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人生の失敗を認めるのは難しいけれど

こんにちは、むび太郎です。
名前は仮だったはずなのに最終決定をしないままここまで来てしまったむび太郎です。



思い詰めていた日々

早速ですが、自分を認めるって難しいですよね。ここで1つ私の話をさせてもらいます。

私は、とあるやりたい仕事があったので専門学校に行きました。ですが、結局その仕事には就きませんでした。就けなかった、とも言えます。

このあたり、自分自身でもまだ わだかまりがあって乗り越えられていません。

就きたかった仕事。
出来なかった自分。
ここに生まれるギャップは大きくて、自分にも出来ると思っていたのに出来なかったという自分の力不足と弱さを、このとき痛感しました。

元々私はすごく繊細なのですが、このときすぐに傷つく自分の弱さを思い知りました。

夢を叶えられなかった情けない自分。
弱い自分。
親の期待にも、自分自身への期待にも答えられなかった力不足な自分。

ひたすらに自分の能力のなさと弱さを痛すぎるほど痛感しました。これがいわゆる挫折です。

なぜそこまで苦しんだかと言うと、夢が叶わなかった後に就職した会社を1ヶ月で辞めたからです。色々なことが重なってそうなったわけですが、理由がなんであれ残るのは心と経歴の傷だけですから、長い間自責の念に駆られ自分の無力さと無能さと弱さに更に苦しむことになりました。

不甲斐なくて、頼りなくて、すごく弱くて、あまりに無力で、あまりに無能な自分を受け入れられなくて。努力してきたつもりなのに何もかもに失敗してドン底に落ちた自分と未来に絶望して。これまで生きてきた時間、歩んできた道のりが全て無駄に思えて、自分の存在も無意味に思えてならなくて、生きるか死ぬかというくらいに思い詰めていました。

でも今は幾分かマシです。



過去を認める

誰にでも過去はあります。いい物語であれ悪い物語であれ、誰にでも人生の物語があります。それがどんなものであっても、自分が歩んできた道のりも葛藤も、全てを認めるべきなのです。否定が止まらなくなる負のスパイラルから抜け出すにはそれが大事だと思います。

まずは自分は間違ってなかったと肯定してみることから始めました。過去も今も、これで良いのだと。これだから良いのだと。何も間違ってはいなかった、何も悪くなかった、これで良いのだ……と。

だって、人生の分岐点でどちらの道に進むか選んだのは紛れもなく自分だから。全て自分なりに考えて選んだはずだから。その時々で選んだ道はその時の自分にとっての最善だったのです。それが正解か間違いか分かるのは遥か未来の話で、選ぶ時にそれが分かれば苦労しません。

そして、正解か間違いかを決めるのは他人ではありません。自分自身です。自分が間違いだったと思えば間違いになるし、正解だったと思えば正解になります。つまり考えようなのですよね。

他人は好き勝手言います。いつでもそうです。でも全ては自分次第ですから、考え方も進む道も自分次第なのです。

だからまずは受け入れるのです。
失敗した自分を受け入れるのです。


挫折した者は勇者なのだ

挫折は悪くありません。気分は最悪ですが、決して悪いものではありません。

挫折しないに越したことはありませんが、若いときに挫折を経験した人は強いと思います。

例えば、コンクリで転けたら激痛ですよね。子供時代よく転けてましたが、コンクリで転けたらマジで痛いんですよね。めっちゃ血が出たのも覚えています。
で、今まで躓くことも障害物に出会うこともなく一度もコンクリで転けることなく生きてきた人が大人になってからいきなりコンクリで転けたら、コンクリで転ける痛みを知らずに生きてきた分コンクリ転倒経験者よりも強く痛みを感じるでしょう。何の話って感じですが(笑)

私たちが鳥だとすれば、生まれた時はみんな綺麗な羽があって晴れた空をスイスイ飛んでいます。でも生きていれば必ず雨は降るし、障害物にぶつかるし、時にはゲリラ豪雨に打たれて地面に打ちつけられるときもあります。そしていつか羽が折れて飛べなくなる日が来ます。
そして、それは避けては通れないものなのだと思います。



失敗から学ぶ

人生は思い通りにいかないこと。
努力が報われるとは限らないこと。
一方で苦労なく報われる人もいること。
壁にぶち当たるとはどういうことか。
そんなときどうやって乗り越えればよいか。
……などなど、失敗から学べることは山ほどありますから、どんな経験も決して無駄ではありません。

深く傷ついた心は元には戻れませんが、傷が癒える頃には以前の自分より強く、そして芯のある人間になっているはずです。それは挫折したことがないと分からないことですから、ある意味では貴重な経験が出来たと言えます。非常に貴重で価値ある経験が。傷つかないに越したことはないのですが、傷つくことに慣れたら打たれ強くなり、それは自分の強みになります。


前を向くために

失ったものや傷の数を数えるとキリがありませんので、考えないのが一番だと思いました。

もう嫌というほど考えて考えて考え尽くしてきたことなので、「もうこれ以上考える必要はない」、「これ以上自分を責めなくていい」、私はそう思うのです。

過去の失敗に気を取られていては生きていけませんから。暗い過去ばかり見ていてはいつまで経っても先へ進めません。そして、それはすごく勿体ないです。私にとって地獄に等しかった魔の2023年を過ごして強くそう思うようになりました。過去の失敗のことを考えて落ち込むより、今を楽しむことに気を向けてみることは大事だなと。

「去年は出来なかったことをしてみよう」
「行きたかった場所へ行ってみよう」
そういう日常の小さなことから、ひとつひとつ。何事も少しずつ、少しずつ。それでいいんです。

失敗した自分を許して認めることはすごく難しいことですし時間もかかります。でも、人を殺めるなどした訳ではないのですからどんな過ちもそんなに自分を追い詰めて死活問題になるほどの大罪ではない。



まとめ

・失敗して挫折したという経験を受け入れる
・その経験は貴重なもので、大いなる学びであるとポジティブに考える
・「自分の選んだ道はその時その時の最善で、自分は常にベストな道を選んできたのだ」と思う
・失敗した自分を責めない

これが大事です。


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コメント

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悪あがきしながら仕方なく生きる私の人生の悩み、人生のあれこれ。洋画好きなので洋画の記事も書きます。むび太郎ですが中の人は女です。
人生の失敗を認めるのは難しいけれど|むび太郎
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