いままで、収支計算書を使っていました。
特定の積立について、収支計算書では、毎年、ABC積立支出として支出し
別の定期預金に預け入れしていました。その定期預金を特別会計として決算では報告しています。
NPO法人の決算書と、もうひとつ、特別会計の決算書、として2つ、作っていました。
積立を使ったときは、特別会計の決算書に記載します。
通常のNPO法人の正味財産合計が、たとえば、1,000,000円だとすると、
別途、特別会計の財産が、200,000円あります。
今回、会計基準にしたがって活動計算書を作成するにあたり、特別会計を本来のNPO法人の
正味財産に含めるべきだと指摘をされました。
特別会計、を無くして、NPO法人の会計でひとまとめにするためには、
仕訳イメージは、次の通りですが、この科目でいいのかどうかがわかりません。
借方:定期預金(特定の預金) / 貸方:積立金収入 200,000円
これでいいでしょうか。それとも、寄付金収入、にすべきでしょうか。
特別会計
Re: 特別会計
収支人さん
ご質問ありがとうございます。回答委員の矢崎です。
特別会計を本来の法人の会計に含め、一本化するということですね。
確かにその形が適切な会計処理だと思います。
そのためには、仕訳が必要ですが、お知らせ頂いた仕訳の貸方は
会計基準では想定している科目ではありません。
考えられることとしては、「受取寄付金」とすることもありますが、
過去の決算の修正という意味を考慮すると、
経常外収益の「過年度損益修正益」を使う方が適切かと思います。
必要があれば、注記でその内容を記載しておいてもよいとは思います。
今後、特別会計についてその内容を明らかにするのであれば、
注記の事業費の内訳もしくは事業別損益の状況の中で明示していくのが良いと思います。
矢崎
ご質問ありがとうございます。回答委員の矢崎です。
特別会計を本来の法人の会計に含め、一本化するということですね。
確かにその形が適切な会計処理だと思います。
そのためには、仕訳が必要ですが、お知らせ頂いた仕訳の貸方は
会計基準では想定している科目ではありません。
考えられることとしては、「受取寄付金」とすることもありますが、
過去の決算の修正という意味を考慮すると、
経常外収益の「過年度損益修正益」を使う方が適切かと思います。
必要があれば、注記でその内容を記載しておいてもよいとは思います。
今後、特別会計についてその内容を明らかにするのであれば、
注記の事業費の内訳もしくは事業別損益の状況の中で明示していくのが良いと思います。
矢崎