なぜ頒布という結果に至ったのか③
主催が信頼する第三者のチェック済であったこと
まず最初に、とらのあな委託のものにつきましてはデザインも含めて審査があります。また、該当公式作品の取り扱いについては特別な制限があるため、私も事前に慎重に下調べしたつもりでおりました。
◼️冊子扱い(とらのあな取り扱いOK)
クリアファイル、ポストカード、ステッカー、チケットファイルなどの平物は同人誌と同じ冊子扱いです。
◼️立体物扱い(とらのあな取り扱いNG)
コースター、トートバッグ、ポーチ、アクリルグッズなどの立体物については、とらのあなでは取り扱い不可となっており、こちらからも該当するかどうか判断がつかないものに関しましては事前にとらのあなに相談するようにしています。現物がとらのあなに届いてからも、改めて取り扱い不可と判断されたものは返送されるそうです。
お取り扱いいただいているノベルティにつきましては、すべてとらのあな審査を通過した上でお取り扱いしていただいているものになります。その為、デザインも含めて不当な二次創作物ではないものと受け止めており、当アンソロジーノベルティのクリアファイルについても問題ないと認識しておりました。
また、頒布前にご指摘があったのは現地ノベルティについてのみで、告知アカウントや通頒ノベルティ、ポストカードラリー記念品に使用しているアートにつきましては、2023年4月から現在までご指摘が入ったことがなかったことや評判が良かったこと、このデザインでも記念品が欲しいなどのお言葉をいただくこともあった為、問題ないと考えて使用しておりました。
◼️同人グッズの委託取り扱いについて|とらのあなhttps://help.toranoana.jp/3340/◼️クリアファイルのとらのあな委託が確定した際の資料
念の為、委託先のとらのあなに改めて確認を取りました。デザイン的に審査したとしても問題ないというお返事をいただきました。
◼️クリアファイルのデザインについて
◼️補足 個人情報にあたる部分はグレーで伏せております。当初はとらのあな通頒特典としてステッカーを予定していましたが、後から現地でのポストカードラリーの実施が決まり、そちらとノベルティを統一するために変更したものです。とらのあな審査が通過した上で発注しております。
◼️現地ノベルティ 著作権などに詳しい知人に確認を取りながら制作したので、問題ないと感じておりました。見解は頒布前に出したおしらせとほぼ同じ内容になります。
様々な下調べの元最終的に頒布に至りましたが、権利上問題なくても公式誤認のリスクがあるデザインであるという観点から冷静に判断すべきだったと反省しております。