1年で月間CV数が141%上昇!ツール活用し業務効率向上も目標達成も叶った
株式会社博士.com様では、クラウド動画編集ツール「メディア博士」の提供をメイン事業とし、不動産サイトの制作やメディアコンサルティング事業などを行っています。
SEARCH WRITE導入以前より独自にメディアを運用。年間300本の原稿を掲載していましたが、思ったような成果につながっていない悩みがありました。もう一歩成果に向かうため、2022年9月よりSEARCH WRITEを導入いただきましたが、新規記事やリライト執筆を積極的に行うことで、1年で月間CV数は141%上昇。セッション数やPV数など他数値も全て上昇するなど、大きな成果につなげています。
当初から自社内でSEOをやっていこうという強い意思と実行力を持っていた株式会社博士.com様ですが、そこから成果を得るまでには、どのような道のりがあったのでしょう。今回は前田様と佐藤様にお話を伺いました。

クラウド動画編集ツール「メディア博士」の提供をメイン事業とし、不動産サイトの制作やメディアコンサルティング事業などを行っています。


今回の取材にご対応いただいた担当者様
画像左上:前田様(株式会社博士.com/常務取締役 執行役員)
画像右下:佐藤様(株式会社博士.com/メディア事業・プロモーション業務管轄サブマネージャー)
展示会依存の体質を改善しSEOで自社に資産を残したい
―SEARCH WRITE導入前の、御社の集客状況をお教えください。
前田様:メディア運用に力を入れる前は、展示会からのリード獲得を行っていました。そこから自社内でSEO対策や広告運用を行い始め、途中から御社ツールも導入し、現在は自然流入が集客の多くを占めています。
―SEO施策に注力されたきっかけについてお教えください。
前田様:現在も展示会出展や広告出稿は行っていますが、中長期で見たとき、展示会出展への依存を脱却したかったからです。
弊社のお客様の多くは、SEO施策前は展示会で資料を見てくださり、そこから問い合わせをいただく流れがありました。お客様を増やすには、展示会の出展回数を増やせばいいのですが、展示会はスタッフの負担も多く、リード獲得までの効率が悪いんです。また弊社はコンサルティング事業も手掛けており、これ以上スタッフの負担を増やせません。こうした状況から、未来を見据えてSEO対策に注力するようになりました。
―広告よりもSEO施策に注力した理由については、何があったのでしょうか?
前田様:動画編集のジャンルは、個人が動画編集を学びたいなどのBtoCニーズと、企業内で動画コンテンツを制作したいというBtoBニーズが混在しており、思い切った費用を掛けづらい側面があります。ユーザーが混在する点においてはSEO施策も同じですが、コラムであれば、ある程度BtoCが混ざっても問題ないため、SEO施策を優先して注力することにしました。
―現在のメンバー構成をお教えください。
前田様:弊社は「メディア博士」の事業の一環として、「メディア部」というものがあり、ここでSEO施策だけでなく、サイト周り全般を見ております。メンバーは私と佐藤を中心に、原稿チェックやデータの流し込みといった業務を行うメンバーが2名と、業務委託のライターが3〜4名おります。
佐藤様:普段は私と前田でキーワード選定などの方向性を決め、ライターさんへの発注を私が行っています。私は一部不動産サイト制作の仕事も担当していますが、メインは「メディア博士」で、広告運用なども担当しています。
業務量が限界!ツール支援で成果と効率を求めたい
―SEARCH WRITE導入前、300本ほど記事を制作していた際の悩みをお教えください。
前田様:自社独自で記事を制作することで、多少の自然流入は取れましたが、展示会依存を脱するような、爆発的な獲得は叶っていませんでした。また、自社が考える検索キーワードも書ききった感覚があり、ネタ切れ気味でした。自社のみで施策していた後半は、「東京 PR動画」「神奈川県 動画活用」といった感じで、全都道府県分47本の記事を書いたりしていたんです。
佐藤様:私の視点では、記事はGoogleスプレッドシートで管理していましたが、300記事もあると、正直管理しきなくなっていました。それぞれの順位やキーワードの把握が追いついておらず、書いて終わりのままでしたね。

