レビューというか、あらすじ+突っ込みというか、ドンヒョクに惚れた管理人がこれでもかとドンヒョクの魅力を中心に感想を書いたものです。 ネット配信とDVDの比較などはこちら ◆登場人物一覧 ◆ソウルホテル全体図 |
第11話 誤解と真実の狭間で (韓国語についての説明はモッチンオンマさんにご協力いただきました。私のしょーもないツッコミや疑問に丁寧に答えてくださってありがとうございます) ついにやってまいりました。噂の情熱的なドンヒョクが見られる第11話です。ドンヒョクファンの皆様、心の準備はいいですか? 待って! あせっちゃダメ。心臓に非常に負担をかけるシーンがあります(笑) まずはゆっくりと深呼吸を10回ほどやってからご覧ください。すーはーすーはーすーはーすーはーすーはーすーはーすーはーすーはーすーはーすーはー……。 よろしいですか? まいりますわよ。いざ! ユンヒの部屋。外は雨が降り続いている。ノックもせずに入ってくる父親。「情けないやつだ」とウェイトレスをしていた娘をなじり、謹慎を言い渡す。 相変わらずのキム会長ですが、今のユンヒは以前外泊をして謹慎を命じられたときのユンヒとは違いますね。しっかりと父親の目を見て、落ち着いて話してます。 一夜明けて、サファイアヴィラの前。ドンヒョクが出てきて車に鞄を放り込み、「レオ、15分しかないぞ」と声をかける。この姿といい声といいステキ(*^^*) 昨日ジニョンの顔を見て機嫌は直ったみたいね(笑) 背景ではハウスキーパーたちが彼を見てこそこそ話をしている。慌てて出てきたレオ。書類はと訊かれ、部屋に取って返す。きっとボスに命じられたとおり、徹夜で書類をまとめてギリギリに仕上げたんだろうね。 「バラ300本。本当にステキな人」と声を揃えてつぶやくハウスキーパーたち。 ドンヒョクがすっかり「バラ300本」という名前にされちゃってるのがおかしい。 あたふたと書類を揃えている拍子にゴミ箱を倒してゴミを散乱させたまま部屋を出るレオ。ほらほら波乱の予感ですよ~。両手に鞄と書類を抱えているレオに、ドンヒョクは「僕が運転しよう」。エリックたちとの会議のために本館へ向けて出発する。 ドンヒョクたちの車を見送り、彼らの部屋に掃除に入るハウスキーパーたち。イ支配人に昨日叱られたこともあり、ゴミ箱から先にきれいにしようとすると……ちゃらり~♪ 見つけてしまいました。散乱する書類に「ソウルホテル」の文字を! 「なぜうちのホテルの名前が?」と、書類を手に取るハウスキーパーのクムスン(このシーンで字幕に名前が初めて出てきます。若い方はシナリオ本によればインスンです)。 フロントで居眠りするジニョン。あかんやないか(^^;) ちゃんと仕事してるとこ見せんかい(笑) 女性従業員のヒョンジョンに起こされて引継ぎをするが、ドンヒョクに頼まれた会議室の予約をすっかり忘れていたことに気づき、大慌て。 あれだけビビってた割に忘れてたとは図太いですね。怖いもの知らずというか。こういうところがジニョンのいいところなのかも(笑)
はっ、こんなところで時間を食っていては肝心のあのシーンにいつになったら行けるのやら。さあ、さくさく行きますわよ! (右のシーン、ブライアンは前日深夜に国際電話でドンヒョクと話しているし会議は早朝なので、ここにいるのはブライアンじゃないですね。すっかり忘れてました。shinshinさん、ご指摘ありがとうございました~!) 会議室の前で待つドンヒョクたちのもとへ駆け込む
「ごめんなさい」と小声で謝るジニョン。 「大丈夫ですよ」と微笑むドンヒョク。 レオに言うみたいに怒らんかい。態度が違いすぎますドンヒョクシ(笑) 支配人オフィスに入ってくるテジュン。ハウスキーパーが見つけた書類のことをヒョンチョルから知らされたらしい。例の「バラ300本」の部屋から見つかったと聞いてジニョンとの関わりに気づき、眉を曇らせる。書類には「ソウルホテル合併引受シナリオ」と「フランク・シン(シン・ドンヒョク)」の文字が。 ハウスキーパーたちに口止めをし(無駄だと思う)、書類を自分の部屋へ持って行くようヒョンチョルに指示してジニョンを探すテジュン。ところがヒョンチョルはオフィスを出たところで、あろうことかオ支配人にぶつかり、書類を見られてしまう。
