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USスチール、日鉄による買収が不成立なら工場閉鎖へ-WSJ

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米鉄鋼大手USスチールのデービッド・ブリット最高経営責任者(CEO)は、日本製鉄による買収が不成立なら、製鉄所を閉鎖することになり、本社をピッツバーグから移転する可能性も高いと米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)とのインタビューで語った。

  WSJによると、ブリット氏はインタビューで、日鉄はUSスチールの老朽化した製鉄所に約30億ドル(約4300億円)の投資を約束しており、それが競争力を保ち雇用を維持する上で欠かせないと指摘。

  「日鉄買収が不成立に終わるなら、それは実現されない。その資金がないからだ」と述べたという。

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