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浅田真央がバンクーバーで滑った「鐘」を14歳に授けたわけ 上薗恋奈が挑む新シーズン

2024年9月3日 05時10分 (9月3日 09時06分更新)
 9月4日から始まるジュニアグランプリ(GP)シリーズ第2戦チェコ大会で、昨季の世界ジュニア選手権女子銅メダルの上薗恋奈(れな=LYSインカラミ、愛知県北名古屋市出身)は、ロシアの作曲家ラフマニノフの「鐘」をフリーで演じる。この曲は浅田真央さんが2010年のバンクーバー五輪で銀メダルを獲得した名プログラム。14歳が滑りこなすには難しい曲だが、「真央ちゃんとは違った、自分の『鐘』を滑りたい」と意気込む。
木下トロフィー争奪大会のフリーで「鐘」を演じる上薗恋奈

木下トロフィー争奪大会のフリーで「鐘」を演じる上薗恋奈

 リンクに響く鐘の音を背に滑り出す。シーズン開幕前の8月に開かれた国内競技会、木下トロフィー争奪大会(京都府宇治市)。ジュニアの上薗は、「鐘」をドラマチックに演じた。ミスなく滑り、ショートプログラム(SP)10位から巻き返して表彰台に立った。
 「鐘」は14歳が滑るには重く、暗い。なぜ、この重厚な曲を選んだのか...

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