奈良市9月議会開会 子育て支援など補正予算案提出
奈良市の9月定例市議会が6日に開会し、高の原駅の近くに新たにキッズスペースを設ける費用を含む補正予算案などが提出されました。
開会した奈良市議会には、一般会計の総額で23億6000万円余りとなる補正予算案など22の議案が提案されました。
今回の補正予算案では、子育て世代を支援するため、高の原駅の近くに新たにキッズスペースや母親の就労支援窓口などを設けるための費用1億5000万円余りや、大規模災害に備えて「ロート奈良鴻ノ池パーク」の体育館などのトイレの改修工事をおこなったり、防災井戸を設置したりするための費用およそ5000万円などが盛り込まれています。
仲川市長はこれについて議会の中で、「能登半島地震や先日の南海トラフ地震臨時情報などを踏まえて、改めて市の各施設の防災機能の強化に取り組むとともに、市の活性化にも取り組んでいきたい」と話していました。
奈良市の9月定例市議会は今月(9月)30日まで開かれます。