HPVワクチンについて

HPVワクチンについては書くことがたくさんあるのですが、今回ちょろっと書きます。

以前のブログにも少し書きましたが、まず臨床試験の段階で推奨されている方法でおこなわれていません

通常は、本物のワクチンと、対照として生理食塩水が選ばれます。

しかしメルク社のガーダシルは、対照としてアジュバンドであるアルミ(アルミニウムヒドロキシホスフェイト硫酸塩:AAHS)が入ったものが「こっそり」使われました。

「こっそり」というのは、研究手順書(プロトコル)の原本にはAAHSであることが書かれているにもかかわらず、被験者には「本物か生理食塩水のものが打たれる」と説明されていたからです。
被験候補者たちに渡すパンフレットにも、生理食塩水が対照であると書かれていたのです。

もうここからして信用のない会社だし、信用のないワクチンであることがわかると思います。

ほとんどの臨床試験はこうやってズルされていることが多いようですが、アルミは人体にとっては特に注意しなければならないものです。
それを被験者をだまし、見境なく人体に注射しまくるというのは狂気の沙汰でしかありません。

じゃあなぜ対照群に生理食塩水を使わないのか。
それは副作用の差を少なく見せるためです。

例えば
ワクチン群で頭痛を10人に認めた。
プラセボ群で頭痛を8人に認めた。
これであれば、そんなに差がないので、問題ないワクチンということで承認されやすくなります。
(というか、生理食塩水で頭痛っていうのもおかしなことなんですけどね)

「偽プラセボがガーダシルの悪影響を隠している」ということです。

ちなみに多くの専門家は、アルミニウムベースのアジュバンドは、かなりの健康上のリスクをもたらし、安全性の結果をあいまいにするため、ワクチンの臨床試験で対照としてけっして使用するべきではないと考えているようです。

しかも、「プロトコル018」という臨床試験においては、子供たちに接種されたワクチン中AAHSアジュバンド量が、実は認可ワクチンのちょうど半分量だったことがわかっています。
つまり製品版のガーダシルの半分の量のアジュバンドしか使っていなかったのです。
そうすれば副作用も出にくくなります。アルミは本当に体に悪いものですから。
それで安全性を高く見せかけたのです。

ここまでくるともういやんなっちゃいますね。ズルでしかない。
それでもFDAなどは見て見ぬふりして認可しているのです。
FDAと製薬会社はズブズブの関係なんです。

臨床試験のことだけでももっともっとネタがあります。
が、今回はこの辺にしときます。

あっ、ちなみにインドでの実証実験では、あのビル&メリンダ・ゲイツ財団が関わっていることがわかっています。
インドの少女たちの中にはワクチンによって亡くなるケースも出てきて、2017年4月、インド政府は、ゲイツ財団やその他の外国団体によるPHFI(インド最大の非営利公衆衛生団)他の非政府組織へのさらなる資金提供を阻止しました。
やるじゃん、インド。
連邦議会委員会の報告書では
「PATH(米国の非政府組織である「保険分野における適正技術導入プログラム」)の唯一の目的は、HPV製造企業の商業的利益を促進することだった。PATHがHPVワクチンを国の定期予防接種プログラム(UIP)に入れることに成功していたならば、HPVワクチン製造企業は莫大な利益を得ていたであろう。…このPATHの行為は、これらの女児や青少年の人権に対する明らかな侵害であり、そして明白な児童虐待の事例である。」とまで言い切っています。
はっきりと、「HPVワクチンは儲けのためだ、児童虐待だ」とまで言っている。
すごいぞ、インド。

話は変わって、本当に子宮頸がんワクチンは必要なのか?です。

子宮頸がんの死亡率ってご存じですか?
国立研究開発法人国立がん研究センターが公開している「がん統計」のHPから見てみます。
https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/cancer/17_cervix_uteri.html

・人口あたりの死亡率は4.6人(人口10万対)

と記載があります。

つまり、
1万人あたり0.46人

一方、2006年に承認された際の臨床試験データでは、
ガーダシル群の死亡率が1万人あたり8.5人(13.3という数字もありますが少ない方をとってあげました)
偽プラセボ群(アルミ入り)では1万人あたり7.2人
アルミがどれだけ怖いかよくわかると思います。

ちなみに、米国の若年女性の平均死亡率は1万人あたり4.37人
世界で子宮頚がんの発生率および死亡率が最も高いのは東アフリカで、死亡率は1万人あたり2.76人

これらの数字を比較してどう思います?

