1年で流入5.8倍に! 広告費削減と業務効率改善を実現
株式会社ファミトラ様について
「家族信託をあたりまえに」したいというビジョンを持ち、ITテクノロジーを活用し、家族信託のサービスを展開する会社です。
今回の取材にご対応いただいた担当者様
五十嵐様(株式会社ファミトラ/マーケティング本部)
家族信託とは、認知症などにより判断能力が低下してしまった際に起こるお金の問題に対し、事前に家族間で信託契約を結び、財産管理を家族に任せて、起こりうる問題を事前に対策しておく制度です。
認知症になると、資産凍結され、親の銀行口座のお金は使用できなくなる可能性があるため、介護・医療費が捻出できなくなったり、契約行為が無効になってしまうため、自宅不動産を売却できなくなるなどの問題やトラブルが起こります。こうした状況を予防するために、株式会社ファミトラ様では家族信託(民事信託)を使って課題を解決しています。
家族信託の制度は近年知られてきていますが、認知やイメージの側面でまだまだ課題があるといいます。そうした現状に対して、どのような理由からSEO施策に取り組むようになり、SEARCH WRITEの導入にいたったのか。そして成果として、なぜ施策1年でセッション数581%達成を出すことができたのか。今回は株式会社ファミトラの五十嵐様にお話を伺いました。
広告依存を脱し、より良質なCVを求めSEO施策を実行
―SEO施策を行う前の、Webからの集客状況についてお教えください。
五十嵐様:当時はWebからの集客はほぼゼロでした。それはまずいという話になり、まずはLPを作って広告を出稿していましたが、思ったような成果が出ていませんでした。
―思ったような成果が出ていないということですが、当時はどのようなマーケティング課題があったのかお教えください。
五十嵐様:資料請求を増やしたいと思って広告費用を増やしても、思ったほど資料請求に繋がらない点が課題でした。あとは、当時は現在のサイトとは異なり、静的なページで運用を行っていました。更新するごとにエンジニアの工数がかかると同時に、Googleからのドメイン評価もあまり良くないなど、運用面にも複数の課題がありました。
―そこからサイトをWordPressにリニューアルし、自社内でSEO施策を始めたと伺っています。当時のマーケティング施策として、SEOを選択したのにはどんな理由があったのでしょうか。
五十嵐様:SEOに注力した理由は、自然流入を増やし、広告費用を削減したかったからです。先ほども申し上げましたが、広告は費用に対して成果が思うように出ていなかったため、SEOであれば良質なCVが獲得できるのではないかと思い、施策を行うに至りました。
SEO未経験メンバーでも見て使って分かるツール
―自社サイトをWordPressで構築した後は、最初は社内で別のSEOツールを使って運用をされていたと伺っています。そこにはどういった不満を感じていたか、お教えください。
五十嵐様:当時は複数の他社ツールをSEO施策のために使用していました。機能としての問題はなかったものの、SEOの知見がないメンバーからは、画面が分かりにくく使いこなすのが難しいという声がありました。
また、ある会社のツールでは、キーワード毎の順位を時系列で追えない問題や、タスクの整理ができないといった問題がありました。こうした理由から、御社含め、別のツールへの乗り換えを検討するに至りました。
―当時ツールを比較された際は、どういった点を重視して検討されたのでしょうか。
五十嵐様:1番はツールの扱いやすさです。当時一緒に業務に当たっていたメンバーは、SEOの知見がありませんでした。そういったメンバーでも扱えることは大前提としてありました。あとは誰がどのタスクを持っているかが分かる点と、キーワードごとの順位変動が見えるようになっている点も、重視して見ていました。
―そこから弊社ツールをご選定いただく決め手になった点を、お教えください。
五十嵐様:1番は、「タスクリスト」から誰が何のタスクを持っているかを確認できる点です。それも、タスクを付箋に書いて壁に貼る感覚で管理できるのは、とても直感的で良かったです。あとは、キーワードごとに順位の変動を見られるだけでなく、なぜ変化があったのか、その理由も履歴を残せばパッと見て分かるのが良いなと思いました。
(SEARCH WRITE タスクリスト機能 ※デモサイトのデータを使用)
SEARCH WRITEはすべての情報が一元管理できる点が便利!
