| | 原因となる因子には色々あります。
- 解剖要因: 顎関節や顎の筋肉の構造的弱さ
- 咬合要因: 不良なかみ合わせ関係
3.精神的要因: 精神的緊張の持続、不安な気持ちの持続、
気分の落ち込み感覚の持続
- 外傷要因: かみちがい、打撲、転倒、交通外傷
- 行動要因:
1) 日常的な習癖 歯列接触癖(TCH)、頬杖、受話器の肩ばさみ、 携帯電話やスマホの 長時間操作、下顎を前方に突き出す癖、 爪かみ、筆記具かみ、うつぶせ読書 2) 食事
硬固物咀嚼、ガムかみ、片側でのかみ癖
3) 睡眠 はぎしり、睡眠不足、高い枕や固い枕の使用、 就寝時の姿勢(うつぶせ寝)、手 枕や腕枕
4) スポーツ
コンタクトスポーツ、球技スポーツ、ウインタースポーツ、 スキューバダイビング
5) 音楽
楽器演奏(特に吹奏楽器)、歌唱(声楽、カラオケ)、 発声練習(演劇等)
6) 社会生活
緊張が持続する仕事、コンピューター作業、精密作業、 重量物運搬、人間関係での緊張飯島歯科での顎関節症の治療方針世界的にも認められている 治療方法の原則があります。 それは治療方法を選択する際に、その治療による効果がなかった時、患者さんにその治療による被 害を残さない治療を選択すべきであるという考え方 具体的には、かみ合わせを良くするためとして、歯を削る、被せ物をする、歯列矯正をするといった治 療は避けるべきです。 このような治療を受けても症状の改善がなかった場合、元の状態に戻すことができません。このよう な治療を行わなくとも症状を改善させることができます。 それはスプリント(マウスピース)、開口訓練、マッサージや湿布、習慣や癖を修正する行動療法など です しかし稀に その患者さんがどのような状態にあるか、どのような原因かを検討し、外科的な方法し かない場合、ごく限られたケースでは手術による外科療法が選択される場合があります。 その際は、院長以下全員の歯科医師の出身校でもあります大阪大学歯学部付属病院に紹介させて いただきます。 当院においてはフランス製CTを導入して診断を行っています。![注: 文字用の領域がありません!]() |