法政大学
生命科学部
応用植物科学科
更新日:2024/05/24
教授
オチ エイスケ
越智 英輔

その他の所属

  1. 法政大学大学院 スポーツ健康学研究科准教授
  2. 法政大学スポーツ研究センター副センター長

学歴

  1. 東京大学2007/03総合文化研究科広域科学専攻博士後期修了

学位

  1. 博士(学術)東京大学2007/03/22

研究分野

  1. ライフサイエンススポーツ科学スポーツ科学
  2. ライフサイエンス栄養学、健康科学応用健康科学

研究キーワード

  1. 筋肥大
  2. 筋損傷
  3. 血管内皮機能

受託・共同・寄付研究実績

  1. エイコサペンタエン酸高含有魚油摂取による筋持久力と血管内皮機能への効果に関するランダム化二重盲検プラセボ対照並行群間比較試験2018-2019共同研究国内共同研究
  2. エイコサペンタエン酸高含有魚油摂取による伸張性収縮に伴う筋硬度への影響に関するランダム化二重盲検プラセボ対照並行群間比較試験2017-2018共同研究国内共同研究
  3. エイコサペンタエン酸(EPA)投与によるラット筋損傷抑制に関する研究2016-2018共同研究国内共同研究
  4. 筋疲労に対するエイコサペンタエン酸高含有魚油摂取の効果に関するランダム化二重盲検プラセボ対照並行群間比較試験2016-2017共同研究国内共同研究
  5. エイコサペンタエン酸高含有魚油の摂取が伸張性収縮による筋損傷および遅発性筋痛に与える影響に関するランダム化二重盲検プラセボ対照並行群間比較試験2015-2016共同研究国内共同研究

共同研究・競争的資金等の研究課題

  1. 国立研究開発法人国立がん研究センター心理学的アプローチを生かした運動介入が乳がんサバイバーのがん再発不安に与える影響基盤研究(C)2020/04/01-2023/03/01
  2. 弾性タンパク質コネクチン(タイチン)が伸張性収縮前後の筋・関節機能に及ぼす影響基盤研究C2018/04/01-2021/03/31競争的資金
  3. 高負荷・低反復回数の筋運動が血管内皮機能に及ぼす影響明治安田厚生事業団 若手研究者のための健康科学研究助成2018/04/01-2019/03/31その他
  4. レジスタンス運動により低下した血管内皮機能を回復させる新規の運動プログラムの開発ヤマハ発動機スポーツ振興財団 YMFSスポーツチャレンジ助成2018/04/01-2019/03/31その他
  5. 伸張性収縮後の筋肉痛・筋力低下の神経科学的研究基盤研究B2017/04/01-2020/03/31競争的資金

書籍等出版物

  1. Extreme and Rare Sports:Performance Demands, Drivers, Functional Foods, and NutritionOchi E and Tsuchiya YChapter 18 Skeletal Muscle Damage and Recovery from Eccentric ContractionsTaylor and Francis2019/06
  2. Nutrition and Enhanced Sports PerformanceOchi EChapter 62 Eicosapentaenoic Acid and Docosahexanoic Acid in Exercise Performance715-728Elsevier2018/109780128139226
  3. 運動と疲労の科学鴻崎香里奈, 越智英輔, 中里浩一.第6章 運動誘発性の筋機能低下の特徴70-79大修館書店2018/07/209784469268478

