MEMBER

  • JR東日本ホテルメッツ秋葉原
    フロント

    松本 拓也Takuya Matsumoto

    2016年入社

  • ホテルメトロポリタン
    宴会部宴会サービス

    赤尾 紗央里Saori Akao

    2015年入社

  • ホテルメトロポリタンエドモント
    宿泊料飲部フロントオフィス課

    桑原 和希Kazuki Kuwabara

    2016年入社

  • ホテルメトロポリタン丸の内 宿泊
    セールス&リザベーション

    野原 春美Harumi Nohara

    2017年入社

日本ホテル全体に広がる、
若手活躍の風土を肌で感じる。

皆さんの仕事内容を教えてください。

桑原
私は、ホテルメトロポリタンエドモントのフロントを担当しています。当ホテルのフロントは中堅やベテラン社員が多く、私が配属された当時は、入社2~3年目の社員は私1人でした。ところが最近は若手が増え、今では私も中堅のような立ち位置に。これまで4~5年以上の人が担当していた夜間の金銭管理をするキャッシャー業務を任されたり、今春から動き出した業務改善に参加させていただいたりと、いろいろな経験ができています。
赤尾
確かに、ホテルメトロポリタンの宴会部も新人が多く入ってきています。ただ、宴会はどうしても経験を必要とされるので、若手がすぐに活躍して大きな宴会を任されるということはないんです。とはいえ、これまでベテラン社員が担当していた新人研修などを任せていただいています。これまでの経験を踏まえ、自分なりの案と考えを上司に伝えると、「じゃあ、任せるよ」と言われることが増えてきましたね。
野原
ホテルメトロポリタン丸の内も同じです。私は、旅行会社や電話、ネットを通した予約を、当社の予約システムに落とし込んでいく仕事をしていますが、30代の方が多い職場でした。しかし今は、新入社員の新人研修で毎月新しい人が来ています。私はこれまで後輩がいなかったので、新人教育担当に立候補して、教えています。
松本
私は2019年10月に開業したJR東日本ホテルメッツ秋葉原でフロント及び客室対応全般を担当していますが、同年8月、「開業準備室」に配属されたときに集まったスタッフのほとんどが若手でした。支配人、副支配人を除けば長い人で4~5年目がいる程度。今では、4年目の私が2番手のポジションです。会社全体として、かなり若手が活躍しているなと感じています。

自分たちが働きやすい職場づくりが、
よい循環をつくりだす。

若手だからこそできること、またはしてきたことなどはありますか?

桑原
夜間のキャッシャー業務にマニュアルがなかったので作りました。口頭で聞いた手順や注意点をまとめ、次に新しい人が担当するときに渡し、その人がわからなかった点などをさらに付け足していく。これを3人分くらいまとめてみたら、ある程度の業務が網羅できる内容になっていました。このマニュアルのおかげでキャッシャー業務を行える人が増え、私は新たにワンステップ上の業務がチャレンジできるようになるなど、よい循環が生まれました。
赤尾
私が最近感じているのは、若手の意見を取り入れる場面が増えたことでしょうか。当ホテルで初めてスイーツブッフェを開催したときは、初回ということもありベテラン社員が担当しました。しかし、数回ほどですぐに5~6年目のスタッフがキャプテンを務めるようになり、さらに若手の宴会スタッフがセールス担当者とブッフェをどうやって盛り上げていくのかを打ち合わせたりしていて、新しい取り組みが進んでいると感じています。
野原
私も新人教育は、自分から言い出しましたね。「若手の意見」という観点では、業務フローを見直すことになったときに、私の提案が採用されたことがあり、それは嬉しかったですね。入力する予約情報の優先順位を届いた順ではなく、予約日の近い順にするというもので、このフロー自体は別のホテルでの取り組みで、私自身のアイデアではないのですが。ホテルメトロポリタン丸の内でも、若手にいろいろな経験をさせる方針をとっているので、これからさらに各部署で若手が活躍できるのではと期待しています。
松本
自分のやる気次第で、新しい業務を経験させてくれる環境がありますね。開業しばらくは夜間の責任者であるインチャージを副支配人がしていたのですが、そろそろ別の人にも任せようとなり、やってみたいと手を挙げたところ任せてもらえることになりました。すでに取り組んでいて、もうすぐ独り立ちです。

