ベラルーシで日本人拘束 「日本の情報機関の活動摘発」と国営テレビが男性の映像公開
ベラルーシで50代の日本人男性が拘束されました。国営メディアは「日本の情報機関の活動が摘発された」と報じ日本人男性の映像を公開しました。
ベラルーシの国営テレビが特別番組の予告として公開した映像では、当局に拘束された日本人男性について「歴史上初めて、日本の情報機関の活動が摘発された」とした上で、ベラルーシとウクライナとの国境の状況に関する情報収集や軍事施設の撮影をしていたと伝えています。
映像の中で男性は自らの名前を名乗った上で、「私の行為はベラルーシにとって、危険かもしれない」などと話しました。
国営テレビは5日に「東京から来たサムライの失敗」というタイトルの特別番組を放送するとしています。
林官房長官は、「7月9日に50代の日本人男性が国内法違反があったとして現地当局に拘束されたことを確認している」と述べました。その上で、「領事面会を通じ、健康状態に特段の問題は生じていないということを確認している」と述べ、政府として、支援を行っていくとしています。