元々あってもなくてもそれほど困らないページだった
体制の変わり目が縁の切れ目
二面性の話
ここを30秒で読める
ページの本体
- 拝みに来た受験生を落雷でぶち転がすことはない
(一度に顕れるのは一側面のみ)
崇高:アヌビス | |
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神秘 | 恐怖 |
守護神 | 死の神 |
崇高:なんか湧いてしまったペロロジラ | |
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神秘無し | 恐怖無し |
こいつは別に誰も | 本気ではなかった |
- どっちがよく喋る方か忘れる奴はデカルコマニー=転写と覚えるのが早いぞ
- 絵がチェンジされたおかげでだいぶ分かりやすくなった
崇高無し 先生(ブルアカ遊んでる一般オタク) | |
神秘無し | 恐怖無し |
誰がオタクを 崇めるだろうか | オタクが誰に 祟れるだろうか |
- いやない(反語)
たしかにオタクは畏れ敬われる存在ではない
無名の司祭らの見解は妥当
2024年6月時点のゲーム内テキストではだいたいこんな感じ
※もちろん菅原道真はゲーム内テキストに存在しない
※※百鬼夜行ネタでは普通にモチーフとして引かれ得る枠
(参考)キリスト教世界の坊主/三位一体
後のキリスト教世界が政治的に掲げた三位一体 神 | |
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父 | キレてる時のYHWH 煽ってる時のナザレのイエス |
子 | マシな対応のYHWH 煽ってない時のナザレのイエス |
聖霊 | 預言や啓示 ↑二つに分類できない諸々 |
- 「神は(部分的に顕れているのではなく)常に完全な存在だが、人類側の限界によって一部の側面しか知覚できない」と坊主は言い張っている
作中のアレやコレ
しかし宙に投げられたコインが最終的にどちらか一方の面を見せるのと同じように、「崇高」もまたそのような形で顕現する。
숭고(the sublime)는 두 개의 양면성을 지니고 있다. 한쪽에 감히 와 닿을 수 없는 신비가 있다면, 그 반대편엔 돌이킬 수 없는 공포가 자리하고 있지.
(崇高(the sublime)は二つの両面性を持っている。 片方に敢えて触れることのできない*1神秘があれば、その反対側には取り返しのつかない恐怖が位置している。)
동전의 양면처럼, 공포와 신비는 따로 떼어낼 수 없는 한 몸이라고 볼 수 있는 것이다.
(コインの両面のように、恐怖と神秘は切り離せない一体と見ることができるのだ。)
하지만 던져진 동전이 언제나 단 하나의 정황만 보여주듯, 숭고 또한 그런 식으로만 우리들의 세계에 현현한다.
(だが投げられたコインがいつもただ一つの情況だけを見せるように、崇高もまたそのようにのみ我々の世界に顕現する。)
ヒエロニムス(ブルアカ)の核となった教義が三位一体であると直接明言されてこそいないが、マエストロの説明*2やヒエロニムス(現実)の立場*3や戦闘シチュエーション/オタクの嗜好を踏まえればほぼ確定と見てよいだろう
- トリニティでtrinity相手に戦うシチュエーション出されて興奮しないオタクいるの?
(参考)もしかしたら……
それは本人が望まぬ、燃えたコインの裏側かもしれないし。
어쩌면 그것이....... 본인 스스로 원하지 않는, 불탄 동전의 뒷면일 수도 있고 말이지.
(もしかしたらそれが……。本人自身が望まない、焼けた*4コインの裏面かもしれないし。)
ナツ*5が黒歴史さんのキャスパリーグを知的に表現している*6
神秘や恐怖の話こそしていない場面だが着眼点は鋭い
- メインストーリーの外にいるグループ所属のキャラが日常回の中でストーリー構造をしれっと掴んでいる図はオタクの好み
(参考)現実の人類用のアレやコレ
ペルソナ
これは人間用の概念(TPOに応じて付け替える表向きの人格/背後の「真の人格」を前提とする) 言い出しっぺはユング
- アトラスがオタク向けに作っているジュブナイルADVの参照元
などと書いているうちにもこんなWikiに辿り着くお前が知らないとは思えん気がしてきた とにかく書いたので転がす
- ユング
- 本人は大真面目だったし、大真面目なフォロワーも現代に至るまで大勢いる
他方で禅や道教に類する神秘体験カテゴリーにぶち込まれている場合も少なくない- 道教
- ユングと道教を並べたらそのままル=グウィンに飛び付きたくなるオタクは多いかもしれない ブルアカから何かしら参照されたらこのWikiでも何かしら触れる/今のところ気配は無い
ジョハリの窓
お前に 自覚あり | お前は 自覚なし | |
俺が知ってる | 公共のお前 | お前の盲点 |
俺は知らない | 秘密のお前 | 未知のお前 |
これもオタクは大抵知ってそうな気がする
イデア論
今更イデア論の説明いる?
記号学
記号学における記号は人類の認知をベースとした便宜上の分類に過ぎない=古典的なイデア論(形而上学的世界に真なる原型が存在する前提)とは関係がない
- 記号学
- ソシュールなる言語ガチ勢だったおっさんが土台に眠っている
より正確に言えば弟子やら受講生やらが必死こいてかき集めた資料/講義のメモが土台に眠っている(本人が予定よりだいぶ早く死んでしまったため)- ソシュール
- 特に深い話は載っていないがブルアカに縁深いゆかいな文化人たちページも参照
ミメシス/模倣
現代的に言えばパクリ https://en.m.wikipedia.org/wiki/Mimesis
- プラトン(紀元前5~4世紀) ←一応の言い出しっぺ
- おい詩人ども実のない事やってんじゃねえ、お前らはイデアの劣化コピーの劣化コピーだぞ
- アリストテレス(紀元前4世紀)
- いや人間って周囲/自然を模倣するから劇に感動できるし共感できるんじゃないッスか?
- ディオニュシオス(紀元前1世紀) ←現代的にはここ以降
- そもそも創作って本質的に他の作家の模倣の塊じゃね?
https://en.m.wikipedia.org/wiki/Dionysian_imitatio
- マクドナルド(20世紀)
- ってか新訳聖書も思いっきり旧約聖書やホメロス作品の記述パクってるけど
https://en.m.wikipedia.org/wiki/Mimesis_criticism- キリスト教方面からブチ切れた反論がいっぱい飛んできたが概ねいなしきった
しれっと2000年ほど飛んでいるが当然様々な人物が様々に述べている
- Intertextuality(間テクスト性)
- パロディやオマージュやパクリや前提作品や引用やスピンオフやその他諸々諸々諸々をまとめて引っくるめた「外部テクストの参照」を指す最大公約数的な呼び方
https://en.m.wikipedia.org/wiki/Intertextuality
あまりに含める範囲が広いせいで厳密な定義は定まっていない- 夢は時間を裏切らない / 時間は夢を裏切らない
- この程度の距離で訴訟を仕掛けてもボロ負けする
🆕崇高(美学)
肝心のsublimeにノータッチだった*7
名称としてはネタ元 概念としてはややズレる(作中描かれる他の概念と噛み合うよう自前で解釈されている)
→非・ブルアカ用語集
専門的な話は載っていないので詳しく知りたきゃ検索した方が良いぞ