ふと気づいたのですが(ってまた脱線(^^;))、テジュンはジニョンを探すのに平気でお客様用のエレベーターを使ってますが、従業員はお客様と一緒のエレベーターを使ってもいいのでしょうかね? (追記:総支配人はお客様と同じエレベーターに乗ることが許されているようです。ただ、テジュンの乗り方のマナーは改める余地があるとか。教えてくださった蘭華さん、ありがとうございました(^^)) 会議室の前でドンヒョクと二人でいるジニョンに気づき、こちらへ来いと合図するテジュン。ドンヒョクに「会議がうまくいきますように」と挨拶して別れるジニョン。 ……って、まだ会議始めてなかったんかい。お客さんほっといていいんかい(^^;) 立ち去るジニョン。しかし、このときドンヒョクはジニョンの後姿ではなくテジュンの方をじっと見ている。やはり恋敵であり仕事上の敵でもある彼が気になるのね。 従業員通路からエレベーターに乗る間、ジニョンにドンヒョクとどうやって知り合ったのか、彼はジニョンがソウルホテルの人間だと知っているのか、彼の仕事を知っているのか聞き出そうとするテジュン。 退勤時間になって一気に気が緩み、疲れが噴き出したジニョンはテジュンの真意がわからず、テニスコートで言い争った続きだと思い込んでいる。その上ユンヒのことで隠し事をしていた彼が許せない。
やっとエレベーターを降りてイ支配人と別れ、テジュンはジニョンをつかまえて言いたかった話を切り出そうとする。 「彼がここに来た本当の理由は……」 しかしなんという間の悪さ。無線に総支配人への呼び出しが入り、二人の間に割り込むようにしてイ支配人がテジュンにトランシーバーを突き出すのであった。 ジニョンの後姿を見送り、仕方なく社長室へと向かうテジュン。 社長室にはオ支配人と彼から話を聞かされた社長がテジュンを待ち構えている。最悪の展開。ホテルを買収に来た人間とジニョンが親しくしていたことを知っていながら放置していたとして、テジュンまでまずい立場に置かれることに。 そこへ何も知らないジニョンがやってきて、よそよそしい空気に何かを感じ取る。社長とオ支配人にサファイアヴィラの客との関係を問い質されるが、「客と噂になった軽率さについては申し訳ないと思うが、恋愛のことまで干渉されたくはない」と答える。 ジニョンには自分の口から真実を告げたかったが、今となってはもはやどうすることも出来ず、静かに首を振るテジュン。冷笑するオ支配人。 情報を売っていくらもらったと追及され、混乱するジニョンを打ちのめすような事実がオ支配人から告げられる。 「シン・ドンヒョクは漢江流通のキム会長の手下だ」 呆然とするジニョン。 「そんなやつに情報を流し、身も心も差し出して―――」 たまりかねてさえぎるテジュン。無視してオ支配人は続ける。 「それとも、引き替えに総支配人の座でも約束してもらったか」 社長にドンヒョクがホテル専門の企業ハンターだと聞いても、ジニョンはまだ信じられない。 「そんなことありえません。彼が私を騙すなんて。そんな人じゃありません」 震える唇で「直接確かめてみます」と言い残し、ジニョンは社長室を出る。 つつじが咲き誇るサファイアヴィラへの道をたどりながら、ジニョンの脳裏にドンヒョクと出会ったときのことが次々に浮かんでくる。 砂漠での初めての出会い。 ソウルホテルの話題が出た別荘での食事。 彼はあのとき私の職業を知り、近づこうと企んだのか……? 「ジニョンさん、退社したんじゃなかったんですか」 「本当ですか。ソウルホテルを引受合併に来たって」 こわばった顔で事の真偽を問い 電話を切り、緊張した面持ちでジニョンに向き合うドンヒョク。 ついにこのときが来てしまった。 落ち着いて話をしようとするドンヒョクだが、ソウルホテル買収の書類を彼が手にしていることに気づいたジニョンは、彼が本当にホテル乗っ取りのためにここへ来たことを理解する。 「私を利用したのね」 「話を聞いてください」 近づこうとするドンヒョクの顔に書類を叩きつけるジニョン。 私に近づいたのはすべてホテルを乗っ取るための情報を得るのが目的だったのね。 なぜ私なの? そんなに軽い女に見えた? バラや高価な贈り物でたやすく落ちるような女に? そうとも知らずに私は……本当に愛されていると思っていたのに……。 泣きながら怒りと悲しみをぶつけるジニョンを悲痛な表情で見つめるドンヒョク。誤解されている苦しみよりも、ジニョンを傷つけてしまった苦しみで彼の胸は締めつけられている。 なんとか冷静になって話をしようと、座らせようとするドンヒョクを、ジニョンはぴしゃりとはねつける。 「触らないで。鳥肌が立つ」 おお、これはきつい(>_<、) さらに追い討ちをかけるように、 「こんな物、お金で何でもする商売女にでもやってちょうだい」 と、誕生日にもらったネックレスを突き返す。 