古市憲寿さん 兵庫県知事”パワハラ疑惑”に『一流芸能人なら許される』 谷原章介「許されないですよ!」と”怒り”の反論
社会学者の古市憲寿さん(39)が5日、フジテレビ系朝の情報番組「めざまし8」にスタジオ生出演。”パワハラ疑惑”が続々と明らかになる斎藤元彦兵庫県知事(46)に対し、持論を展開した。 ◆「ゼロ回答」も埋まる外堀…斎藤知事を取り巻く状況【画像】 番組では、斎藤知事に関する県職員からの新たな証言を紹介。啓発活動のイベント中に登場した着ぐるみに、自分よりも子供が集まったことに不機嫌になったり、使用したあぶらとり紙を床に捨て、職員に拾わせたなどの新疑惑が紹介された。 MC谷原章介は「床に捨ててる時点でダメですよね。職員に拾わせるのもダメだけど、人として首かしげるところが」「人間性なのかなって感じも」と辛口でバッサリ。 古市さんは「嫌われてたことは確かなんでしょうね」とした上で、「今回の件に関しては大ごとなのかなっていうと、そんな大ごとじゃない気もして…」と新証言に慎重な姿勢を示した。 だが、続いて「ぜんぶ一流芸能人だったら別に許される話だと思うんですよ」と私見を述べたため、谷原がさえぎって「いや、許せられないですよ!」と怒ったような強い反論した。 それでも古市さんは「許されないけど、逆に周りが忖度(そんたく)しちゃうっていうか。『この人、こういう人なんですよ』って周りが多分カバーすると思う」と真意を話した。続けて「それは一流芸能人は、それだけの才能があるから。圧倒的な才能があるから、まわりがカバーする」と述べ、県知事としての実績より悪態のが目立った結果では?との見解を示した。 谷原は「僕自身が見てきた偉大な(芸能人の)先輩たちは、絶対にあぶらとり紙を床に捨てて、人に拾わせたりしない」と強調し、芸能人なら許される発言を認めなかった。
中日スポーツ