林芳正官房長官、健康保険証の廃止時期見直し検討 衆院解散は「状況を判断し、決断」

リハビリ病院を視察する林芳正官房長官=7日午後、東京都渋谷区(永原慎吾撮影)
リハビリ病院を視察する林芳正官房長官=7日午後、東京都渋谷区(永原慎吾撮影)

自民党総裁選(12日告示、27日投開票)への出馬を表明している林芳正官房長官(63)=衆院山口3区=は7日、12月に新規発行を停止する現行の健康保険証について、廃止時期の見直しを含めた対応策を検討する考えを示した。健康保険証はマイナンバーカードを使った「マイナ保険証」への一本化が決まっているが、「必要であれば必要な見直しは行っていきたい」と述べた。東京都渋谷区の病院視察後、記者団の取材に答えた。

また、林氏は総裁選で争う小泉進次郎元環境相(43)=衆院神奈川11区=が早期の衆院解散に言及したことに関し、「解散は首相の専権事項だ。(首相に)選んでいただいたら状況を判断し、決断をしたい」と述べるにとどめた。

党幹部に支給され使途公開が不要の政策活動費については「精査をした結果、必要ないということなら廃止もあり得る」と語った。

林芳正氏、政策活動費の廃止に言及

林芳正氏インタビュー

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