【シャニマス】STEP頭ノウハウ検証
最初に
この記事について
この記事はenza対応ゲーム、アイドルマスターシャイニーカラーズ(シャニマス)のノウハウブックの一番上に発現するいわゆる頭ノウハウについての検証となります。
ここでは主にSTEPシナリオでの+++発現に関して書いています。
読むのが面倒な人は「まとめ」に飛んで頂いても大丈夫です。
検証に使ったスプレッドシートはこちらです。
頭ノウハウとは?
ノウハウブックの先頭に発現するノウハウのことです。
頭ノウハウは持ち込んだノウハウブック3冊でSTEPの2,3,4シーズン終了時に必ず全て発動する非常に強力なノウハウです。
Vo,Da,Vi,MeのステータスUPと上限UPの8系統があり、またそれぞれに+、++、+++という強化版があるので8*4の計32種類の頭ノウハウが存在することになります。
STEP以外のシナリオで獲得できるノウハウブックでは+以上の頭ノウハウは発現せず、Vo,Da,Vi,MeのステータスUPと上限UPの無印8種類となります。
そしてSTEPで獲得できるノウハウブックに発現する頭ノウハウには、無印8種類に持ち込んだノウハウブックから継承や成長をした頭ノウハウが追加されそのうち一つが発現します。
継承とは持ち込んだノウハウブックの頭ノウハウがそのまま発現すること、成長とは持ち込んだ頭ノウハウに+が追加された頭ノウハウが発現することを指します。
詳しくはシャニマス攻略 wikiを参照してください。
各種検証と仮説
頭ノウハウの発現率について
まずSTEPで頭ノウハウがそれぞれどのような確率で発現するか検証します。
先人の方々が検証した結果では無印8種+持ち込んだ頭ノウハウの種類数からの無作為抽出と言われています。
今回取ったデータの中で1種で3冊持ち込んだものがあるのでそちらを使い追検証をします。
8種類+1種類からの無作為抽出から大きく乖離するものではなさそうです。
ひとまず発現する頭ノウハウは無印8種+持ち込んだ頭ノウハウの種類数からの無作為抽出という仮説が正しいとして検証を進めていきます。
頭ノウハウの継承と成長
発現する頭ノウハウには、持ち込んだノウハウブックの頭ノウハウからの継承と成長があります。
そこで実際に継承か成長か判別できる状況でどの程度の割合になるのかを検証してみました。
継承か成長かの判別ができない無印ノウハウからの+成長は計測から除外し、+と++からで継承が起きるかを調べた結果は上の画像以外のものも含めて35/35で成長となりました。
サンプル数が多くないとはいえ、1回も継承が起きていないことから+と++で継承は発生していないと考えられます。
そこで追加で無印ノウハウ1種類を持ち込んだ発現結果を抽出してみました。
メンタルUPの発現数が増えていないことから、無印からも継承は発生していないと考えられます。
そして+++からはLvまで完全に同じノウハウしか発現せず、成長のようにLvが変化したノウハウ発現は確認できませんでした。
これらの結果を合わせると「継承は+++ノウハウでのみ、+++ノウハウ以外では成長のみ起こる」と考えられます。
+や++で持ち込んだノウハウブックと同じ頭ノウハウが発現したというケースは、+が一つ少ない同系統の頭ノウハウも同時に持ち込んでいてそちらが成長したのだと思われます。
+++と++からの+++発現率
次に+++と別系統の++を合わせて2種を持ち込み、それぞれの+++がどのような確率で発現するかの検証をします。
先程出した仮説の通りメンタルUP++の継承は発生せず、なおかつ成長で発現したメンタルUP+++とVocalUP+++から継承されるVocalUP+++の発現数はほぼ同じとなり、他のノウハウの発現率とも大きな差はなさそうです。
この結果から「+++発現目的での持ち込み頭ノウハウとしては++と+++は同じ価値」となり「複数系統の頭ノウハウ持ち込みで継承・成長の確率が大きく下がることはない」と考えられます。
同系統+++と++の持ち込み
では、同系統の+++と++を持ち込めば2種類扱いで+++発現率が上がるのでは?と考えて検証した結果がこちらです。
継承と成長と思われる頭ノウハウ発現はありましたが、発現率は合わせて8%ととても別種として扱われている発現率ではありませんでした。
この結果から「同系統+++と++を持ち込んでも別種とならず+++発現率は上がらない」と考えられます。
同種類でもLvが違う場合は別種での扱いとなるのか?
