『ボランティアでも大丈夫』気軽に話せる空間にしたい
■名前 武智 彩(たけち あや)
■街中スナックのチーママになることを決めた背景
青年海外協力隊での経験を経て、日本のなかでも地域の健康課題に携わることがしたいと思い、仕事とは別に医療・福祉の視点から地域活動を行う団体に所属していました。
ただ、自分は医療専門職ではないので直接病院やからだの悩みに答えるのは難しく、仲間のほとんどが専門職のなかでどう立ち回ればよいのか悩んでいました。
一方で感じていたのは、健康をメインとしたテーマの活動には病気の予防や健康に関心がある人にしか届きにくいこと。健康相談や病気の予防の話からではなく、もっと気軽に人と人が出会える場所でちょっとした不安や悩みを話せたらいいのにと思っていたところで街中スナックの存在を知りました。どんなところが興味があってお店に行ったのをきっかけにオーナーの類さんから「興味があるならお店に立ってみない?」と声をかけていただき、チーママになることを決めました。
■実際、どんな感じで働いているのか?
街中スナックに来ていただくきっかけをつくるイベントの企画に携わっています。主にLABO店周辺のまち歩きイベントを月1で行っていて、毎回20代~60代の幅広い世代の方々にご参加いただいています。
職場の規程上副業ができないため、現在はボランティアという形で関わっています。
■お店に立ってみて感じたこと
普段の仕事の中では出会えないような、いろんなバックグラウンドのお客さんとお話できるのが楽しいです。お隣さんと席が近いので、ちょっとした話題から初めて出会った人同士で会話が始まって、新たなつながりが生まれていく瞬間が面白いなと思います。
企画するイベントの参加者の半分は街中スナックに来るのが初めてなので、イベントの最初はちょっと緊張しているような雰囲気もありますが、まち歩きやスナックでの時間を通してどんどん打ち解けていく姿をみると、イベントをやってよかったと心から思います。
■街中スナックでチャレンジしてみたいこと
街中スナックのなかで、ちょっとした健康や病気の悩みを相談できたりするような瞬間が生まれるといいなと思っています。これまで出会ってきたまちで活動したい医療専門職の方にまずお客さんとして来てもらって、1人の人としてまちの人たちと仲良くなれるような場を作りたいです。
ゆくゆくは一緒にイベントをやったりしても面白いかなと思っています。
■街中スナックでの経験をこれからどう活かしていきたいか?
医療職とは違うアプローチで街の人たちの元気につながることがしたいです。「どうしたら街中スナックに来てもらえるだろう?」というきっかけをつくるためにこれまでイベントを行ってきたので、まずは「楽しい」が前面に出るような活動を他の場所でもやってみたいと思います。
■これからチーママになる人へ一言
今まで出会わなかったような人や体験ができるのが街中スナックだと思います。気になるならまずはぜひ一緒にお店に立ってみましょう♪
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