―月間の更新頻度はどれくらいでしたか?
佐藤様:当時外部ライターさんが多かったのもあり、月間10〜15本を更新していました。運用当初は、前田と私で原稿チェックを行い、構成案作成や進行管理は私がすべて担当していました。付き合う中でライターさんとのやり取りは軽減していたものの、それでも作業量は多かったです。
―そこから弊社ツールの導入検討に進まれると思いますが、当時SEOをコンサルティング会社等に完全外注する選択肢はなかったのでしょうか?
前田様:それはありませんでした。なぜなら、事業を理解していない人に依頼しても、成果は出ないと思ったからです。あとは弊社ができるだけ内製したい風土であることも大きいです。
―SEARCH WRITE導入の決め手となった部分をお教えください。
前田様:理由の1つは、使いやすさの観点では、圧倒的にSEARCH WRITEが良かったことです。タスクの進捗を1つの画面で追えることや、履歴を残して順位変動を追いかけられることなど、普段の業務で使用しやすいイメージが持てました。

(SEARCH WRITE 成果チェック機能 ※デモサイトのデータを使用)
2つ目は、御社の営業さんからの提案時に「リライトが大事だ」という話をいただくなど、社内での新しい気づきを得られたことです。弊社としては、新規記事を掲載したらそのままの状態で、リライトの重要性を認識していませんでした。また当時は、新規記事はネタ切れ状態で、今後の施策をどうするかに迷いがありました。こうした時に提案いただいた話が、現在までの成果に繋がっています。
キーワード戦略と合わせてリライトを行うことを念頭にツールを見ると、SEARCH WRITEであれば作業履歴を残せるため使いやすいと思い、御社に決めさせていただきました。
あと、これは余談ですが、御社の営業担当さんの細やかな提案や、情報提供力も決め手の1つになっています。リライトの重要性を営業時に教えてくれたり、打ち合わせ終了後すぐに、動画で補足説明をお送りいただいたりしました。
あとは、他社と比較検討をしていることを話したら、「単純な機能数で言ったら、他社の方が多い。しかし見るべきは、機能数ではなく御社がやりたいことと価格のバランスです」という正直な情報をくださったのも、誠実さを感じました。最終的には、「今やりたいこと」と「価格」のバランスを整理し、「他社は機能数は多いけど高額になってしまう」「自社がやりたい事はSEARCH WRITEなら十分叶う」と判断し、導入を決めました。

(SEARCH WRITE タスク管理機能 ※デモサイトのデータを使用)
「早く導入しておけばよかった」データで分かる自社の課題に感動!
―導入後の感想を率直にお教えください。
前田様:「本当に、早く導入しておけばよった!」これに尽きます。課題としてあったネタ切れ感は、具体的に対策すべきキーワードが見えてきましたし、教えていただいたリライト施策も、早急に対応することができました。
ネタ切れ感の解消は、「競合キーワード分析」機能から他社のキーワードを出し、競合他社が対応済かつ、自社で未対応のキーワードを確認しました。ツール導入前は、自社内で書くべきものは書ききった感覚がありましたが、まだまだカバーできていませんでした。これだけでも、導入した価値があるなと感じます。

(SEARCH WRITE 競合キーワード分析機能 ※デモサイトのデータを使用)
佐藤様:導入後は、あらゆる作業時間がかなり削減されました。同時に、今まで感覚でやっていた目次作成などの作業は、データに基づきできるようになり、大変助かっています。あとは、コラム運用のセオリーを知らないままに行っていたので、導入後は正しい流れが知れたことで、次の施策も自発的に考えられるようになったのは良かったです。
―SEARCH WRITE導入後はどのような作業から取り組まれたのでしょうか?
佐藤様:まずは記事の新規作成から始めましたが、その中でツールの使い方を私自身が習得しました。その後は順次別のスタッフに業務を渡し、作業分担を進めつつ、リライト施策も実行しました。
他のスタッフへの業務の分担が可能になったことは、私自身予想していませんでしたが、本当に助かっています。例えば見出しや構成案作成は、業務知識が浅い外部ライターさんや社歴の浅い社員では、作成ができませんでした。
しかしSEARCH WRITEを導入したことで、「コンテンツ立案」からAIがフォローし構成案を提案してくれるので、彼らでも作成ができます。ツールの使い方を覚えていただく必要はありますが、作業時間が多く発生していた業務を分担できるようになったのは、非常にありがたいです。