「ワクチン打った方が多く死んでいる」んです。
わずかな差とかではなく、ガーダシル群にいたっては、子宮頸がんで死ぬよりワクチンで死ぬ方が18倍も多い。
本末転倒。
しかも死亡だけでなく、重篤な後遺障害を含めると、本当に打つ価値があるのか甚だ疑問です

しかもプロトコル019という臨床試験では、アジア女性は試験参加者のわずか31%であったにもかかわらず、8人の死亡のうち7人がアジアの女性だったのです。

ワクチン打った方が18倍も多く死ぬということは、HPVワクチンを受けるのは言葉のままですが「自殺行為」と言っても過言ではない。

もちろんワクチン打って大きな副作用が出ないこともあるかと思います。
しかし新型コロナワクチンと同じで、ロシアンルーレットですね。

というか、1万人のうち0.46人しか亡くならない癌なのです。

メディアでは若い人も癌になって亡くなったケースなどを悲劇的なこととして大きく特集したりしていますが、かなりレアなケースだということがわかるでしょうか。
メディアをこうして使ってワクチンの普及につなげようとしているのです。
レアな悲劇的なニュースを広告として使っているようなものです。

最近では日本でもHPVワクチン接種を積極的に打とうという流れになっていますね。
しかもこんなニュースまでも出てきました。

若い世代で子宮頸がんリスク減少 英チームがHPVワクチン効果発表

HPVワクチンで子宮頸がんリスク「大幅」減少 早期接種で顕著 英研究

ついにHPVワクチンで子宮頸がんが減らせることがわかったと。
しかも若いときに打てば打つほど効果あるよと。

しかし、2008年に12~13歳だった子というのは、調査された最後の年である2019年の時は、23~24歳ということ。
23~24歳でどれだけの人が子宮頸がんになると思いますか?

日本のデータしかないのですが、以下のグラフを見てください。

20~24歳の女性では、10万人あたり0.7人です。
1万人あたり0.07人。
ごくわずかなんです。
こんなのでそんなに統計的な大きな差が出るのでしょうか。

ニュースの記事にあるように「子宮頸がんになるリスクが87%低かった」というのは、ごくわずかな小さな数字を大きく見せかけているだけです。

例えば100人中2人死んでいたのが1人になったとします。
「2人が1人に減った」ではインパクトがない。
だから代わりに「50%減った」と宣伝するのです。

20代の子を調査して本当に効果があるのかなんてわかりません。
グラフを見ればわかるように、もっと高い年齢層でどうなるかを見なければ本当の効果はわかりません

しかも、HPV16および18の持続感染を、ガーダシルは5年間、サーバリックスは10年間防御するといわれています。
しかしあくまで予測であって、HPVワクチンの長期の有効性は依然として不明です。
つまり若いときに打っても、子宮頚がんの好発年齢まで効果がもたないかもしれないのです。
というか、それすら製薬会社もわかっていないのです。

仮に10年効果があるとして、12歳の子に打ったら22歳までしか効果がありません
その後のHPV感染は防げないということになります。
20代以降に主に感染リスクが高まるであろうに、まったく意味がない。

日本で積極的接種の再開とともにタイミング良く出てきたこのニュース。
こんなニュースにだまされてはいけません。

大体、これまで子宮頸がんを本当に減らせるという証明ができなかったから、「子宮頚がんワクチン」という名前をやめて、「HPVワクチン」と呼ぶようにしたのです。
つまり確たる証拠もデータもないのに、「子宮頸がんを減らすと思わされて」今まで打たされてきたのです。
こんなひどいサギありますか?

自分もこれまでわかりやすいように「子宮頚がんワクチン」と書いてきましたが、本来「子宮頸がんワクチン」と呼べる代物ではないのです。

ですから今回のイギリスのデータは大々的に報道されたのですが、実態は上記のとおりで、もっと高い年齢層でどうなるかを見なければ本当の効果はわからない
まだまだ「子宮頸がんワクチン」といえるかわかりません。

ちなみに、このニュースで使われたワクチンは、イギリスのグラクソ・スミスクライン(GSK)社「サーバリックス」というもの。

「サーバリックス」はアメリカでは使われていません。
売れなかったからというのが市場撤退の理由とされていますが、本当に効果あるのならアメリカ市場から撤退なんてしませんよね。

