生成AIを用いて機械学習でネット上にあるあらゆる画像、写真等から素材を部分的に自動的に集めて(数値化して変数を入れて加工して)合成してオリジナル作品を作っても、全く著作権法には反しない。出来上がったものが完全に自分のオリジナル作品ならば。それはたとえ、素材の元が海賊版だろうが盗作作品だろうが、同じだ。海賊版や盗作作品は当然違法だが、それはそれで取り締まればいい。 生成AIを使っても違法なのは、明らかに誰かの作品を自分の作品であるかのように見せる盗作行為。しかし、そんなのは生成AIが生まれる前からずっとある。 反生成AIの人達って、いったい、生成AIによってなされる何に反対しているのか。 生成AIが生まれるずっと前から、人間は既存の作品を模倣してきた。そこから自分のオリジナル作品を作ってプロになってきた。繰り返すが、許されないのは、他人の作品を盗作して自分の作品のように見せた時だけだろう。複製権侵害、同一性保持権侵害だ。 人間単体では何十年もかかる営為を、AIは一瞬にしてやってしまう、ただそれだけの違いだ。こんなの、写真や電信・電話、映画・テレビなどで人類がずっとやってきた技術革新じゃないか。例えば、写実的な絵画、肖像画を生業にしてきた人達は写真技術の登場で多くが仕事を奪われただろう。だが、人類の技術の進化に文句を言っても仕方ないのだ。時代に置いていかれるだけだ。 もう一度言うが、大事なのは、自分だけのオリジナル作品を作っているかどうかだ。道具に何を使うかは問題ではない。
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abura_dev
@abura_dev
漫画家協会がこれなのは漫画好きの俺としては困るなあ。日俳連やJASRAC、Procreateのような問題意識を持つのが正しいと俺は思ってて、不健全図書問題や漫画村と同じ危機感で問題に取り組んでほしいと願ってる。発言力があるんだから、あんたら幹部が「学習元データが海賊版でもかまへん」では困る。