(SEARCH WRITE コンテンツ立案見出し作成機能 ※デモサイトのデータを使用)
順次作業を別スタッフに依頼し業務効率化を達成
―リライト施策はどのような流れで実施されていますか?
佐藤様:「自社キーワード分析」や「競合キーワード分析」で10位以内のものを絞り、他社と比較し足りない見出しを新たに作成していきました。掲載後は「成果チェック」機能で順位変動を1ヶ月単位で追いかけ、伸びていないものがあれば、タイトルや見出し追加といったさらなる施策を行っています。

(SEARCH WRITE 自社キーワード分析機能 ※デモサイトのデータを使用)

(SEARCH WRITE 競合キーワード分析機能 ※デモサイトのデータを使用)

(SEARCH WRITE 成果チェック検索順位チェック機能 ※デモサイトのデータを使用)
―作業分担は現在どのようにされているのでしょうか。
佐藤様:現在はキーワード選定を前田と私が行い、そこから文字数を指定し、外部ライターさんに見出し作成からお願いしています。自分たちが社内でおこなっていた業務は、約半年で外部に依頼できるまでになりました。
現在ライターさんには、コンテンツ立案機能を使用し制作を進めてもらっています。これにより、大きく意図からズレたり、人によってクオリティにバラつきが出たりすることはありません。むしろ記事のクオリティは成果数値にも反映されている通り、SEARCH WRITE導入前よりも上がっています。
―時間換算するとどの程度の業務効率化になっていますか?
佐藤様:構成案作成の作業などは、SEARCH WRITE導入前は、1記事20〜30分使っていたと思います。今は1記事5〜10分しかかかりません。月間10本の制作を行っていますので、低く見積もっても記事作成だけで1ヶ月150分の短縮が叶っています。そこにタスク管理や施策のチェックなども業務効率化が叶っているので、さらに数時間が乗っていきます。
―ここからキーワード選定やタスク管理といった部分での資産も出したら、かなり業務改善がなされているかもしれませんね。
CSのサポートにより細かい部分の理解も深まる
―弊社のカスタマーサクセス(以下CS)からのサポートについてお教えください。
佐藤様:最初はツールの基本的な使い方から教えていただき、リライトの際は機能の使い方と合わせて、記事の反響がBtoCとBtoB、どちらが多いかの見分け方や、リライトする際どれから直すかといった優先順位付けについても教えていただきました。支援の仕方もざっくりとしたものではなく、「このページでこのキーワードで」と個別具体的にアドバイスをいただいたので、非常にありがたかったです。
前田様:導入1年目は、流入数を上げるやり方をうかがい、2年目はCV数やBtoBの反響を取るという目標に対して、キーワードやコンテンツの提案をもらいました。
例えば弊社は、「動画編集ツール ランキング」といった類のランキング記事は、他社を推奨することにも繋がるため、意図的にやっていませんでしたが、提案いただき作成しました。そしたらCVに繋がったので、やっぱり必要性だったなと気づきがありました。他にも、最近では流入の多いページからどうCVに繋げるかといった打ち合わせをさせていただき、具体策を5つほどいただきました。
導入時から接していて感じるのですが、御社はツール導入だけを目的としていないというか、弊社をチーム全体で支援し続けてくれているなという感覚があります。営業さんの提案時から、ツールの説明ではなく弊社に対して必要なことを的確に伝えてくれましたし、CSの支援も、同様の印象を抱きました。
また、ツールの話から少し逸れますが、導入後は弊社が採用面において課題を感じ、やり取りの中で御社に相談させていただいたことがありました。その際、早急に御社で採用をなさっていた方をお繋ぎいただき、知見を共有いただけました。結果として、弊社の採用面は方向を変え、課題の解決に向かっています。
こうした対応は、当然ながらツールの支援外の話です。しかし経営者目線でみたとき、“チーム一丸となってクライアントのためにやっていく”という姿勢を感じ、大変勉強になりますし、大きな価値として感じています。
知識が多少ある人ほど初期からツールを使うと効果が高い
―今後の御社のサイト運用における展望をお教えください。
前田様:今後は、自社の契約の半分をメディアからの流入で取れたらと思っています。理由としては、メディアからの問い合わせが、リードタイムや成約率を考えたとき、1番効率が良いんです。現在は契約数の6割が展示会出展ですので、メディアからの成約を上げると同時に、契約比率を変えていけたらと思いっています。
佐藤様:前田が話した目標に対して、実務面では今後もBtoB向け記事をしっかり選定し、質のいい記事の順位を上げられたらと思っています。この辺については、まだまだ改善の余地があると思っています。