―SEARCH WRITE導入後は、どのようなチーム編成で運用に取り組まれていたのでしょうか。
五十嵐様:現在は、社内メンバーとしては私1名で、そこから外部の制作会社さんに依頼をして運用を行っています。
もともとSEARCH WRITE導入前後は、ライティングも含め社内メンバー4名体制で行っていました。しかし他メンバーも執筆専門スタッフではないため、制作スピードやSEOの知見不足といった課題があり、SEARCH WRITE導入後にチーム編成を変え、外部の制作会社を頼りながら行うことになりました。
―体制変更をしながらのツール活用は大変だったかと思いますが、SEARCH WRITE導入後の、率直な感想をお教えください。
五十嵐様:SEO施策に必要な機能が揃っており、SEARCH WRITE内で業務が完結する点がとても良いなと感じました。ツール導入後すぐは別の社内スタッフもおりましたが、SEOの知見がなくても、見やすくて使いやすいという感想をもらっていました。
―そこから社内メンバー1名+外部委託となり、五十嵐様お一人で社内のSEO運用を行っているとのことですが、SEARCH WRITE導入後は、どのようなことから取り組まれたのでしょうか?
五十嵐様:最初に行ったことは、主要キーワードのコンテンツ制作です。SEOを行う際にまず弊社が達成したかったことは、自社サイトへの流入を増やすことでした。それには、「家族信託」に関連するキーワードで検索したとき、自社サイトが上位表示されないことには始まりません。
そこで、家族信託ニーズが高いことが予想されるキーワードについて、例えば「認知症対策」や「認知症 資産凍結」といったキーワードが上位表示されるよう、記事を執筆していきました。
―そうした施策を行う際に、よく使用している機能をお教えください。
五十嵐様:「成果チェック」や「自社キーワード分析」は、よく見ていました。あとはリライトをする際は、「競合から見つける」を見て、自社とどの程度コンテンツ量に差があるかを確認し、リライトするかを判断していました。
キーワード選定は、本当にSEARCH WRITEを導入して楽になったように感じています。ツールを入れる前は、時間をかけてキーワード選定をしていましたが、現在は「家族信託」といった軸になるキーワードを入れると、サジェストや関連キーワードがすぐに出せます。
必要なキーワードは1時間もあれば洗い出せますので、業務の時間短縮に繋がっています。
(SEARCH WRITE 成果チェック機能 ※デモサイトのデータを使用)
(SEARCH WRITE 自社キーワード分析機能 ※デモサイトのデータを使用)
現在9割が自然検索!広告依存を脱せられた理由
―当初の課題の1つとしてあったタスク管理については、SEARCH WRITE導入後はどのように変化したでしょうか?
五十嵐様:タスク管理は、タスクリストから情報を一元管理できる点が、圧倒的に便利だと感じています。他機能で情報をチェックし、そのままタスクリストに追加して管理できる仕様も便利です。
また、SEARCH WRITE導入前は、キーワード選定は無料で利用できるツールなどを使い、タスク管理はNotionを使用していました。複数のサービスを使うと、ツールを行き来するだけで手間がかかるので、SEARCH WRITEはやはり便利だなと感じます。
(SEARCH WRITE タスクリスト機能 ※デモサイトのデータを使用)
―SEARCH WRITE導入後は制作体制も変化していると思います。五十嵐様の業務効率はどのように変化されたか、お教えください。
五十嵐様:制作会社との連携が変わったので、厳密にツール導入前と比較することはできません。ただ、SEARCH WRITEによって時間をかけずに適切なキーワードを選定し指示を出せるようになり、私個人としての業務効率は高まっていると感じています。
数値に換算するのであれば、SEARCH WRITE導入前は、走り始めということもあり、キーワード選定や成果チェック、記事のチェックなどで、1日6時間ほどをSEO施策に費やしていました。現在は日々のSEO業務は1日3時間程度で済んでいます。
私の専門は、実はWebマーケティングではなくデザインです。現在はSEOにかかりきりになることなく、デザインや事業課題の解決に繋がる取り組みに時間を使えております。
―ツール検討のきっかけとしてあった、広告への依存度は、どのように変化していますか?