論文

  1. Exercise Oncology2023/10越智 英輔, 高野 利実腫瘍内科 = Clinical oncology / 腫瘍内科編集委員会 編32/ 4, 423-42718816568URL東京 : 科学評論社
  2. ACTN3遺伝R577X多型と伸張性運動後の血清クレアチンキナーゼ活性との関連性の検討(生)2023出口 実, 本間 洋樹, 齋藤 未花, 上妻 歩夢, 鴻崎 香里奈, 越智 英輔, 岡本 孝信, 中里 浩一, 菊池 直樹日本体育・スポーツ・健康学会予稿集73/ 0, 184-2436-7257URL一般社団法人 日本体育・スポーツ・健康学会<p>[背景] ACTN3遺伝子R577X多型におけるXX型は、α-アクチニン3を生成できないことから、運動時の筋細胞の構造的強度に関与し、筋損傷時の血清クレアチンキナーゼ(以下, CK)活性にも影響を与える可能性がある。しかしながら、いずれの研究も対象者が少なく、一致した見解は得られていない。[目的] 95名の若年男女を対象としてACTN3遺伝子R577X多型と伸張性運動後のCK活性の変化との関連性ついて検討する。[方法] 健常な成人男女95名(男性50名、女性45名、22.2±2.3歳)を対象とし、肘関節屈筋群における最大伸張性運動を6回5セット負荷した。CK活性を運動の直前、直後、1、2、3および5日後に評価した。運動直前に対する運動直後のMVCを共変量とする二元配置共分散分析(ANCOVA)により、血清CK活性の経時変化をRR型とRX型(以下, R allele)およびXX型で比較した。[結果] 伸張性運動後のCK活性の経時変化において、遺伝子多型で有意な交互作用が確認された(p = 0.029)。XX型はR alleleと比較して3日後および5日後のCK活性が有意に高かった(3日後: 5333 ± 10128 U/L vs. 2726 ± 5260 U/L, 5日後: 6342 ± 8448 U/L vs. 4271 ± 6014 U/L)。男性では、遺伝子多型で有意な交互作用が確認され(p = 0.022)、XX型はR alleleと比較して5日後のCK活性が有意に高かった(8821 ± 9702 U/L vs. 3930 ± 5843 U/L)。しかしながら、女性においては遺伝子多型で有意な交互作用は認められなかった。[結論] ACTN3遺伝子R577X多型は伸張性運動後のCK活性との関連することが示唆された。さらに、男性でその傾向はより顕著であった。</p>
  3. Low dose of β-Hydroxy-β-Methylbutyrate (HMB) alleviates muscle strength loss and limited joint flexibility following eccentric contractions2021/04Tsuchiya Y, Ueda H, Sugita N, Ochi E.Journal of the American College of Nutrition40/ 3, 211-218研究論文(学術雑誌)共著10.1080/07315724.2020.1752330
  4. 4-week eicosapentaenoic acid-rich fish oil supplementation partially protects muscular damage following eccentric contractions.2021/03Tsuchiya Y, Ueda H, Yanagimoto K, Kato A, Ochi E.Journal of the International Society of Sports Nutrition18/ 1, 18-研究論文(学術雑誌)共著10.1186/s12970-021-00411-x
  5. Aging of the immune system and impaired muscle regeneration: A failure of immunomodulation of adult myogenesis.2021/03Tidball JG, Flores I, Welc SS, Wehling-Henricks M, Ochi E.Experimental Gerontology145, 111200-研究論文(学術雑誌)共著10.1016/j.exger.2020.111200

講演・口頭発表等

  1. Oncology care providers’ attitudes, practices, barriers and facilitators of physical activity promotion in breast cancer survivors: A nation-wide cross sectional web-based survey42nd Annual San Antonio Breast Cancer Symposium (SABCS)2019/12ポスター発表
  2. Effect of home-based high-intensity interval training and behavioral modification using information and communication technology on cardiorespiratory fitness and exercise habits among sedentary breast cancer survivors42nd Annual San Antonio Breast Cancer Symposium (SABCS)2019/12ポスター発表
  3. 持久性アスリートは長時間の座位後に血管内皮機能が低下しない第74回日本体力医学会2019/09口頭発表(一般)
  4. Fast velocity eccentric cycling causes greater muscle damage than slow velosity eccentric cycling2019 NSCA National Conference2019/07ポスター発表
  5. Fish oil supplementation attenuates muslce stiffness after eccentric contractions of human elbow flexors2019 NSCA National Conference2019/07ポスター発表

- 以上 -