足元に落ちるネックレス。 外で書類を読んでヒマをつぶしていたレオの脇を、顔を片手で覆ったジニョンが足早に通り過ぎてゆく。せめてレオに彼女がお金目当ての女じゃないことがわかったならいいんだけど……。 こんなもののために僕は愛する人を傷つけてしまった……。深い悔悟と怒りの念をこめて書類を破り捨てるドンヒョク。 何度見ても辛いシーンなのですが、何度でも見てしまいますね。ドンヒョクの傷ついた顔がたまらなく魅力的で……(私ってサドかしら?(^^;))。なぜにヨンジュンssiは手ひどく傷つけられる役が似合うのでしょう。 床に落ちたネックレスを拾い上げて握り締めるところは、まるで傷ついた彼の心そのものを拾い上げているような痛々しさを感じました。 それにしても、終始ものすごい早口でまくしたてるジニョンには黒柳徹子もびっくり(^◇^;) 誤解を解きたいのに口がはさめないドンヒョク。そりゃ無理ないわなと思ってしまったのは私だけ?(^^;) ジニョンに責められてドンヒョクが「そうじゃない」と言うところ、最初は「ケンチャナヨ」と言っているように聞こえ、本来は「大丈夫です」という意味なのに、こんなときにも使えるなんて、幅広い意味を持つ便利な言葉なんだなあと勝手に納得していたら、正しくは「クロッチ アナヨ(そうでは ないです)」と言っているんですね。「ケンチャナヨ」じゃ、怒ったジニョンにどつかれます(^^;) ところ変わって支配人オフィス。お手柄のハウスキーパーをご機嫌で褒めるオ支配人。彼女らを束ねるイ支配人も一緒に表彰をというオ支配人に、イ支配人は同僚を陥れて何が表彰かとおかんむり。バラをもらえなくなったってソ支配人が死ぬわけじゃなし、と、ドライなハウスキーパーのクムスンおばちゃん。 彼女はスパイだったんだぞと決めつけるオ支配人に、恋愛至上主義のイ支配人が黙っているはずがない。 「恋のためならスパイが何だっていうの? 泥棒だからどうだって言うの?」 おお、イ・スンジョン、すばらしい名ゼリフ! ジニョンの境遇に共感を覚えているのは本当だろうけど、優位に立った者の余裕みたいなものが、窮地に立たされた後輩に肩入れさせてるっていうのもあるのかも。 しかしそんなイ支配人の少女趣味をけんもほろろにはねつけるオ支配人。同調するハウスキーパーたち。 こんな心の枯れた人たちとは一緒に仕事をしてられないわと捨てゼリフを残し、オフィスを後にするイ支配人。ジニョンを探しているテジュンに、彼女ならいつもの場所にいるのではないかと上を指差す。 屋上。肩を落とし、ひとり腰を下ろして町の風景をぼんやり眺めるジニョン。テジュンが近づき、大丈夫かと声をかける。 「大丈夫なわけないでしょ、なんで社長やオ支配人に知らせる前に教えてくれなかったのよ、私が弄ばれているのを見て面白かった?」と逆恨みするジニョン。 「新しい恋人があんなもんだったから笑ってるんでしょ?」 あんなもんて、ああた(^^;) ドンヒョクは「あんなもん」ですかい(ToT) 心配するテジュンに、もう恥ずかしくてホテルで働けないと泣くジニョン。 「こんなことでめげるな。ろくでもない男に引っかかったってだけの話じゃないか」と励ますテジュン。 ろくでもない男(^^;) ううう。きっとサファイアヴィラでは今頃くしゃみ連発よ。 「おまえほんとに素直じゃないぞ」と怒鳴るテジュン。両手で耳をふさぐジニョン。 テジュンに対してこうやって生の感情をぶつけられるほど心を許しているのに、意地張って素直になれない彼女。せっかくテジュンから歩み寄ってくれてるのに、ジニョンも誰かの慰めを必要としているのに。どうしてもこの二人のリズムは噛み合わないのでした。 さて、ここのテジュンの捨てゼリフ「おまえほんとに素直じゃないぞ」について、実に興味深いことをモッチンオンマさんに聞きました。 原語は「ヤ、ソジニョン。 ノ、チョンマル パボヤ。 インマ」 直訳は「ソ・ジニョン ほんとに大ばかだぞ、おまえ(こいつ)」 ここで使われている<インマ>という呼びかけ、男同士でもよほど親しくないと使わないようです。冬ソナ17話でチュンサンとサンヒョクがバーで飲んでいるときに、結婚を反対されているチュンサンにサンヒョクが駆け落ちしろよとけしかける場面がありますが、バーの外に出て街角で別れるとき初めて、二人とも最後に<インマ>をつけて呼び合います。 モッチンオンマさんはこの場面についてこうおっしゃっています。 「ああ、この二人は今始めて心を許せる友達になったのだ、と作者は10の台詞を言わせるより<インマ>を使うことで表現したのだと思いました。 