教育的だからOK? モザイクなしで搾乳方法を解説するYouTube動画が380万再生
搾乳機の使い方を解説するYouTube動画が再生回数380万回のヒットを記録しています。
搾乳機の解説動画 乳首にモザイク無し
動画は「子育てガジェット通信」(登録者数6万人)というチャンネルによって投稿されたものです。「子育てに役立つガジェットを先輩ママ達の実際の使用方法を交えながら分かりやすくご紹介」するという触れ込みのこのチャンネルは、今年3月に開設。これまで2本のみ投稿されており、どちらも手動搾乳機の使い方を女性が解説するという内容です。
使い方を教えるのは「先輩ママ」こと香奈さんと香澄さん。ラッパのような搾乳機の吸引口を自分の乳首に当て、乳房を手で押さえながら、レバーを押す仕草をします。動画2本とも乳房にモザイクは施されていません。
3月31日に公開された1本目の動画は現在までにで387万回再生を記録しています。
動画のコメント欄には、
丁寧に説明してもらえて助かります
という声もある一方で、
男の僕でも勉強になりました
全国のママさんよりパパさんの方が視聴してそう
と、男性視聴者からも高い支持を得ているようです。
教育的コンテンツのため検閲をスルー!?
アダルトコンテンツに厳しいイメージのあるYouTubeですが、ガイドラインの「ヌードや性的なコンテンツに関するポリシー」の項目には、
教育、ドキュメンタリー、科学、芸術が主な目的であり、必要性や脈絡がある限り、性的なコンテンツが許可される場合もあります(参考:YouTubeヘルプ)
と、例外が記載されています。
「子育てガジェット通信」は、アイコンやバナーに赤ちゃんのイラストを使用しており、内容も至って真面目なもの。そのため「教育的コンテンツ」として認められていると考えられます。
しかし、概要欄のリンクから飛んだ先のXアカウントは、人妻を扱ったアダルトな投稿を何度もリポスト。Xのプロフィールに貼られたリンクからは、アダルトサイトに誘導されるようになっています。
アダルトサイトに関連したチャンネルが、乳首を隠さない動画を堂々とYouTubeに投稿していることについて、
え、教材扱いならモザイクすらいらんの?
子育て教育風にすれば検閲をスルー出来るというライフハック動画
という反応がコメント欄に寄せられています。
ちなみにYouTubeの広告に関するガイドラインでは、広告収入を得られないコンテンツの例の中に、「子どもがいない状態で、カップに搾乳をしている女性を映しているコンテンツ」が挙げられており、子育てガジェット通信が投稿しているコンテンツは、YouTubeから広告収入を得ることはできないと思われます。(参考:YouTubeヘルプ)