日常に必要不可欠な家電のひとつ“洗濯機”。
「昔は洗濯物を手洗いしていたんだよ」なんて言われてもピンときませんし、もう洗濯機のない生活に戻るなんて考えられませんよね。
とはいえ、長年同じ洗濯機を使っていると気になるのが“洗濯槽のカビ”。
「こまめにお手入れしなきゃ」と思いながらも「ついつい忘れてしまう……」なんて方も多いのではないでしょうか。
そんな洗濯機の内部の汚れを大手家電メーカーの「SHARP」が調査したところ、意外な結果が判明し話題を呼んでいます。
今回調査の対象となった洗濯機は、SHARPの1992年製の「最古の穴なし槽洗濯機(ES-BE65)」
長年使っても本当に洗濯槽が清潔なのかを検証しようと思ったものの、会社に古い洗濯機が残っていなかったSHARPは、公式X(旧Twitter)で募集をかけました。
募集にはたくさんの応募があり、抽選で調査対象の洗濯機を決定。
今回の調査では、SHARP製の「穴なし槽洗濯機(1992年製)」と「穴あり槽洗濯機(2005年製)」の汚れを比較しています。
「穴なし槽」とは、穴がなくても脱水できる仕組みの洗濯槽を指します。
対する「穴あり槽」は、穴から排水するタイプの洗濯槽です。
とはいえ、1992年製と2005年製を比較した場合、当然新しい方がキレイな気がしますが……?
「閲覧は覚悟をもってお願いします」
1992年製の洗濯機(穴なし)の洗濯槽は、全体的に経年劣化でところどころ変色しているものの、目立った黒カビは見当たらなかったとのこと……!
外側の凹凸部分を拡大しても黒カビは見当たらず、内側のパルセータを取った部分に若干の汚れを発見。
一方、2005年製の洗濯機(穴あり)は洗濯槽を取り出してみると、見た目以上に汚れていることが判明しました。
一見きれいに見えても、洗濯槽の裏側に黒カビがびっしり……!