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くまクマ熊ベアー 作者:くまなの

クマさん、新しい依頼を受ける


 848/848

824 クマさん、休憩する

 くまゆると約束したとおりに、くまきゅうからくまゆるに乗り換え、進む。


「それにしても魔物の遭遇率が高くなってきたわね」


 あれから、何度か魔物と遭遇した。

 遭遇したと言っても、ウルフやゴブリンなど下級魔物だ。

 わたしからしたら、脅威にならない。

 だからと言って、巨大スネイクのように巨大ウルフが現れるかもしれないから、気を付けないといけない。

 そんなウルフがいたら、見てみたいけど。


「音が聞き取れないって、こんなに不安なのね」


 リディアさんはマーネさんに言われて、魔力を押さえ込んでいる。

 意識しないと、魔力が漏れてしまうとのことだ。


「こんな状況じゃ、魔力は貴重よ。魔物のことはクマたちに任せて、あなたは魔力を抑えなさい」

「うぅ」

「まだ、漏れているわよ」

「うぅ」


 子供に注意される大人って感じだね。


「でも、そんなことが分かるんだね」

「ハーフエルフでも、一応はエルフだから風の流れには敏感よ」


 エルフって風のイメージが強いから、エルフって言葉だけで「そうなんだ」と納得してしまう。


「でも、あなたは、それだけ風魔法に愛されているってことよ」

「わたしが風魔法に……」

「ちゃんと、魔力を扱えるようになれば、あなたの強い武器になるわよ」


 リディアさんは、マーネさんの言葉に真剣な表情になる。


「でも、魔物を探知できる技術は凄いことよ。両方とも上手に扱えるようになるといいわ」


 探知の常時型がいいのか、ときおりがいいのか、その場で変わってくると思うけど、切り替えができれば、魔力の消耗を抑えることができる。


「……マーネさん、ありがとう」

「若者を導くのは年長者としての役目よ」


 マーネさんは目を逸らし、恥ずかしそうに言う。

 わたしの前に座っているから、耳が赤くなっているのが、丸わかりだ。


「兄さんは、こんな不安な中、歩いていたのね」

「いや、リディアを信用していたから、そうでもなかったぞ。お前が、魔物の位置をちゃんと把握し、危険を回避してくれたからな。それに、その風魔法? だけじゃないだろう。いつも周囲に気を配って、魔物が通った跡を、目視でも確認してくれた。それは、お前の実力だろう」

