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Interview 01

すべての人にとっての
「便利」を叶えたい。

すべての人にとっての
「便利」を叶えたい。

2005年 4月入社

鈴木 隼人

HAYATO SUZUKI

# 新卒入社
# MaaS事業部 MaaS App & Data Team

利用者のナマの声が一番のモチベーション。
「リアリティのあるプレゼン」をモットーに。

学生の頃から「プログラミング」が好きで、幅広い層の人たちに使ってもらえるサービスを開発する仕事に就きたいと思っていました。
入社以降は、通勤費管理システム、『駅すぱあと』Webサイトの担当部門を経て、新規事業開発のチームに配属。大手交通事業企業との協業でリアルタイム経路検索システムの研究開発プロジェクトに参加しました。現在もその延長での開発・保守・運用を担当しています。

『駅すぱあと』Webサイトの仕事が最初のターニングポイントでしたね。それまでは既存のシステムの改良や修正が主な業務でしたが、これは立ち上げのスタート段階から自分がメインで携わったもの。誰もが使えるサービスとして一般公開された時には、すごく達成感がありましたね。利用者のアクセスも当初予想を超えた数をカウントし、多くの人の役に立っていることが実感できて感動しました。

時々「SNS」などで取り上げられることもあります。公のメディアで話題になったりいい反応があったりすると、やっぱりやりがいを感じますね。『駅すぱあと』の「エイプリルフール」企画を担当した時も、ニュースやSNSでたくさんの露出と高評価を得て。嬉しかったですね。
それと、社外の友人たちと何気ない話をしている時に、自分が担当しているサービスのことが不意に登場し褒められたりしていると特に嬉しい。「それって俺々…」とこっそりニヤニヤしながらモチベーションを上げています。

日常業務の中で心掛けていることは、「実現性」が伝わるプレゼンテーションですね。
新サービスの開発に関する打合せの場面などでは、「できそうかな?」と思った時点で“動くもの”を作って見せるようにしています。漠然とした想像での話し合いよりも、可視化されたものの方が理解が進み議論も展開しやすいので。「こういうことならできる」というプラスの視点からの方が、お互いの期待やリアリティを高められると思っています。

「いいところ」は 社員間の壁のない関係性と
柔軟性の高いバックアップ体制

いい意味で上下関係がない。先輩世代が下の世代を許容することが根付いている。それが会社としての一番「いいところ」だと思います。自分がキャリアを積むにつれ、そういう文化がうまく回っていること強くを感じるようになりましたね。
「リモートワーク」になったことで会えない人も増えましたが、ちょっとした接点でもすぐに親しくなれる。言うべきことを言い合ったりお互いにサポートしたりを含め、メンバー全体の心理的距離が総じて近い気がします。

その背景のひとつにあるのが「同好会」活動じゃないかなぁと。人によって求めるものも違うので一概には言えませんが、少なくとも自分の場合は、「サッカー同好会」に入ったおかげで早く馴染めました。部署・役職・年齢を超えて交流できる場があるのはいいことです。仕事での関わりが少ない人とも自然に話ができるし、仕事をしている人同士は関係がより深まるし。運営に関して会社からの支援があるのもいいですね。

「育児休暇」も「いいところ」のひとつ。特に男性が取得する場合への理解度と協力体制のレベルがとても高いですね。
自分も2回取らせてもらっていて、ひとり目の時はまだ世間でもそんなに普及していない頃での申請でした。でも、きちんと認めてもらえて。期間中も「何かあれば連絡や対応も…」と心づもりをしていたものの、全然心配には至りませんでした。事前の引継ぎも早い時期から進めてもらえたし、日常業務自体が標準化・マニュアル化されていて属人化しない形になっています。
会社として「育児休暇」という制度が整備されているのはもちろんですが、それ以上に仕事の現場の受け入れ方やバックアップする仕組みがちゃんとしている。それがどのチームでも機能していて。外にも自信を持って自慢できる強みだと思いますね。