指示を受ける側から出す側へ。
日頃の取り組みが、成長の鍵。

入社数年が経ち、ご自身の成長を感じた点はどんなところでしょうか。

松本
2年目以降になると、言われたことをやるだけではなく、自分で考えて判断し動くことが求められますよね。一方で、まだそれほど経験値があるわけではないので、自分の仕事ぶりに自信が持てませんでした。でも、新規開業に関わり、後輩もいる中で、そもそも自分の仕事には自信を持たなくてはダメだと思ったのです。そこで自信を持つために開業準備の傍ら勉強もしました。そして開業直前、社内向けの検査試泊をしたときに、以前の職場の上司が来てくれた際に「頼もしくなったね」と声をかけられた時に、少しは成長できたかなと感じましたね。
赤尾
わかります。指示を出して、人を動かすのって難しいですよね。でもその分やりがいもあります。私はつい最近、婚礼のキャプテンを任されるようになりました。婚礼は、一般の宴席よりも配慮することが多いので、キャプテン業務のステップアップの目安ともいえます。また、これまで先輩が手掛けてきた、毎年恒例の企業様の宴席を引き継ぐ時などは、信頼してもらえたと成長を感じますね。
野原
電話予約の際に、イレギュラーなリクエストや質問がよくあります。そういった内容は受けた人しかわからないため、私はできるだけ周りの人がお客さまからどんな依頼を受けているのか聞くようにしています。たまたま先輩が受けたご指摘で、「朝日がまぶしい」というものがありました。先輩が多方面に相談をした結果、カーテンを交換できることが分かったのですが、先日、ちょうど同じようなご指摘があったのです。これまでの自分なら保留にして先輩に質問していたと思うのですが、この時はそのままリクエストを受け付け、適切な対応をとることができました。普段の小さな取り組みが生かせた瞬間でしたね。
桑原
成長とはちょっと違うかもしれませんが…。定期的にスタッフ全員が救命講習を受ける機会があるのですが、その後実際にAEDを使う場面に遭遇しました。倒れたお客さまを見たときには、意外なほど冷静になって対応ができました。幸いなことに大事に至らず、講習を受けていて良かったと思いました。
一同
すごい!
松本
社内ニュースで見たときは驚いたよ。

日本ホテルだからできる
新たな取り組みにチャレンジしたい。

今後の目標を教えてください。

赤尾
私は最近、婚礼のキャプテンデビューを果たしました。まだまだ経験が浅いので、毎度反省の繰り返しですが、同時に先輩方のすごさを感じる毎日です。まずは、一人前のキャプテンとして、周りから認めてもらえるよう日々の業務に取り組んでいきたいです。
松本
私は開業したばかりなので、しばらくは秋葉原で基盤を固めていきたいかな。その中でまずは主任を目指していきたいですね。それと、秋葉原で導入している自動チェックイン機が今後既存ホテルでも展開されていくと思うので、その使い方などをレクチャーしてみたいです。
桑原
私は新規開業に関わりたいですね。今は、歴史あるホテルだけに、顧客層がある程度決まってきています。新しいホテルなら、どのようなお客さまが来てリピーターになるのかは未知の世界。予測不能なことにチャレンジしたいです。そして、いずれは新規ホテルの開発や街づくりといったJR東日本グループだからできる規模の大きな開発に関わってみたいです。
野原
私も新規開業ホテルには携わってみたいです。松本さんのように開業準備室から入って、イチから準備をしたいですし、桑原さんのようにどんなホテルをつくるか、どんなテナントを入れるかなどの開発のほうにも興味があります。どちらにしても、スケールの大きなプロジェクトに関われるのは日本ホテルならではの可能性であり、強みですよね。
赤尾
そうですね。それに加えて、日本ホテルは若手の活躍が期待されていますから、新しいことにもどんどんチャレンジしていけますよね。