で、ここではテジュンが女であるジニョンに<インマ>を使っているのがミソだと思うのです。 本来男同士しか使わない<インマ>を使って、『しっかりしろよ、このヤロー』というかんじで元気付けるのも、テジュンの思いやりのように私はとりました」 また、韓国語の先生にも確認してくださったところ、 「やはり本当に親しい男同士でないと使わないが 親しくなくてもやくざなどが弟分に『やい、おまえ』などと使うことはあるそうです。男が女に使う場合は以後口を聞いてもらえなくなる覚悟なしに使うのなら、よほど気心が知れている間柄だろう、とのことでした」 男同士でもよっぽど親しくないと使わない、ちょっと柄が悪いくらいの<インマ>という呼びかけ。それをテジュンがジニョンに使うというのは、彼女はテジュンにとって愛する人であると同時に、親友とか同士とか戦友といった存在であるということなんでしょうね。 いや~見落としてしまうところでした。こんなほんのちょっとした言葉の端々に彼らの気持ちが表されているんですね。(2004.9.18追記) ロビー。大股で歩いてくるドンヒョク。足が長いからストライドが大きくて、進む速さも速い速い♪ フロントの女性従業員にソ・ジニョンさんを呼んでくださいと言うが、ヒョンチョルにヴィラへお戻りくださいと言われてしまう。 「君に言われる筋合いはない」 って、聞いていると「ワラワラワラ」って聞こえてなんとなく音がおかしくて笑っちゃうんですが、韓国語で「チャネガ ムォンデ オルラガラ マラヌンゴヤ(君が 何で 帰れと 言うんだ)」の「オルラガラマラ……」の部分だとわかりました(だからどうやっちゅうねんというツッコミはなしよ(^^;))。
そして、トランシーバーを取り上げようとするヒョンチョルの右手を、 「僕の身体に触れるな!」 と、ねじり上げてしまう。 うぉ~~~めっちゃかっこいいやないですか~~~。このプライドの高さ、反応の速さ、動きの鋭さが、た、たまら~ん!! 右手でヒョンチョルの手をつかんでねじり上げ、同時に左手をポケットから出して体を押さえつける。この間たったの2秒ですわよ、奥様! 思うに、ウォールストリートでずっと殺すか殺されるかでやってきたというのは、言葉のあやだけのものじゃないんでしょうね。きっと危ない橋もずいぶん渡ったことだろうし、企業乗っ取りという仕事の性質上、本当に命を狙われたり危害を加えられたりということもあったのかも。 自分の身は自分で守る。積極的に暴力を振るうつもりはなくても、友好的じゃない触れられ方をされると反射的に体が反応するのかもしれませんね。後に人が立つと撃っちゃうとか(それはゴルゴ13)。一匹狼のドンヒョクがある程度の武術を身につけていたとしてもけっしておかしくはないでしょう。 ここらあたりのドンヒョクは完璧な悪役で、ワルの魅力とでも言うんでしょうか。ジニョンに対する紳士的な態度とまったく対極にあって、しびれるったらないですね(*^^*) 「手を放してください」と総支配人ハン・テジュン登場。じろりと睨みつけ、ヒョンチョルを突き放すドンヒョク。ジニョンに会うまでは引き下がらないと言うドンヒョクに、テジュンは場所を変えて話し合おうと提案する。 二人が初めてまともに対峙する部屋は、画面ではフロントからちょっと歩いたところにある本館内の宴会場という感じですが、実際の撮影にはダイアモンドヴィラ(アストンハウス)が使われています。もしもほんとにテジュンとドンヒョクが話し合いのためにダイアモンドヴィラまで行ったのだとしたら……。 厳しい顔をした男二人が、本館からてくてくてくてく長い道のりを無言で歩いて行ってダイアモンドヴィラで話をし、またてくてくてくてく本館まで歩いて戻って来たのか~と思って見ると何だか笑える(笑) 「勤務中ですが男同士の話をしてもいいですか?」 テジュンは胸のネームプレートを外してポケットにしまい、改めてドンヒョクに向き直る。 「もうおやめください。シン・ドンヒョクさん」 ソ・ジニョンは純真な女性です。そんな彼女を仕事に利用するのはやめてください。 ホテルが欲しいなら自分が相手になるというテジュンに、客の仕事の内容まで把握しているホテルは始めてだと冷ややかに笑うドンヒョク。 うっかり手の内を見せてしまったことに動揺するが、ポーカーフェイスを崩すまいとするテジュン。 お互いの腹の内を探り合いながら、二人の間で丁々発止のやり取りが交わされる。 カジノ風にハン・テジュンさんがハウスなら僕がゲストですね。