細分化していく人々のニーズ。
それにきめ細かく応えることが今後の目標。

「経路検索」というシステムは、時間が「早い」、価格が「安い」、乗り換えが「楽」の3要素を基準に、より合理的なルートを表示することが原則です。でも「早い」と「安い」には絶対的なスケールがありますが、「楽」というのは乗り換え回数だけじゃないと思っています。実は「楽」は人によって定義が違うんじゃないかと。単純に「効率的=楽」じゃないはずなんです。
コロナ禍の前後で社会全体での「移動」に対する考え方が大きく変化した気がするんですね。人によっての「楽」や「便利」の意味が、より一層細かく分かれてきたように感じています。

自分自身も子どもが生まれて「移動」の概念が変わりました。目的地へ行くのに、早さや乗り換え回数以上に「人が多くない」とか「ベビーカーが利用しやすい」とかの条件の方を優先するようになって。その結果、意外な迂回ルートや別の駅を使ったりした方が便利だったりします。でもこれは通常の検索では出てきません。
検索サービスの利用者の幅が広がれば広がるほど、当然ニーズの幅もますます広がります。若い世代、子どもを連れて移動する人たち、仕事で移動する人、高齢者の方、車椅子を利用する方など、それぞれで「楽」や「便利」の価値観が違うとしたら。これまでのサービスのままだと「使いやすさ」に限界があるのでは?…と思っています。

最近はこの「便利・楽」の多様化のことがずっと頭から離れなくて。拡散する「便利」にどう対応するのか? どんな検索軸や仕組みにしたらいいのか? みんなの「もっと楽に」を解決するのはどんなサービスなのか? …そればっかり考えています。
まだまだ漠然とした状態ですが、これを突き詰めて、全ての人の「より便利に」に応えることが目標です。簡単に答えが出せることではないですが…とにかく追い掛けてみます。

言える環境がある。考えて そして言おう。
それが新しい仲間に望むこと。

どうしたらもっと良くなるか?…を自分なりに考えて、それを意見として言える人が成長できると思います。遠慮なく言える環境です。先輩たちがちゃんと聞ける人、受け入れられる人たちばかりですから。年々その色合いが強くなっている感じがしますね。

自分自身も相手のキャリアや立場を問わず、いろんな角度からの意見を聞くようにしています。結局、言ってくれなきゃわからないし、聞かなきゃ理解できないし。特に若い世代向けのサービスを充実させようと思ったら、ターゲットの意見には耳を傾けないとダメです。何がいいか? 何が正しいか?…は話し合いの中でブラッシュアップしていったらいいので。ギャップを埋めるには、ちゃんと受け止めてちゃんと意見をぶつけ合うことからですね。

一問一答

  • Q1

    いいことがあった時・仕事が上手くいった時の自分へのご褒美は?

    有給休暇を取って、ひとりでスーパー銭湯『豊島園 庭の湯』に行くこと。仕事も家族も…しばし何からも解放されたい。

  • Q2

    リフレッシュ・気分転換・ストレス解消のためにしていることは?

    最近だと…ようやく乗れる年齢になった息子と『よみうりランド』のジェットコースターに乗ること。

  • Q3

    今 一番行ってみたいところは?

    ヨーロッパ。サッカー観戦がしたい。

  • Q4

    今 一番熱中している趣味は?

    今は「ライブ」。『聖飢魔II』とか『 BABYMETAL』とか。

  • Q5

    今 一番好きな時間

    普段の何気ない瞬間に、子どものちょっとした成長を感じられた時。夜な夜な深夜にひとりで「サッカー」を観ている時。

  • Q6

    今 一番注目している技術

    「AI」技術。
それを使って「便利・楽」のパーソナライズができないか? 自動運転技術がどう進んで、「経路検索」にどう影響してくるのか?

  • Q7

    今 一番好きな 駅・街

    生まれも育ちも「中野」なので、やっぱりホームタウンが好き。小さく言うなら「江古田駅」と周辺。広く言うなら「中野」。

所属・担当業務などはインタビュー当時(2023年10月)のものです。

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