小学時代以来の悲劇再び
それは…小学2年生のあの時以来の悲劇だった…
まさか高校にもなって再びあの悲劇を目にしてしまうなんて…
夜飯は冷しゃぶ的なものだった。昨日は母との2人で食べたが今日は
父が早くに帰って来てたので3人で一緒に食べた。
話す事は全然無いのだが、までも一緒に過ごせてる時間は幸せだ。
そして夜飯を食べ終わり冷蔵庫から飲み物でも出そうかと見ると、何やら
オレンジの液が零れていた。ん?と思いよく見るとラー油的なにんにくの
おかずの液がどういう訳か中から零れてしまっていた。
「ちょ、母さんこれ零れてるで?!」と言うと母は「え~?」と困り
「父さん食べてんだからしっかり蓋閉めてよ。」と言うと父は
「最近わし食ってないって」と答える。しかし少し耳も聞こえづらく
はっきり聞こえなかったのか母はさっきと同じ事をもう一度言った。
その時…もう2度と人生で見たくなかった光景が見えてしまった…
2度も言われキレたのか父親が大激怒し、物は投げるわ母が座ってる席を
後ろから蹴り追い打ちまで駆けて行く…
「違う言うとろーが!!!!」家の中に響き渡る怒声 父の久々の大激怒に
恐れ怯える母…実は似た事が俺が小学2年の時にもあった
あの時は、俺が父に扇風機を付けてと頼まれ弱で付けたのだが母は俺が
付けたと思い扇風機を消す。しかしそこから詳しく内容は覚えてないけど
父が激怒し母が用意して机に置いていた白飯や味噌汁・ビール…最終的にはテレビのリモコンまでを投げていた。それを小学2年と言う小さい時に
目の前で見せられた俺は当時恐怖でしかなく2度と見たくないと思っていた
しかし再び起きてしまった…ただ今回ある事に父へ自分はキレた
1番関係が無い俺までを巻き込んで「あんたがやってないんならじゃあそうなんじゃろうね。犯人は俺か〇〇(俺の本名)や。」と言われた。
聞いた瞬間「…は…?? なんで1番関係無い俺がアンタと同じ犯人扱いされないけんのん? ふざけんなや…」と口には出さず内心で思っていた。
そして少し片付けてた母に対し父は「何で片付けよん? あんた違うんやろ?やらんでええやん、後でやるけ置いとけや」と言い放った。
ま、そんな事を言っても酒を持って行ってた父がやるわけが無いと分かって
いたので俺は母に「後はこっちに任せ。どうせあの人やらんし。先寝とき」
と言って母を先に寝させた。案の定、予想通りで父は何一つ片付けを行わなかった。と言うか平然と携帯片手に酒を飲んでいる…ほら言った通り。
片付けが終わっても父は何一つ話さない。
「感謝の一言も言えんのんか…いや酒飲みながらスマホしか見てないから
見てないか。ほんっと口だけだなアンタ…呆れるわ…」と父には聞こえない
溜め息をつきながら自室へ戻った。
念の為、少し心配だったから母の様子を見に行った。母は涙ぬぐいながら
「困らせて申し訳ない」と言って来た。謝る必要なんてないのに…
と思いつつ「謝らんでええよ…今だけは忘れてしっかり寝んさい…」とだけ
言い残し母は寝た。
母には「反抗しなくて良いから大人しくおりんさい」と忠告を受けた。
なんとか反抗しないようにはしてるが内心はイライラだらけだ…
勝手に犯人巻き添えを食らい、父の激怒に怯えてる母を「何被害者づらしとんや」と言って片付けると偉そうに言っておいて何一つ片付けもしなかった出来るなら1発父に言ってやりたい…が母に迷惑をかけるから止めておく…
本当に…場と言葉を考えろよな…うちの父親…
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