五十嵐様:現在、Webからの集客はSEOによる自然流入が中心になっています。広告と自然検索からの流入を比較した際、自然検索の方が見込みは高いことが運用していて分かりました。それであれば、広告費をかける理由がなく、浮いた費用は別の予算に変えた方が有効だという判断に至りました。
家族信託が持つイメージをSEO施策によって向上させていきたい
―御社の今後の展望について伺いたいのですが、現在抱く新たな課題や、取り組みについてお教えください。
五十嵐様:マーケティング本部としての課題は、今後は流入数や知名度で、競合他社よりも遥かに上を行かなくてはいけないという点が課題です。今のフェーズであれば、まずは競合を着実に抑える必要がありますので、どういったキーワードで記事を書いているかをしっかり把握し、今後はその結果を上回る成果を出していけたらと思います。
事業の課題で言えば、家族信託そのもののハードルの高さをどう乗り越えるのかという問題があります。「ハードルの高さ」というのは、制度の難しさの問題と、家族信託が持つイメージの問題です。
家族信託は、そもそも家族の同意が必要です。家族間で仲が悪かったり意見が割れたりすると、制度を利用することは難しくなりますし、コンセンサスを取らなければならない事項は多岐に渡るので、その点が制度の難しさとなります。イメージの問題は、お金の話は家族間でしにくいことです。健在の親に対して財産や認知症後の話をするのは、当事者からすると抵抗感を覚えやすく、せっかくの提案も「財産狙いか」と勘ぐられる可能性があります。
こうした課題解決の1つとして、自然検索で「認知症 資産凍結」「認知症 銀行口座凍結」といったキーワードを入口に、家族信託を知ってもらい、啓蒙活動が出来たらと思っています。
―ありがとうございます。SEARCH WRITEはどんな方におすすめできるか、五十嵐様のお考えをお教えください。
五十嵐様: SEOをこれから取り組みたいと思う人や、リソースがあまりない部署の方だと、非常に使い勝手が良いツールではないかと思っています。
例えば社内に1人SEOに詳しい人がいて、制作会社を頼ってスケールさせるとかの場合は、特に使い勝手が良く、担当者の業務時間短縮も叶うと思います。
―貴重なお話を、ありがとうございます。ぜひ御社の課題に対して、今後も可能な限りご支援ができたらと思っております。カスタマーサクセスとして担当している山本さんから何かコメントなどございますか?
CS山本:いつも理想的にSEARCH WRITEをご活用いただきありがとうございます。
御社のSEO対策に関わっていただいている皆さまで戦略に基づいた施策を進めていただいた結果お取組み開始1年で当時の目標を上回る大きな成果を達成できたこと、大変嬉しく感じております。
引き続き、御社のさらなる事業成長に向けて、SEARCH WRITEのツールとサポートの両軸でご支援させていただければと思います。
本日は、貴重なお時間をいただきましてありがとうございました。
SEARCH WRITEについて
SEARCH WRITEはシンプルなUIでSEOの課題分析・施策立案・効果測定を簡単に行える運用特化型SEOツールです。今までのツールでは機能がもの足りなかったり、逆に機能が多すぎて使いこなせなかったりすることがありましたが、SEARCH WRITEでは本当に必要な機能だけをプロが厳選していますので、施策の立案から実行、振り返りまでが効率よく行えます。
さらに、複数のユーザーが同時接続しても価格の変わらない「フリーライセンス制」やタスク管理機能も実装しているため、チーム全体でのKPIモニタリングや施策実行のタスク管理も可能となっています。
また実績5000社を超えるSEOコンサルタントがツールの運用支援からSEOやマーケティング戦略までをサポートするプランもあるため、インハウス化や現状のマーケティング体制に不安のある方でも安心して使いこなせ、初心者〜中級者に大変おすすめのツールとなっています。
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