しかも臨床試験では、GSK社はサーバリックスの安全性を評価するための「対照」として、未承認ワクチンや異なるアジュバンド等の偽プラセボを使用したのです。

めちゃくちゃひどいことをしているんです。
もはや臨床試験と言えない。

圧倒的多数のHPV感染症は無害であり、約90%は2年以内に自然消退するといわれています。
HPV感染の約0.15~0.18%が子宮頚がんに進行するといわれています。
ごくわずかですね。
ごくわずかでもゼロにしたい気持ちもあるでしょう。
でもワクチンによる副作用や死亡のリスクも高まるのです。
メリットとリスクを考えたら自ずと答えが出そうですが…。

また有効期間の件で、若い頃にワクチン打っても、癌の好発年齢まで効果がもたないかもしれないからといって、途中でさらに追加接種すれば良いということではありません。
ガーダシル、サーバリックスどちらの臨床試験でも、接種時にすでにHPVに感染していたり、HPV抗体を持っている女性にこのワクチンを接種すると、その一部はCIN2やCIN3の病変を生じ、子宮頚がんさえも引き起こす可能性があるという恐ろしい結果が示されているのです。
つまり性交経験前の子に打たなければならないのです。
だから若い子に打とうとしているんですね。

CIN「子宮頚部異形成」のことで、はCIN1からCIN3に分類されます。
CINは前がん病変といわれていますが、
CIN1は前がん病変ではなく、子宮頚がんの予測因子とするには弱く、その大部分は自然に治癒します。
CIN2も大部分は自然に正常に戻り、前がん状態と言うよりもHPV感染の「ひどい状態」と見なすべきことを示唆しているとされています。
CIN3病変の50%かそれ以下、そしておそらくは30%ほどのものが、子宮頚がんに進行すると報告されています。しかしコクラン(医療情報を精査して人々に伝える国際組織)では最近、CIN3が子宮頚がんに進行する率は低く12%としています。
CIN3はそのほとんどはがんに進展しないことでもあり、この病変の評価をもってワクチンの効果を論ずることはできません

詳しくは以下の本にすべて書いてあります。
自分の子へのHPVワクチンをどうしたらよいのか悩んでいる親御さん、ぜひ大切な子供を守るためにも自分で勉強してください。
かなり分厚い本ですけど…。

ただこれを見ると、HPVワクチンに限らず、ワクチンというものがどうやって市場に出されるのかということがよくわかります。
どんなイカサマして効果を大きく見せようとしているのかとか、どうやって市場にアピールしようとしているのかどうやってみんなにワクチンを必要と思わせようとするのかとか。
つまり、みんなに自らワクチンを打ちたいと思わせるように仕向けています。
当然ガーダシルの場合、アメリカではPR会社というものが入って宣伝していました。
新型コロナワクチンとかぶるところがあって勉強になりますよ。
製薬会社や国(政府機関)の手口がわかる、ワクチンから身を守るための必読の書です。

自分の身は自分で守らなければなりません。
国や医学会の言いなりになっていたら体がボロボロになります。
ましてやワクチンは健康な体にするものです。
健康被害が出てしまったら元も子もなくなります。
こんなデタラメな臨床試験がなされていたワクチンを打ちたいですか?
いつまで効果あるかもわからない(おそらくは好発年齢までもたない)ワクチンを打ちたいですか?
ワクチン打ってわざわざ死亡率高めたいですか?

「いついつまでに打てば無料だよ」とかいう、古典的な手にのらないように。

ちなみに2021年2月「シルガード9」という9価のワクチンが発売開始され、これまでのガーダシル(4価)サーバリックス(2価)より効果が高いとされていますが、そもそもしっかりしたデータ・効果がまだわかっていません。
「効果が高いとされている」というだけです。
シルガード9とガーダシルは同じ会社から発売されていますが、いずれガーダシルはシルガード9に取って代わられるのでしょう
だってシルガード9の方が効果高いようなんですから。
てことは、もし仮にHPVワクチンが効果あるとしても、今ガーダシルを打つのはなんだかおかしくないですか?
また在庫処分?って思ってしまうのですが。

シルガード9がまだ公費負担で認められていないから仕方ないのかもしれませんが、効果高い方を早く公費負担に認めたらいいじゃないですか。
国がHPVワクチンの効果を信じていて、本気で子宮頚がんを減らすんだという気持ちがあるのならシルガードを公費負担にするべきです。
なんだかおかしいんですよね。

最近増えてきた子宮頸がん関連のニュースを冷めた目で見ている自分でした。