佐賀空港(佐賀市川副町)への自衛隊輸送機オスプレイ配備計画を巡り、れいわ新選組共同代表の大石晃子衆院議員が11日、駐屯地の建設現場を視察した。防衛省九州防衛局の担当者から説明を受け、疑問点を指摘。木原稔防衛相宛てに計画の中止を求める要望書を提出した。
視察には、計画に反対する市民団体や住民らも参加した。空港の展望台から西側の隣接地に建設中の駐屯地を見下ろした。住民から周辺環境に対する不安の声が上がり、大石氏は「物々しい設備に住民は不安があると思う」と、住民説明会の必要性に言及した。
視察後、大石氏は「空港の軍事利用や開発利権の問題は全国で起きている。住民の声を代弁し、国会で戦っていく」と力を込めた。視察で感じた疑問点を質問にまとめ、次の国会までに防衛省に提出するという。(上田遊知)


















































