たつき信者(たつきしんじゃ)は、たつき、テレビアニメ『けものフレンズ』、たつきが代表を務めるグループ「irodori」の制作したアニメーション作品を崇拝する人々、また「たつきに敵対的である」とする勢力・人物を誹謗中傷する人々の総称。
略称は「たつ信」。

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蔑称
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概要

その名の通り、アニメーション監督・たつきを崇拝する人々のこと。
2017年に放映されたテレビアニメ『けものフレンズ』の大ヒットをきっかけに勢力として強まった。
けものフレンズプロジェクトアンチの大多数の人物がこの性質をもち、2017年9月25日のたつきショック勃発の際には「たつきが制作するけものフレンズのアニメ第2期」を望んでいたことから、インターネット上で様々な抗議活動を行い、たつきが映像化企画から外された原因の「黒幕」を探すために躍起した。2017年年末、たつきがけものフレンズの映像化企画に戻ることが叶わなくなって以降は、本来の目的を失ってけものフレンズプロジェクトやその関係者への誹謗中傷へとシフトしていった。
2018年にたつきが脚本費・脚本印税が未払いであると告発した際には活動が再活発化。2019年のテレビアニメ『けものフレンズ2』放映時には、同時期に放映され、たつきが監督を務めたテレビアニメ『ケムリクサ』を全面的に支持。インターネット上で活発的なロビー活動を行った。

個人情報の特定や集団的なネットリンチなどの過激な活動から、TwitterなどのSNSで表立って言及されることはないものの、アニメファン界隈における過激集団として名を轟かせた。

スタンスの変遷

  • たつきショック以前
    元々はテレビアニメ『けものフレンズ』流行後のマナーの悪いけものフレンズファンを指す「けものフレンズ信者(けもフレ信者)」とほぼ同義の言葉だった。それらの層はいわゆる「イナゴ」を大量に含んでおり、「覇権アニメのファン」という強い自負から、けものフレンズと無関係なコミュニティでの荒らし行為や、別作品や別コンテンツにマウントを取り貶すといった行為を行い、インターネット上で反感を買っていた。
    特に「アニメ1期の功労者」と喧伝されたたつきの神格化は著しく、たつきとたつきの手がけた作品だけを崇拝する者を特に「たつき信者」と呼ぶようになっていった。当初の「たつき信者」は、たつきへの崇拝から『てさぐれ!部活もの』の監督を務めていた石ダテコー太郎への誹謗などを行っていた。
    また、この頃は穏健なたつきファンの中でも「たつき信者」という自称を使う例も少ないが存在した。
  • たつきショック以降
    2017年9月25日、たつきショックが発生すると当時の「けものフレンズファン」の大半は、元凶とされたKADOKAWAや吉崎観音に激しいバッシングを行なった。
    それらのファンは「たつきの監督復帰」「たつきによるアニメ2期の制作」を声高々に叫んでいたため、この騒動を冷ややかに見ていた層から「たつき信者」と呼ばれ、この呼称がインターネット上に広く定着することとなった。
    時間の経過とともに炎上に参加するものが少なくなり、アニメ1期ファンの他ジャンルへの移動が進んでいくなか、たつきへの崇拝と吉崎・KFPへの反感・憎悪を持つけものフレンズプロジェクトアンチ(KFPアンチ)が形成されるようになった。こうした層はその後KFPを擁護する勢力(KFP擁護派)との激しい論争を繰り返すようになり、しまいにはKFPとKFP擁護派のみならず、騒動に関わっていない一般のファンに誹謗中傷するなど、活動を過激化させていった。

「たつき信者」が内包する思想・勢力

以下は「たつき信者」と呼ばれる勢力が内包する思想・勢力だが、これらの思想を抱く人は互いに重複しているため、「たつき信者」で括られる人々のほとんどが以下の条件に全て当てはまると言っても過言ではない。
「たつき信者」が内包する思想・勢力
けものフレンズプロジェクトアンチけものフレンズプロジェクト批判派
吉崎観音アンチけものフレンズ2アンチ
KADOKAWAアンチテレビ東京アンチ
たつきファンケムリクサファン

