SEO未経験から内部体制を構築!セッション数を目標の241%達成できた理由
株式会社エリメントHRC様について
求職者の意向と性質にフォーカスを当て、ミスマッチの少ない人材紹介事業を行っています。2023年からは医療従事者向けのキャリアコーチングサービスもスタート。所属コーチ全員が医療資格を保有しており、共感度の高さや意思疎通のしやすさにおいて、評価を集めています。

(引用: https://element-hrc.com/)

今回の取材にご対応いただいた担当者様
渡辺様(株式会社エリメントHRC/マーケティング&リサーチ本部所属・サブマネージャー)
高橋様(株式会社エリメントHRC/採用コンサルティング事業部)
株式会社エリメントHRC様には、同社が提供する転職サイト「医療転職.com」の運用において、2022年からSEARCH WRITEを導入していただいています。
SEARCH WRITE導入以前より、制作会社を活用しながらSEO施策に積極的に取り組んでいた株式会社エリメントHRC様ですが、2022年8月より、SEARCH WRITE導入と合わせ、サイトの全面リニューアルを実行。リニューアル後の施策は、制作会社主体から内部での運用体制を構築し、1年半の運用でセッション数は目標の241%を達成しました。また新規会員登録の割合も、当初はSNS広告からの流入が主だっていましたが、SEO経由の方を着々と増やすなど、良い変化が今も続いています。
担当の渡辺様は、「SEOを正しく行えば、サイトはまだまだ伸びる」といった実感を抱きながらの運用スタートだったと話しますが、そこから成果を出すために、どのような取り組みをおこなったのでしょう。渡辺様と高橋様にお話をうかがいました。

1年SEO施策を実行するも成果が出ず
―SEARCH WRITE導入以前は、どういった体制で運用を行っていたかお教えください。
高橋様:当時はまだ渡辺が入社しておらず、私ともう1名のメンバーが中心となり、外部の会社にコンテンツ制作を依頼し運用を進めていました。
渡辺様:SEARCH WRITE導入前は、そもそも「医療転職.com」とは別のサイトを運用していました。そのサイトでは、月4〜5本のコンテンツ更新を1年間行い、次に内部SEO施策を1年弱行っていましたが、思ったような成果が出せていませんでした。私は、内部施策の後半頃にジョインしたのですが、サイトのリニューアルや、SEOで結果が出ていない状況の改善を行っていくことが1つのテーマでした。
―どのような経緯で今のサイトにリニューアルすることになったのでしょうか。
渡辺様:旧サイトは医療従事者だけが登録できるもので、このターゲットの絞り方だと、登録後の弊社サービスとのマッチ度が高くないというジレンマがありました。サイトのリニューアル後の「医療転職.com」では、医療従事者だけでなく、営業職など転職希望者であれば誰でも登録できるサイトに変えました。同時に旧サイトは閉鎖し、「医療転職.com」の運用1本に絞ることにいたしました。

9割SNS広告から流入!広告依存を脱するためSEO施策を実行
―お客様の流入経路はどういったものだったのでしょうか?また、当時のSEOに対する社内での知識量はいかがでしたか?
渡辺様:9割がSNS広告(InstagramとFacebook)からの流入でした。1割はサイト上に求人情報が掲載されていたので、そこから会員登録に繋がるといった状況でした。
高橋様:弊社のSEOに対する知識量は、渡辺がくるまでほぼゼロだったと思います。当時は私が担当し、外部の制作会社と運用を行っていましたが、打ち合わせ中に出てきた単語の意味を調べ、理解を深めているような状況でした。
渡辺様:私としては、自社の状況を見た時、SEOをきちんとやっていけば上手くいくイメージがありました。ただ、私も高橋も別の業務を兼任しながらの取り組みでしたので、リソース不足という課題感の払拭も同時に必要でした。
ツール導入と同時に、内部制作体制の確立へ
―そこから、SEARCH WRITEの導入を検討されたきっかけをお教えください。
渡辺様:当初は9割がSNS広告からの流入とお話しましたが、SEO施策をやることで、広告に依存する状況を脱したいという思いがありました。また、SEO施策であれば、SNSとは異なる層の会員登録を増やすこともできるのではと考えていました。
ツールの導入を検討した理由は、「医療転職.com」では、社内で企画や管理を行い、外部ライターさんへの記事発注に運用体制を変えようと思ったからです。無料ツールの存在も知っていましたが、自分たちの知識やリソースでは、ツールの支援なしで定期運用を行うのは難しいと判断し、検討を開始しました。
―このタイミングで、外部の制作会社やコンサルタントに依頼をする選択肢もあったと思いますが、なぜ社内での制作体制の構築を選択されたのでしょうか。
渡辺様:旧サイトで制作会社に依頼し、成果が出なかったのが1番の理由です。また、制作会社に依頼すると予算もかかるため、いきなり社内の決済も取れないと思っていました。これら理由から、まずは社内でディレクションを行い、制作を外部ライターさんにという低予算の体制に落ち着きました。
SEARCH WRITEの価格とインターフェイスの良さが導入の決め手となる
―ツールの比較検討時は、何社ほどと比較検討されたのでしょうか。また、検討したポイントや、決め手となった部分についてお教えください。
渡辺様:もともと明確に「この機能がほしい」といったものはなかったので、良さそうな会社に問い合わせを行いました。最終的には5社ほどと面談したと記憶しています。
検討において重視した点は「価格」と「インターフェイス」です。価格については、先程申し上げた通り、高額だと社内決済が下りない可能性があったためです。インターフェイスについては、高橋などSEO知識がないメンバーも運用に携わるため、見やすくて使いやすい点は確認しました。
あと、これは後から感じたことですが、SEARCH WRITEは営業担当さんの対応が1番良かったのも、決め手になっています。丁寧さや説明のわかりやすさ、トライアル時もこちらの希望に合わせて調整してくださり、とても感謝しています。
リソース不足もツール活用で払拭し、セッション数を目標241%達成へ
―SEARCH WRITE導入後、施策量についてどのような変化があったでしょうか?
渡辺様:導入後の施策量は、目に見えて増えたと思います。もともと制作会社へ2ヶ月に1️回の発注で、納品本数は毎月10〜20本とバラつきがある状態でした。SEARCH WRITE導入後は、自社内で運用を担いながら、新規コンテンツの執筆を10本と、旧サイトにあった記事10本をリライトし、毎月20本をコンスタントに公開することが叶っています。安定的に一定の施策量を実行できるようになったのは、成果としても非常に大きいです。
―実行面においては、課題感は何かあったのでしょうか?
渡辺様:課題としては、私が入社する以前から、社内のリソース不足がありました。私はコンテンツマーケティングの経験がありますが、自社のサイトを見たとき、良質な記事を安定的に公開できれば、まだまだサイトは伸びるという確信がありました。しかし、私も高橋も別の業務がある中での取り組みでしたので、リソース不足は常について回りました。