それで勝負と行きましょうと宣戦布告するドンヒョク。 ドンヒョク「僕のことに詳しいなら、負けるゲームには手を出さないこともご存知でしょう?」 テジュン「あなたにとってはただのゲームでも、わたしには1200人の社員の生活がかかっています。 あなたにとっては弄ぶ程度の女でも、わたしには―――」 ドンヒョク「ゲームには女も賭けると?」 絶句するテジュン。ドンヒョクは顔に余裕をにじませる。 ドンヒョク「僕は1200人の生活に関心などない。ゲームに勝ちたいだけだ。……ソ・ジニョンさんも賭けますか?」 答に詰まるテジュン。 ドンヒョク「僕と勝負するならそれなりの覚悟をした方がいいですよ」 勝ち誇って捨てゼリフを吐くと、テジュンの脇をすり抜け、ドンヒョクは部屋を出て行く。ドアの閉まる音が響き、ひとりになったテジュンはほっと息をつくとネームプレートを胸に戻す。 ドンヒョクとテジュンの一騎打ち。どちらも一歩も譲らず。言葉の剣で斬り合うような緊迫感です。特に、勝負しようと言うドンヒョクと受けて立つテジュンの、 テジュン「オルマドゥンジ(いくらでも)」 ドンヒョク「オルマドゥンジ?」 テジュン「クレヨ(ええ)、オルマドゥンジ」 ここの息もつかせぬやり取りは、ぴんと張りつめた糸を感じさせます。二人とも声がいいのでセリフで戦うようなシーンは聞き応えがありますね。 このシーンのドンヒョクの顔も好きです。「ホテリアー」全編の中で一番ハンサムに映ってると言ってもいいかも。 さて、誤訳比べの時間がやってまいりました(笑) ←やな性格(^^;) ドンヒョクの言った「ソ・ジニョンさんも賭けますか?」というセリフ。それぞれ次のように訳が分かれています。 DVD日本語字幕―――― 「そして、ソ・ジニョンさんも欲しい」 ネット配信――――――― 「ソ・ジニョンさんもバッティングに?」 ノベライズ本―――――― 「ソ・ジニョンさんも賭けるというんですね?」 シナリオフォトブック――― 「ソ・ジニョンさんも登板させるつもりですか?」 さあ正解はどれでしょう? 韓国語では「ジニョンシ ド ベッティング ハヌンゴムニッカ」と言っています。直訳すると「ジニョンさんも 賭け(の対象にす)るのですか?」 正解はノベライズ本でした。正解者に拍手! よくできました~(笑) ←平成教○委員会かい; どうも「betting(賭けること)」という英単語をそのまま韓国語のセリフに持って来たことで、翻訳者が混乱したようですね。ベッティングをハングルで入力してネット翻訳で調べてみると、確かに「バッティング」という訳が出てきます。 シナリオ本はその前にあるドンヒョクのハウスうんぬんのカジノに絡めたセリフも「ホーム試合の方が有利」と、完全に野球の試合にしてしまっています(^^;) 翻訳者の方はセリフの前後関係や人物の背景も考えて訳してほしいもんですね。 ああ、寄り道ばっかりしてると話が進まない(笑) 女子更衣室のベンチにぼうっと座っているジニョン。遠巻きにしてヒソヒソと囁き合う従業員たちを追い払い、ジニョンに心を残しながら立ち去るイ支配人。ホテルの情報を乗っ取り屋に売った裏切り者という噂はまたたく間に広まっているらしい。 そこへやってきたアン・ミヒ。バラ300本との噂は本当ですかとストレートにジニョンに問い質す。ジニョンを完全に疑ってかかっているみたい。「お金の前では誰でも弱くなるし……」って、昇進のためなら色仕掛けでも何でもする自分と一緒にすんなよ~(^^;)
ジニョンの横に座り、「大丈夫?」とやさしく声をかけるイ支配人。髪をおろしているせいもあって、とてもソフトでやさしいお姉さんという感じ。ジニョンが思わず「一杯おごってくれませんか」って甘えたくなるのもわかる気がする。 サファイアヴィラへ向かって大股で歩いてくるドンヒョク。レオが仕事の話をしても彼の耳には入らない。キム会長との会食を1時間遅らせるよう命じると、ジャガーに乗って行ってしまうのだった。 ユンヒの部屋。ホテル経営学の本を見つけるキム会長(まぁた勝手に入ってきたのね、パパったら)。部屋に戻ってきたユンヒは、良い家に嫁に行くことを願う父親に、ホテル経営を学んで事業を継ぎたいと申し出る。 絶対に許さない、それなら留学しろとはねつけるキム会長。だが、ユンヒはとことん食い下がる。キム会長はくだらんことを考えずに夕食に遅れるなと言い捨てて行ってしまう。溜息をつくユンヒ。 キム会長って、まだユンヒとドンヒョクの縁談を諦めてないのね。