―最後に、SEARCH WRITEをどのような方におすすめしたいか、お教えください。
佐藤様:とにかくSEO施策をやりたい方は、導入することで流入数は確実に上がるので、おすすめです。多少SEO知識をお持ちの方は、ツールは不要と考えるかもしれません。でも、そういった方ほど使用されると良いと思います。
私自身は、日々の運用で知っているつもりだったことがアップデートされていくことも多いです。またLPなどとは運用セオリーも異なるので、Web周りのことがさらに理解でき、勉強できる点が、ある程度の経験者の方におすすめです。
前田様:私は、ある程度の記事数を作りたいとか、競合他社と同じくらいのコンテンツ運用をしたいと考える企業の方なら、ツールを入れた方が物理的な負担が軽くなるのでおすすめしたいです。あとは、コンテンツ立案機能を使うと、どういうコンテンツを作ったらいいかがすぐに分かるので、未経験者の方も手探りでやるくらいなら、初期から導入される方が良いと思います。
―御社が感じてくださったように、目の前の課題解決にとどまらず、御社のさらなる業務発展に繋がるよう、今後もチーム一丸となり、サポートを行っていけたらと思っております。カスタマーサクセスとして担当している皆廣さんから何かコメントなどございますか?
CS皆廣:改めまして、いつもSEARCH WRITEをご活用いただきましてありがとうございます。
2年前、貴社にSEARCH WRITEをご導入いただいてから、月間CV数が141%達成の成果を創出できましたこと、本当に嬉しく思います。
私たちカスタマーサクセスは、「お客様のビジネス人生最大の成功体験に。コンテンツマーケティングからワクワクする未来を魅せ続けます。」を使命にサービス提供をさせていただいております。今後も貴社の良きマーケティングパートナーとして、引き続き成果に貢献できますよう伴走させていただきます。
本日は、貴重なお時間をいただきましてありがとうございました。
SEARCH WRITEについて
SEARCH WRITEはシンプルなUIでSEOの課題分析・施策立案・効果測定を簡単に行える運用特化型SEOツールです。今までのツールでは機能がもの足りなかったり、逆に機能が多すぎて使いこなせなかったりすることがありましたが、SEARCH WRITEでは本当に必要な機能だけをプロが厳選していますので、施策の立案から実行、振り返りまでが効率よく行えます。
さらに、複数のユーザーが同時接続しても価格の変わらない「フリーライセンス制」やタスク管理機能も実装しているため、チーム全体でのKPIモニタリングや施策実行のタスク管理も可能となっています。
また実績5000社を超えるSEOコンサルタントがツールの運用支援からSEOやマーケティング戦略までをサポートするプランもあるため、インハウス化や現状のマーケティング体制に不安のある方でも安心して使いこなせ、初心者〜中級者に大変オススメのツールとなっています。
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