特徴

  • 「たつきファン」の自称
    たつきおよびその作品を称賛しており、自らを「たつきファン」または「irodoriファン」を名乗る場合が多い。また、騒動が長期化し彼らの言動が過激化するにつれて、自ら名乗らずともその主張や言動から、他者からそう捉えられるようになっている。
    単なる匿名性を利用した対立煽りが自らの隠れ蓑として「たつきファン」を名乗っている可能性もあるが、逆に非たつき信者を自称する人物の主張が、たつき信者の問題行動に対する擁護であったりたつき信者と同等の価値観に基づいた暴論であることもある。
  • けものフレンズプロジェクトへの敵愾心
    けものフレンズプロジェクト(KFP)やそれに関わる人物へ激しい敵愾心を抱いており、それらへのアンチ活動に余念が無い。中には「KFPへの攻撃を続けないと体調が悪くなる」と公言するなど、ライフワークの一部となっている。
    以下は、Twitterで活動しているKFPアンチであるけものフレンズ考察班が投稿した、KFPへの攻撃と自身の環境の関連性を語るツイート。
けものフレンズ考察班@7n7mDuGGqF3bPY3
けもフレ公式や吉崎への批判を怠ると職場環境が悪化したり体調不良になる謎
更に他のコンテンツに現抜かしてると悪影響が顕著
それでネット自体止めようとすると問題が勝手に解決するし、確実に何かに強いられてる感ある
もう一度や二度でもないしな…
12:25 AM · Oct 3, 2021·Twitter Web App
  • たつきの神格化
    たつき信者は名前の通りたつきを信奉する集団であり、たつきが制作したアニメはどれも素晴らしいものであり、他に類を見ないものとしてみなしている。
    裏を返せば、たつきの作品は素晴らしいという結論がすでにあるため、たつきのアニメに関する知識はさほど無くてもたつき信者として行動ができる。
    実際にテレビアニメ『けものフレンズ』以前の同人作品を語ることはそれほど頻度は高くない。
    また、アニメ1期をけものフレンズの全てだと考えているきらいがあり、他作品間の整合性を考えずに語り、アニメ1期の内容についても特段詳しいわけでもないため、けもフレファンからは度々間違いの指摘をされる。
    『ケムリクサ』でもテレビアニメ『けものフレンズ』同様、もしくはそれ以上に大雑把な感想を述べて信者間でたつきの素晴らしさを語る事がある。
  • たつき以外の協力者への軽視
    上記のたつきの神格化の一環であるが、「たつき周りの関係者はあくまでもたつきの才能に惚れて仕事を依頼している。」という設定を強く信じられている。ビジネスではなくたつきの作品に協力するために採算度外視、慣例無視で行動しているのであって、それはたつきへの人望の賜物という考えを持つ。この考えがあるためか、たつきがここまで有名になったのはKFPが彼をけものフレンズの監督に抜擢したおかげである事は口にすることはない。
    声優に対しては、たつきの作品の道具としか思っておらず、過去作品で活躍しても自身の都合が悪ければ容赦なく誹謗中傷の対象と化す。
    本来たつき個人のみで制作された作品はほとんど存在しておらず、たつき、伊佐、ゆっこの3人での共同合作なのだが、それを無視してたつきの作品と称するのが現状である。
  • テレビアニメ『けものフレンズ』以外のけものフレンズコンテンツへの中傷
    たつき信者らは、たつきショック以前からたつきを「ゲームアプリ『けものフレンズ』(ネクソン版)が爆死して死に体になっていたコンテンツを立て直した功労者」として称賛している。
    しかし、かばん以外のキャラクターはネクソン版発祥のものであり、同じけものフレンズコンテンツであるネクソン版を不評、爆死と嘲る者に対し、ファンは快く思うことはなかった。
    『けものフレンズ2』は史上類を観ない駄作と認定しているため、例え普通に楽しんでいるとネットで発言するだけでもたつき信者らのコミュニティで晒される事例もある。2021年1月に『けものフレンズ2』が一挙放送の後にTwitterでトレンド入りしたするなど、『2』がインターネット上で話題になると「KFP関係者による工作である」と疑う。
    アニメ以外のコンテンツでも事あるごとに「盛り上がっていない」「すぐにサービス終了する」などと誹謗し、悪意や敵意を隠さない。