「……兄さん」

「だから、俺はお前を信用していたから、不安なんてなかった」


 ゼクトさんの言葉にリディアさんは嬉しそうにする。

 兄妹が仲が良いってことはいいことだね。

 フィナとシュリも仲がいいし、ノアとシアの姉妹関係もいい。

 たまに仲が悪い兄妹の話も聞くけど、わたしの周囲の姉妹はみんな仲がいい。


 そして、何度か下級魔物と遭遇したけど、巨大魔物とは遭遇することもなく順調に進み、日が暮れてきた。


「あと、どのくらい?」

「もう少ししたらだけど」

「距離的にはそのぐらいだな」


 2人が少し考え、答えてくれる。


「それじゃ、そろそろ暗くなるから、今日はここまでとしましょう」


 マーネさんが空を見上げながら言う。

 日が落ち始めている。無理して進むようなことではない。


「それじゃ、わたしが野宿できる場所を探してくるわ」


 リディアさんがくまきゅうから降り、走り出そうとする。


「待って!」


 走り出そうとしていたリディアさんが振り返る。

 クマハウスを出すか一瞬悩んだけど、マーネさんは知っているし、ここは危険な森だ。もしものことを考えたら、クマハウスの中で一夜を明かしたほうがいい。


「野宿の場所なら、大丈夫だよ」

「…………?」

「この子のアイテム袋には家が入っているのよ」


 マーネさんが、わたしが答える前に言ってしまう。


「「家?」」


 ゼクトさんとリディアさんがハモる。


「うん、まあ。とりあえず、少し開けた場所に移動するよ」


 ここでは木々が邪魔をしてクマハウスを出す場所がない。

 木々を切ってもいいけど、倒れる音が魔物を呼び寄せるかもしれない。

 危険を冒すことはない。

 しばらく移動すると、クマハウスを出せそうな場所があった。


「ここでいいかな」


 わたしはくまゆるから降り、クマボックスからクマハウスを出す。

 そして、ゼクトさんとリディアさんは、初めてクマハウスを見た人たちと同じ反応をする。

 驚き、最後には「クマ?」と呟く。


「これ、家なのか?」

「アイテム袋から、出てくるのも驚いたけど。本当にクマが好きなのね」

「とりあえず、中に入って」


 騒がれて魔物が近寄ってきても困るので、わたしはみんなを連れて家の中に入る。

 ちなみにくまゆるとくまきゅうは大きいままだ。

 説明が面倒なので、このままでいいと思う。


「本当に家だわ」

「しかも、俺たちの家よりも、いい」


 ゼクトさんとリディアさんはキョロキョロと家の中を見る。

 家の中をジロジロと見られると恥ずかしいから、そんなに見ないでほしい。


「この中なら、ウルフぐらいの魔物だったら大丈夫だから、安心だよ。もし、魔物が襲ってきても、くまゆるとくまきゅうが教えてくれるから、ゆっくり休んで」

「「くぅ~ん」」


 くまゆるとくまきゅうが任せてって感じに鳴き、2人はくまゆるとくまきゅうを見る。


「ユナちゃんが、凄いことは分かっていたけど、規格外過ぎるんだけど」

「それには、わたしも同意ね。こんな子を知っていたんなら、エレローラも早く紹介してほしかったわ」


 リディアさんの言葉にマーネさんが同意する。


「交代で見張りしながら野宿をしていたわたしたちって……」

「俺たちの、この10日間はなんだったんだ……」


 そんなことを言われても知らないよ。


「でも、安心して寝られるのは助かるわ」

「ちゃんと寝られていなかったからな」


 危険な外で寝るなら、深い眠りに就くのは難しい。

 いつ、魔物に襲われるか分からない。

 魔物にも夜行性とかあると思うけど、基本、夜はクマハウスで寝ているので、夜の魔物の行動については詳しくはない。


「わたしは夕食の準備をするから、3人は休んでいて」

「それじゃ、わたしは薬草の処理をしたいから、解体場を借りるわね」


 マーネさんが解体場に向かう。

 ゼクトさんとリディアさんは、どうしたらいいのか悩んでいる。


「2人も来なさい。採取した薬草の処理の仕方を教えてあげるわ。持ち帰るにしても品質を保たないといけないでしょう。一応、あなたたちにできる範囲でしていたみたいだけど。あと、ついでにリディアには日焼け止めの薬の作り方も教えてあげる」