―リソース不足という課題に対して、どのような取り組みをされたのでしょうか。
渡辺様:SEARCH WRITEを使用し業務効率を上げることと、ある程度の成果が出てきたタイミングで、サポートメンバーを1名つけてもらいました。
業務については、「タスクリスト」を使用し、効率的かつヌケモレのない管理を行いました。成果の確認は、「GA・GSCデータサマリー」を見ることで、1つのツールでデータ確認が完結するので、あれもこれも見に行く必要がなく、とても助かります。
サポートメンバーについては、担当者も兼任で、しかも人が入れ替わることがありましたが、常に1名サポートメンバーがいる状態は、成果にも大きく貢献してくれています。

(SEARCH WRITE タスクリスト機能 ※デモサイトのデータを使用)

(SEARCH WRITE GA・GSCデータサマリー機能 ※デモサイトのデータを使用)
他業務兼任の中での運用は、効率的なツール活用が必須!
―社内の体制として、渡辺様と高橋様、サポートメンバーの業務の棲み分けは、どのようにされているのでしょうか。
渡辺様:タスクの振り分けですが、当初からライターさんの窓口は私がやろうと思っていました。ですので、それ以外の重要度の高いキーワード選定やコンテンツ立案業務は高橋にお願いし、コピペチェックなど簡易的な作業は、サポートメンバーにお願いするといった形でやっております。
―体制構築や定期運用を確立していく際に、難しさを覚えたシーンはありましたか?
渡辺様:SEARCH WRITEを導入してすぐの頃は、高橋も他業務がある中で関わってもらっていたので、キャッチアップが大変だったように思います。私と高橋が慣れてきたあたりで、ちょうどSEO施策の成果も出始めてきました。サポートメンバーも簡単な作業からお願いしていましたが、やはり情報のキャッチアップは大変だったように思います。
高橋様:最初の頃は、他業務を進めながら「月◯本をやらないと」といった締め切りに追われるプレッシャーがあり、月末までに本当に終わるのかと不安もありました。渡辺とは記事数が増える前に、適時振り返りって改善を重ねていたので、慣れていく中でこうしたミスはなくなり、今はやりたいことがしっかりと出来ているように思います。

(SEARCH WRITE タスクリスト機能 ※デモサイトのデータを使用)
「成果チェック」機能は、今までと違った見方が叶う魅力的な機能
―施策量担保のために、SEARCH WRITEでよく使用している機能があれば、お教えください。
高橋様:私はキーワードの選定やコンテンツの企画などが中心のため、先程出た「タスクリスト」はよく使用します。他にも「コンテンツ立案」はライターさんへの発注に使用しますし、「関連ワードから見つける」も、職種キーワードから関連ワードを選定する際に使用しています。

(SEARCH WRITE コンテンツ立案機能 ※デモサイトのデータを使用)

(SEARCH WRITE 関連ワードから見つける機能 ※デモサイトのデータを使用)
渡辺様:私は、成果のチェックが中心になるので、「GA・GSCデータサマリー」を毎日チェックし、変化を追いかけています。あとは順位の集計やタイトルのリライトの際は、「自社キーワード分析」を使用します。

