姿勢で取り組むことが、本物の社会貢献を実現するための第一歩であり、その正しいプロセスこそが個人の幸福度向上につながるのです。


まとめ。社会貢献・ボランティアの種類と効果

社会貢献活動は、他者や社会全体の幸福度を向上させることが期待される取り組みです。その効果として、社会全体の結束力が高まり、個々の幸福感も向上すると言われております。

社会貢献活動とは、さまざまな形態がありますが、その一つに環境保護活動が挙げられます。環境保護活動は、地球環境の保全や再生に取り組むことで、将来世代の暮らしを守ることができます。

例えば、リサイクル活動やゴミ拾いなどの地道な活動が、地球温暖化や環境破壊などの問題を改善し、社会全体の幸福度を高める効果が期待されます。

さらに、福祉活動も重要な社会貢献活動の一環です。福祉活動は、高齢者や障がい者、子供など社会的弱者を支援し、彼らの生活や心の支えとなることで、社会全体の幸福度を向上させる役割があります。施設の運営や訪問活動、募金活動などを通じて、他者に対する思いやりや支援の輪が広がり、社会の連帯感も高まるでしょう。

また、教育支援活動も社会貢献活動の一環として重要視されています。教育支援活動は、教育の機会平等を促進し、若者や子供たちが健全な成長を遂げることを支援するものです。地域の学習支援や奨学金の提供などが、将来の社会を支える人材育成につながり、社会全体の幸福度を高める効果が期待されます。

以上のように、社会貢献活動は、さまざまな形態を取りながら社会全体の幸福度向上に貢献しています。


現代社会において、自己実現や幸福度向上を求める人々が増えています。自己実現や幸福度向上を求める人々にとって、このような社会貢献は重要な手段となり得るのです。

一つ目は、他者や社会に対して貢献することで、自己の存在意義や価値を感じることができるという点です。自己実現とは、自分自身の能力や可能性を最大限に発揮し、成長や満足を得ることを指します。社会貢献を行うことで、他者に影響を与え、自らの存在が社会に必要とされていることを実感することができます。

さらに、社会貢献を通じて幸福度を向上させることも可能です。社会貢献を行うことで、他者から感謝や喜びの声を受け取ることができます。そのようなフィードバックを受けることで、自己肯定感や幸福感が高まることがあります。社会貢献を通じて他者とのつながりや信頼関係を築くことができるため、幸福度が向上することができます。


これからも、個々人が自らの立場からできる範囲で社会貢献活動に取り組むことが、社会全体の幸福度および個人の幸福度を高めるために不可欠であると言えるでしょう。

自己実現や幸福度向上を追求する人々にとって、社会貢献は重要な手段となりうるのです。

自らが行う貢献が社会や他者にとって意義のあるものであれば、それは自己実現や幸福度向上につながる可能性が高いでしょう。社会貢献を通じて、自己の存在価値や喜びを見いだし、幸福度を高めることができる人々が増えることを願うばかりです。


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氷河期世代おじさんです。非正規底辺職低年収で生活は辛い上に、妻とは離婚になりました。孤独死まっしぐら弱者男性です。 底辺ロスジェネ世代を代表し、社会を良くするため公益のため発信しています。SNSに広がる他責思考や衆愚政治を問題視しています。僕の記事が誰かの役に立ちますように。
「社会のために」が偽善に見える弱者こそ社会貢献すべき理由|氷河期世代おじさん代表
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