行動方針

  • KFP及び、けものフレンズファンへの誹謗中傷
    けもちゃんやTwitterでオピニオンリーダーとなっているKFPアンチらが中心となって、KFPやけものフレンズファンへの誹謗中傷を行なっている。
    特にコアメンバーとされる吉崎観音、細谷伸之はKFP関係者の中でも誹謗中傷が集中している。それ以外のKFP関係者、『けものフレンズ2』制作スタッフ、他のけものフレンズコンテンツの関係者や関連企業も対象となる。
    たつき信者とされる人物らと対立関係にあるKFP擁護派は勿論、現在けものフレンズコンテンツを楽しんでいるファンも誹謗中傷の対象となり得る。
  • 外部コンテンツへの誹謗中傷
    けものフレンズ界隈外のコンテンツへのネガティブキャンペーンや誹謗を行うこともある。
    例えば、吉崎観音が関わっているコンテンツでは『ケロロ軍曹』『其れ、即ちスケッチ。』『社長、バトルの時間です!』は、KFPアンチの誹謗中傷のターゲットとして話題に挙がることが多い。
    木村隆一、細谷伸之関連では『アイカツ!』、ますもとたくや関連では『ゾンビランドサガ』が誹謗・揶揄されている。
    他にも、『ウマ娘 プリティーダービー』は2018年のアニメ1期放送当時には擬人化コンテンツという共通点から比較され、マウント発言を受けていた。しかし、2021年にアプリゲームがリリースされ大ブームとなると、逆にウマ娘の人気を道具にしてけものフレンズのネガティヴキャンペーンや誹謗を行うようになった。
  • 外部への拡散
    たつき信者の中でもKFPアンチとして熱心な活動を見せる人物は、他のアンチ集団と違って外部に向かって拡散しようとする傾向が強い。
    特に顕著なのはニコニコ動画であり、当Wikiの人物一覧で項目が成立するほどの多数の人物が多くの動画を投稿している。KFPがいかに悪であるか、たつきが素晴らしい人であるかをけものフレンズや炎上騒動に詳しくない人物に向けて、動画で宣伝している。元々けものフレンズの二次創作が多数投稿されていたニコニコ動画であるが、タグ検索を悪用して多数のヘイト動画をヒットするように工作し、さらには騒動以前のけもフレ二次創作動画にもコメントにてKFPを中傷するコメントを多数投稿した。結果としてけものフレンズがヒットする要因になったニコニコ動画では、けものフレンズをまともに楽しむという事は不可能に近い状況になり、多くのファンはニコニコ動画を去る形となった。
    ニコニコ大百科でも多数のヘイト記事を作成する運動が行われた。「9.25けもフレ事件」及び「けものフレンズ2炎上事件」は長期間ランキングに居座ることになり、界隈外の人間から白眼視され、批判をしようものならその場でKFPはいかに悪であるかの自己正当化を図るレスを投稿し、最悪の場合は個人への誹謗中傷に至る。
    現在のニコニコ大百科では、KFPアンチ側に衰退の傾向があるが、ニコニコ動画では爪痕が今も残っている。
  • パージ
    上記行動の結果何かしらの汚点となった場合それをKFPやKFP擁護側の責任にすり替える。
    詳細は個別記事を参照。
  • ネタの拡散
    たつき信者に限らず、アニメ・漫画・ゲームなどのサブカルジャンル界隈で信者と呼ばれる者たちの共通の行動方針だが、自分たちが好きな作品はどんな所でも受け入れられると盲信しており、その思想を元に作品への信仰で他作品を結果的に荒らす傾向がある。
    彼らの場合はたつき関連の作品を外部に拡散させる方針がある。
『ゲッターロボアーク』最終回のクライマックスシーンにおいてケムリクサネタを拡散する信者

類義語

  • けものフレンズ信者
    テレビアニメ『けものフレンズ』流行後に発生したマナーの悪いけものフレンズファンを指す蔑称。略して「けもフレ信者」とも。
    現在のけものフレンズ界隈において、たつき信者とされる人々の思想からテレビアニメ『けものフレンズ』、アニメ1期の信者としての意味合いでは間違っていない表現だが、テレビアニメ『けものフレンズ』以外のけものフレンズコンテンツには批判的かつ排他的な性質を鑑みると「けものフレンズの信者」としては不適切な表現であるとKFP擁護派の間では考えられている。
  • けもフレガイジ
    けものフレンズ界隈に関わる人の蔑称で、「けものフレンズファンの障がい児」の略。
    本来はけものフレンズファン全体を指す蔑称だったが、現在は専ら界隈内の過激派を指していることが多い。
    主になんでも実況J板などのけものフレンズ界隈外で使用される。
    ケモガイジ、けもガイジとも呼ばれる。
  • 珍獣
    珍獣という呼び名の語源はたつきのツイートであり、自身のファンの行動を珍獣の群れと称した事からKFP擁護派から「たつき信者」に代わる蔑称として使われるようになった。
    詳細は個別記事を参照。
たつき/irodori @irodori7
へんたつTV版BD+CD、予約状況の挙動が独特でぶっ飛んでるらしくアニプレさんがざわついたと聞き笑いました。なんかこうお客さんごと珍獣の群れっぽく見られてるのがいいですね)
午前1:34 · 2020年2月18日·Twitter Web App

関連項目

※たつき信者に該当する人物の個別記事は人物の一覧/KFPアンチを参照。


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最終更新:2024年09月05日 17:22