 リディアさんが確認するような目でわたしを見る。


「こっちは、一人で大丈夫だから、マーネさんを手伝ってあげて」


 わたしの言葉に2人はマーネさんと一緒に解体場に移動する。

 3人が解体場に向かうのを確認すると、夕食の準備を始める。

 パンでいいよね。

 モリンさん、カリンさんの焼くパンは美味しい。

 卵とソーセージを焼き、野菜を添える。それからアンズが作ってくれたスープを用意し、飲み物は牛乳と果汁を用意する。

 はい、簡単料理の完成。

 わたしは、解体場に呼びにいく。


「3人とも、食事ができたよ」


 解体場に入ると、採取した薬草の処理を行なっていた。


「まだ、終わらない?」

「ユナ? もう、そんなに時間が経っていたのね。残りは食事の後にしましょう」

「いいの?」

「せっかくユナが作ってくれたんだから、温かいうちに食べましょう」


 3人は食事が並んでいる部屋に戻ってくる。


「美味しそう」

「嘘だろう。こんな森の中で卵まであるぞ」

「この子に常識を問うのはやめた方がいいわよ。疲れるだけだから」


 なにか、マーネさんが酷いことを言っている。


「ちゃんと、手を洗ってね」

「ああ」

「うん」


 3人はちゃんと手洗いをしてから席に着く。


「ユナちゃん、本当に食べていいの?」

「おかわりなら、たくさんあるから食べていいよ」


 2人は顔を見合わせると食べ始める。


「うまい」

「こんな森で、こんな美味しいものが食べられるなんて」

「大袈裟だよ」

「何言っているの。この森に入ってから、干し肉とか、固いパンしか食べていなかったのよ。それが、こんなに美味しいパンにソーセージ。それに、新鮮なサラダに、この果汁も美味しいわ」

「酒が欲しくなる」

「悪いけど、お酒はないよ」


 わたしは未成年だし、飲まない。

 だから、お酒を振る舞うって考えがない。

 ああ、ちなみに、料理酒はあるよ。出すつもりはないけど。


「ああ、お腹がいっぱいだ」

「苦しいわ」


 2人はいい食べっぷりだった。

 パンを補充し、卵とソーセージも追加して焼いた。

 スープも何杯もおかわりしていた。


「ユナちゃん、ありがとうね。こんなに美味しい食事は久しぶりだったよ」

「それならよかったよ」

「でも、たくさん食べちゃったけど、食材って大丈夫?」

「大丈夫だよ」


 モリンさんの焼いてくれたパンは大量にあるし、食材もたくさんある。

 いざとなったら、ウルフの肉は大量にあるし、和の国で米を大量に購入済みだ。

 お米なんて、俵でたくさん購入したから、一生分あるかもしれない。

 わたしが食器の片付けを始めると、マーネさんは薬草の処理の続きをするため、リディアさんたちを連れて解体場に向かう。

 食器の片付けも終わり、くまゆるとくまきゅうとまったりしていると、マーネさんたちが戻ってくる。


「終わった?」

「ええ、終わったわよ」

「それじゃ、お風呂に入って寝ようか」

「「お風呂?」」

「ゼクトさんは、後で一人で入ってね」

「ちょっと待って、お風呂? お風呂があるの?」

「リディア、ユナに関しては常識を捨てた方がいいわよ」


 マーネさんが忠告みたいなことを言う。

 この世界の常識からしたら、わたしの行動が非常識なのは分かるけど、なにか酷い。




申し訳ありません。今後の投稿は4日ごとにさせていただきます。

水曜日投稿だと、3日しかなく、ストーリーを考えて、原稿用紙10枚分書いて、誤字脱字確認するのが、ギリギリで大変なため、投稿は4日ごとにさせていただきます。

複数作品を書いている人は、本当に凄いと思う。


※文庫版11巻が予約受付中です。発売日は10/4です。抽選のアクリルスタンドも引き続き行う予定となっていますので、よろしくお願いします。


※投稿日は4日ごとにさせていただきます。

休みをいただく場合はあとがきに、急遽、投稿ができない場合は活動報告やX(旧Twitter)で連絡させていただきます。


【書籍発売予定】

書籍20.5巻 2024年5月2日発売しました。(次巻、21巻予定、作業中)

コミカライズ12巻 2024年8月3日に発売しました。(次巻、13巻発売日未定)

コミカライズ外伝 2巻 2024年3月5日発売しました。

文庫版10巻 2024年5月2日発売しました。(表紙のユナとサーニャのBIGアクリルスタンドプレゼントキャンペーン応募締め切り2024年8月20日、抽選で20名様にプレゼント)(次巻、11巻10月4日発売予定)


※誤字を報告をしてくださっている皆様、いつも、ありがとうございます。

 一部の漢字の修正については、書籍に合わせさせていただいていますので、修正していないところがありますが、ご了承ください。

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