(SEARCH WRITE 自社キーワード分析機能 ※デモサイトのデータを使用)
高橋様:リライトを行う際は、「自動提案改善リスト」から、リライトキーワードを決めることもあります。こうして振り返ると、まんべんなく機能を使っているかもしれません。

(SEARCH WRITE 自動提案改善リスト機能 ※デモサイトのデータを使用)
―最近使用するようになった機能や、便利さに後から気づいた機能があれば、お教えください。
渡辺様:「成果チェック」機能は、これまでとは違った見方ができるので、最近はよく使うようにしています。1画面の中で全ての情報が見られる点も、非常にありがたいです。また、順位変動やタイトル変更といった条件で並び替えができる点も、使いやすさにつながっています。

(SEARCH WRITE 成果チェック機能 ※デモサイトのデータを使用)
SEARCH WRITEの効率的な使用により、業務効率もアップ!
―SEARCH WRITEの導入により、作業時間や稼働時間など、業務効率の面ではどのような変化があったのでしょうか。
渡辺様:私の視点からは、GAを見なくて良い点は業務効率化につながっています。日々の成果は、毎日「GA・GSCデータサマリー」機能から追いかけることができ、ツールを色々開かなくていいのは助かりますね。
高橋様:私は、コンテンツ立案時にAIがサポートしてくれる機能がありますが、これが業務効率に繋がっています。今まではキーワードだけを決めていましたが、ユーザーニーズを文字化してライターに伝えるべきところを、AIが助けてくれるので重宝しています。あとは発注前のキーワード選定や、発注時のサイトや見出しの選択がSEARCH WRITEで出来ますので、作業時間の短縮につながっています。

(SEARCH WRITE コンテンツ立案 AIリライト提案機能 ※デモサイトのデータを使用)
―こうした良い循環と成果が出る中で、チームの空気感などの変化はいかがだったでしょうか。
渡辺様:会社として、SEOで成果が出ているという認識をしてもらえたのは嬉しい点です。その中で、さらにSEO施策に取り組みやすい環境が整いつつあります。また現在サイトリニューアルから1年半が経過しましたが、だんだんとSEO経由での登録や、それによる売上への影響がどの程度かが見えてきています。SNS広告の割合も、9割から8割と減少しており、こうした結果が雰囲気の変化にも繋がっています。

今後はリライトの成果を追い、さらに広告への依存度を下げていく
―今後のWeb施策における展望があればお教えください。
渡辺様:もともとSEOを始めたキッカケは、SNS広告(InstagramとFacebook)への依存度を下げるためです。SEOを伸ばせれば、SNS広告の仕様変更によるリスク分散ができます。今後もこうした意識のもと、さらにSNS広告の依存度は下げられたらと思っています。施策については、今期からはリライト施策に注力しているので、成果を出すために、さらにSEARCH WRITEを活用できたらと思っています。
―最後に、SEARCH WRITEはどのような方におすすめしたいか、お聞かせください。
渡辺様:SEO初心者の方にもおすすめですし、あとは弊社のように、過去に制作会社にお願いしたけど上手くいかなかった方も、低コストで再度チャレンジするには良いと思います。
高橋様:私のようなSEO初心者には非常に使いやすいツールだと思っています。あとは、自分たちで積極的にやっていきたいと思う方には、簡単に分析できる機能が沢山あるので、良いのではないでしょうか。御社はサポートも充実しており、オンラインセミナーもありますよね。私のような初心者でも使いこなせるまで伴走してくださるので、今後積極的にSEO施策をやりたいと思っている人には、おすすめしたいです。
―貴重なお話を、ありがとうございます。ぜひ御社の課題に対して、今後も可能な限りご支援ができたらと思っております。カスタマーサクセスとして担当している皆廣さんから何かコメントなどございますか?
CS皆廣:改めてまして、いつもSEARCH WRITEをご活用いただきましてありがとうございます。また、貴社の事業移行や過去のSEOのご経験など、大変貴重なお話をいただきましてありがとうございます。
SEARCH WRITEをご導入いただいたことが、貴社にとって更なる成功体験となりますよう、成果創出に向けて引き続きサポートをさせていただきます。
本日は、貴重なお時間をいただきましてありがとうございました。
SEARCH WRITEについて
SEARCH WRITEはシンプルなUIでSEOの課題分析・施策立案・効果測定を簡単に行える運用特化型SEOツールです。今までのツールでは機能がもの足りなかったり、逆に機能が多すぎて使いこなせなかったりすることがありましたが、SEARCH WRITEでは本当に必要な機能だけをプロが厳選していますので、施策の立案から実行、振り返りまでが効率よく行えます。
さらに、複数のユーザーが同時接続しても価格の変わらない「フリーライセンス制」やタスク管理機能も実装しているため、チーム全体でのKPIモニタリングや施策実行のタスク管理も可能となっています。
また実績5000社を超えるSEOコンサルタントがツールの運用支援からSEOやマーケティング戦略までをサポートするプランもあるため、インハウス化や現状のマーケティング体制に不安のある方でも安心して使いこなせ、初心者〜中級者に大変おすすめのツールとなっています。
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