その割には二人きりで会わせるよう差し向けるとか、仲が進展するような効果的な手を打とうとしてないけど。自分も好きな女を他の男に取られたくらいだから、縁談を取り持つのは不得手なのかもしれません。 携帯で電話をかけるが、部屋の主が出る気配はない。そこへ後から近づき、いきなり声をかけるジェニー。 テジュンとジニョンとのことやホテル買収の噂のこともあり、ドンヒョクにいい感情を抱いていないので、終始つんけんした挑戦的な物言い。ジニョンの行き先を尋ねられても、「教えません。せいぜい頑張るのね」と、さっさとアパートに入ってしまう。 ここでもドンヒョクは誰ひとり援軍もなく冷たくあしらわれる立場ですね。なんて傷つけられるキャラが似合うのかしら。ああ、慰めてあげたい(´- `*) なんで男は酔っ払ったりタバコを吸っても許されるのに、女だとダメなの? と不満をぶつけるジニョン。女の方が綺麗だから嫉妬してるのよと答えるスンジョン。じゃあなぜ男が告白するとカッコよくて、女がするといやらしいって言われるの? 黙りこむスンジョン。答えてよと言われ、「そんな経験ないからわからない」 3年前、テジュンがラスベガスへ去るとき、ジニョンは思い切って自分からプロポーズしています。韓国の基準ではそうとう勇気のいること、女としてははしたないことだったのでしょうか。そのとき返事をもらえず3年間引きずった挙句、今回テジュンが「友達として」彼女の元に帰ってきたことで、心の傷になってるんでしょうね。酔った勢いで思わず口に出してしまうほどに。 3年間待った恋人に振られ、新しい恋人には利用されただけで、情けない、もう死んでしまいたいと泣きじゃくるジニョン。私なんて片想いでもずっと頑張ってるのよと返すスンジョン。話しているうちにだんだんジニョンにつられて感傷的に……。 スンジョン「片想いはお金がかからなくていいわねって皆言うの。でも、そう言われるたびに私がどんな気持ちになるかわかる? 振られたのが何よ。利用されたのが何だっていうの。あんたは好きな人と手をつないでキスもして……。私なんてファーストキスもまだなのよ」 ジニョン「本当に?……ぐすん」 スンジョン「そうよ。このトシでキスの経験も……ひっく……ないのよう~~」 最後には二人でティッシュを分け合い、涙、涙の大合唱。 なんて可愛い女たちなんでしょう(^^)
レストラン。テーブルに置かれた食器を端から2センチの位置に直し、すっかり気持ちはホテリアーのユンヒ。ドンヒョクと再会し、お互いの雰囲気が変わったことに気づきあう。初めて会った頃とは違い、二人の間を流れる空気は柔らかい。 ユンヒはソウルホテルで働いていたことを打ち明け、仕事を続けるために父親を説得して欲しいとドンヒョクに頼む。 ドンヒョク「僕に頼むと高くつきますよ」 ホテルに好きな人がいるのかと尋ねるドンヒョク。なぜわかったんですかと驚くユンヒ。そりゃあもう、恋する男は他人の恋にも敏感なのよ(笑) そこへ仕事で席を外していたキム会長が登場する。中国の工場買収で忙しい、いっそうちに来ないかと、それとな~く「娘の婿に」攻撃を繰り出すが、微笑んだまま答えないドンヒョクに、諦めて話題を変える。なんでもう一押しせんのでしょう。面白くなるのに(こらこら;)。人物相関図がごちゃごちゃになるからかな(笑) ソウルホテルに話題を転じ、娘がホテル経営に興味を持っていることを明かすキム会長。「いつも父親を困らせてばかりの娘だが、たまにはいいことを言う」なんて言うのを見ると、ユンヒの提案に満更でもなかったのね。
感謝するユンヒ。うまくいったら彼と一緒に利子をつけて返してくれと言うドンヒョク。 利子も高いんでしょうと訊かれ、薄く微笑みを浮かべながら答える。 ドンヒョク「バラを300本……」 ユンヒ「え?」 かつてジニョンと一緒に歩いた道。そしてこの道を今日、ジニョンは裏切られた怒りと悲しみに傷ついた心を抱えたまま去って行ったのだった。 いくら見つめても会いたい人の姿はない。 部屋に戻ったドンヒョクはパソコンに向かい、一心にメールを打つ。 ジニョンさんを傷つけたなら謝ります―――― <メールの文面> ----------------------- 受信者 ソ・ジニョン 題目 5回目の手紙 本文 ナテムネ ジニョンシマウムル アップゲヘッタミョン ミアネヨ 直訳:僕のせいで ジニョンさんの 心を 痛くしたのなら ごめんなさい 意訳:僕のせいで ジニョンさんに 辛い思いをさせたのなら 謝ります 本文 ヨッテカジ イロッケ ネイリ シロギンチョギ オプソッソヨ 直訳:今まで こんなに 僕の仕事が 嫌いだったことは ありませんでした 意訳:今まで こんなにも 自分の仕事が いやだと思ったことは ありませんでし た --------------------------------------- ルネッサンスホテル。