頭ノウハウにもLvがあり、そのLvが違う場合は発現抽選の際に別種の頭ノウハウとして扱われているのではないか?このような仮説があり、これが正しいかのかどうかを検証します。
この仮説を出していた方は検証データに、1種類の+++の頭ノウハウのLv別2冊と種類が違う頭ノウハウ1冊の3冊を持ち込み+++以外の頭ノウハウの成長も一緒にカウントしているデータを混ぜておられました。
これではLvが違う場合に別種として扱われるかの検証としては不十分なのではないかと思い、同種類のLv違い3冊を持ち込み検証してみました。
VocalUP+++Lv5、Lv4、Lv2の3冊を持ち込み、結果はVocalUP+++発現率が10.74%でした。
この結果から「Lvが違っても別種として扱われることはない」と考えられます。
頭ノウハウの継承や成長にLvは関係しているのか?
頭ノウハウはLvに関わらず必ず発動するので、発動以外に関係している事象はないかと、継承や成長の確率に関係があるのかを検証します。
そこで+++をLv別で3冊持ち込み発現した+++ノウハウを見てみます。
121周で結果はVocalUP+++が13、内訳は
Lv5が2つ
Lv4が6つ
Lv2が5つ
となりました。合計13とサンプル数は多くないですが、Lvと継承数の関係は確認できません。
また、「+++と++からの+++発現率」の検証でもメンタルUP++Lv1とVocalUP+++Lv5からのノウハウ発現数に差が出ていませんでした。
この結果から「頭ノウハウの継承や成長にノウハウLvは関係していない」と考えられます。
まとめ
検証のまとめ
STEPで発現する頭ノウハウは無印8種に持ち込んだ頭ノウハウ1~3種由来を加えた中からの無作為抽出となる
継承は+++ノウハウでのみ、+++ノウハウ以外では成長のみ起こる
持ち込む頭ノウハウが++か+++なら+++のみ発現し、どちらでも+++発現の確率は変わらない
持ち込み種類を増やしてもそれぞれの頭ノウハウの継承・成長からの発現率はあまり変わらない
同系統の+++と++を同時に持ち込んでも別種とならず+++発現率は上がらない
同種類の頭ノウハウではLvが違っても別種として判定はされない
頭ノウハウの継承や成長にノウハウLvは関係していない
これらの結果や仮説から、発現する頭ノウハウは「持ち込んだ頭ノウハウの組み合わせで発現可能性のある頭ノウハウと無印8種類の中から無作為抽出」という仕様が推察されます。
ただ、各種取ったデータではまだサンプルが少ないためかブレがあるので今後サンプルデータを増やし更に検証していこうと思います。
まとめのまとめ
仕様の推察が正しいと仮定した場合には
目当ての+++を発現させるには、発現する可能性のある頭ノウハウを減らした方が良いので同系統の++か+++を合わせて3冊持ち込むのが良い。
目当ての+++の発現率は++か+++を3冊持ち込みで1/9(約11%)、2冊持ち込みで1/10(10%)、1冊で1/11(約9%)なので他ノウハウなどの状況で組み合わせを検討しても良さそう。
何でもいいので+++の数が欲しいのであれば別系統の++や+++を各1冊ずつ持ち込めば3/11(約27%)となるのでそれなりに集められそう。
無印から+++へは(1/11)*3なので、STEPを大体33周(3倍なら11周)が必要。
データからは他にも見えることはありそうですが、この記事は一旦これでまとめたいと思います。
お読みいただきありがとうございました。
最後に
これらは個人で集めたデータを元にした検証からの仮説です。
データの正確性に関しては万全を期してはいますが必ずしも正しい結果が出ていることを保証するものではありません。
今後検証データの追加などで違う結果が出た場合は都度更新していきたいとい思います。
何かありましたらこちらまで
https://twitter.com/iwtecb/
検証に使ったデータはこちら
おまけ
ついでに記録していた頭以外のノウハウ継承率です。
持ち込みノウハウブックの組み合わせで3冊や2冊に該当する一番上のノウハウが継承されるかどうかで検証しています。
おまけなので参考程度にしてください。
3冊全てにLv5で存在するノウハウの継承率は約85%
3冊中2冊にLv5で存在するノウハウの継承率は約71.21%
3冊中1冊にLv5で存在するノウハウの継承率は約44.5%
3冊全てにLv3で存在するノウハウの継承率は約60.47%
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