タクシーから降り立つ女ふたり。すっかり出来上がったスンジョンは、ジニョンにこのホテルで一夜を過ごそうと提案する。いつもサービスばかりしてる私たちが、たま ベルボーイにわざわざハンドバッグを運ばせ、部屋に通される二人。 客として楽しもうと思っていたはずなのに、ハウスキーピングの不備にスンジョンの支配人としてのプロ意識が燃え上がる。てきぱきと指示を出すスンジョン。 二人の泊まる部屋のベッドはキングサイズ。日本人の感覚じゃツインにするところだけど、韓国では女性同士の友達はとっても親密なので、一緒のベッドで眠るのが普通だそうです。
一計を案じ、店の商品を梱包して宅配業者を装ってユンヒに会いに行くヨンジェ。しっかり業者のロゴ入りベストを着ているんですが、どうやって手に入れたのやら(笑) うまくユンヒの部屋に入り込むことに成功し、ユンヒがホテルに戻れるかもしれないと聞いて大喜びするヨンジェだが、なれなれしくすると冷たくされるし、恋敵テジュンの様子を聞かれてしまう。どこまでも報われないことには変わりがない男なのだった(合掌)。 支配人オフィス。出勤してこないソ支配人とイ支配人に、オ支配人はソ・ジニョンのお陰で純情なイ・スンジョンまで悪影響を受けたと腹を立てている。シン・ドンヒョクという敵をこのままにしておいていいのかとテジュンに詰め寄るオ支配人。このホテルに滞在する以上は客だ。彼とは経営レベルで戦うと答えるテジュンだが、オ支配人は納得しそうにもない。 ルネッサンスホテル。目覚めるジニョン。時計を見て目をみはる。12時! スンジョンを叩き起こし、慌てふためいてエレベーターまで裸足で走る二人。このあたりのBGMといい、テンポがよくて楽しい。 いざフロントで清算しようとすると、スンジョンのカードが限度額を超えていて払えない。とぼけるスンジョン。引きつり笑いを浮かべながら自分のカードを出すジニョン。 従業員通用口に至る通路。「おごれなんて言うからよ」「あんな高いホテルに泊まろうなんて言うからよ」とお互いに罪のなすり合いをしながら歩いて来る二人。やれやれ、せっかく仲良くなったと思ったのにね(^^;) 宿泊代半額(12万ウォン=約12,000円)持ってねと言うジニョンに、イヤだと答えるスンジョン。 「じゃ、これは没収」と、スンジョンのバッグをひったくって笑いながら逃げるジニョン。追いかけるスンジョン。 するとそこに……待ってるんですよドンヒョクが! 朝からずっと待ってたんでしょうね。 なぜ電話に出ない? 怒っていても話くらい聞いてくれというドンヒョクに、話したくないと突っぱねるジニョン。スンジョンがでしゃばって、いくらVIPでもホテルの女子社員を弄べば大怪我するわよとキツ~イお言葉。そのままジニョンを連れて行こうとする。 「ジニョンさん、待ってください。話を聞いてください。……ソ・ジニョン!」 従業員用出入り口の二重扉の間の壁にジニョンを乱暴に押しつけるドンヒョク。くるりと向きを変えると、荷物を運搬しようとしている従業員をワゴンごと蹴り出し、コントローラーのボタンを押して、ドアの向こうにスンジョンを締め出す。まあなんて野蛮人!(わくわく) このシーン、「暴れん坊将軍なドンヒョクが大好き!」とファンの間でも大評判です(isakiさん、ナイスな命名ありがとう)。
次は反対側へ行ってドアを閉め、両方のドアが閉まったのを確認するとコントローラーのコードを引きちぎってしまう。 激しく散る火花。この間、ジニョンはなすすべもなく呆然。 「早く助けて。ジニョンさんが大変よ。保安課に連絡して!」と触れ回るスンジョン。その声に従業員たちが集まってくる。 誰にも邪魔されずに話したい。確かにホテル買収の仕事は引き受けたが、ここへ来たのはあなたのためだと訴えるドンヒョク。聞こうとしないジニョン。 「関係ない。僕を見て!」 ジニョンの肩をつかみ、激しく叫ぶドンヒョク。 「僕の目を見て。僕の話だけを聞いてくれ」 「やめてよ……」弱々しく声を漏らし、目を伏せるジニョン。 「僕だけを見て。 他のことはどうでもいい。僕の話を聞いて。 他には誰もいない。あなたと僕だけだ」 魅入られたようにドンヒョクを見つめ返すジニョン。彼女の目にはもう他の誰も入らない。 「僕の声が聞こえる?」 ゆっくりとうなずくジニョン。 「今……僕を見てる?」 小さく二度うなずく。 「僕だけを」 うなずく。 「よく聞いて……。 愛してる。ジニョン」 ゆっくりとドンヒョクの顔が近づいてくる。ジニョンは目を閉じて彼を迎える。二人の唇が重なった瞬間、ジニョンは思わず開いた手を壁に押し付ける。
降ろしていたジニョンの手がドンヒョクの腕を滑り、肩へと上がる。肩をつかんだ彼女の腕はやがて彼の首に回され、しっかりと組み合わされる。それを見てさらに右往左往する従業員たち。面白がっている風なアンやショックを受けている風なスンジョンの表情が面白い。 ドアが開いた音でようやく唇を離すふたり。魂を抜かれたような表情のジニョン。おそるおそる近づいてきたスンジョンが何度もジニョンの名を呼ぶが、なかなか正気に戻らない。 とうとう手を引っ張って連れて行かれてしまうジニョンを切ない目で見送るドンヒョク。 女子更衣室まで連れてこられたジニョンを取り巻き、興奮してかしましく騒ぐ従業員たち。スンジョンは彼女たちを制し、仕事へと追い立てる。 「彼、おかしいんじゃないの?」というジュヒに「二人ともよ」と、思い切り意地悪く言うアン。やっかみだと思っちゃうぞ(笑)
「大丈夫? かなり情熱的なキスだったわね。唇切れてない? 見せてみて」 アーンしてみて、と言うスンジョンを押しやり、放心状態のままロッカーに頭を押しつけ、さっきのキスを反芻するように目を閉じるジニョン。 外に山積みになった荷物の中にたたずむレオに、何をしているんだと声をかけるドンヒョク。ホテルの人間に追い出されたと答えるレオ。「なんてザマだ」 それ以上聞かなくてもレオの言いたいことはわかっている。己の気の緩みに さて、ここでちょっと戻って感想をば。 ドンヒョクの監禁シーン、「ホテリアー」の中で管理人が一番好きなシーンなんです。 背中に回されたジニョンの腕時計は12時半。真昼間からまったくもう~(笑) ドンヒョク
突っ込んじゃいけない突っ込みとしては、保安課員がキーのロックを解除しにくるところで、離れて向き合っているドンヒョクとジニョンがチラッと映っています。でもドアを開けたときにはまだキスしてる……あれ?(笑) もう一つの突っ込みどころを教えてくださった方がいます。上のシーンより前、ジニョンがドンヒョクの首に腕を回すのを見て従業員たちが驚くんですが、ドアの窓ガラスにそれを見て笑っているジニョンの顔が映っています。ちょうど振り返ったスンジョンの髪のところです。 こうして見ると結構突っ込みどころがありますね。冬ソナよりは少ないけど。台本が遅れて撮影が押してきたあたりなのかしらん。 (教えてくださったKonさん、どうもありがとうございました) 注目したいのはドンヒョクの最後のセリフ「サランヘ チニョンア」。初めてジニョンのことを「チニョンア」と親密度を表す「ア」を語尾につけて読んでいることですね。今まではずっと「チニョンシ(ジニョンさん)」だったのに。 その上、打ち解けた丁寧なストッパー「ヨ」が取れた「サランヘ」ですよ、これはかなり距離の縮まったセリフですよね小倉紀藏先生! 「ああ~ってむぁあす!」 ←NHKハングル講座 たまら~ん♪ ここのシーンは韓国で放送された当時も大評判だったそうで、ドンヒョクのセリフは流行語になったそうな。DVDでは「他には誰もいない。あなたと僕だけだ」とかなり意訳になっていますが、直訳では「耳をふさいで、目を伏せて、シン・ドンヒョクだけを見て」と言ってます。耳ふさいで目も伏せたら聞こえんし見られんやないか~というツッコミはおいといて(^^;) ふだんクールで紳士的なドンヒョクがこんなに情熱的な振る舞いをし、情熱的なセリフを吐くのですからたまりません。見るたびにジニョンみたいに魂を抜かれて、ほわぁ~んと放心状態になってしまいます(*^^*) このシーンの韓国語についてはハングルと読みと訳がK-PLAZA.COMのホテリアー掲示板に載っています。こちらへどうぞ→11話「キスシーン」台詞の補足 第10話で同じようにジニョンを壁に押し付けたテジュンは、すぐに自分も壁に背中をもたれさせて並んで話をしてましたね。詰めが甘い!(笑) やっぱり向き合って情熱的に語らなきゃ。あわよくばキスもできたのに(笑) 次回は第12話「彼を信じるということ Ⅰ」。 戻ってくるユンヒ。人質事件。バー「カサブランカ」を舞台に繰り広げられる切ない恋のエピソード。管理人の好きなシーン第2弾登場。 ドンヒョクにあなたのハートはわしづかみ(一句できた)。乞うご期待♪ |