MRとして医療従事者との面談や説明会、講演会の企画を担当。チームの存在が支えに

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現在、北関東信越支店 栃木営業所でGeneral領域MRを務めています。同営業所のMRは、大学病院担当が3人とエリア担当が8人の合計11人体制。私は小山地区の開業医へ、糖尿病領域を中心とした医療用医薬品の情報を提供・収集しています。

1日の訪問軒数はだいたい5軒〜8軒ほど。新型コロナウイルス感染症が5類に変更となったことで、現在は基本的には直接訪問での面談をしています。面談スケジュールは2週間前から計画することが多く、アポイントが1件得られたら、近隣のクリニックをあわせて訪問するなど、効率的な営業活動を心がけています。

面談のほかには、医師や看護師さんなどの医療従事者向けに、当社医薬品の説明会を月に2~3回実施しています。説明会では、面談では伝えきれない臨床試験の詳細について情報提供したり、ご意見をいただいています。また、多忙のため普段はなかなか面談機会が得られない医師とリラックスしてお話しすることができる機会でもあり、とても貴重な場です。

基本的に私1人で説明会を実施していますが、同じエリアの大学担当の先輩に同行していただき、情報を補足いただくこともあります。先生にとって有意義な時間になるように、チームを頼りながら活動しています。

また、約半年に1回のペースで講演会も企画・実施しています。講演会は、医師に専門分野のテーマについて講演していただく会であり、医療従事者同士が情報交換できる機会でもあります。オンラインとリアルのハイブリッド形式で実施することもあり、医師のニーズにあわせた企画を意識しています。

MR活動は一人の時間が多いですが、チームで定期的にミーティング等の顔を合わせる機会を作っており、わからないことがあればすぐに相談しています。私自身入社して3年目でわからないこともたくさんある中、先輩方はとても話しやすく頼りになる方ばかりなので、日々支えられながら学んでいます。

成長環境が入社の決め手。実践的研修と同期に支えられながら歩み出したMRのキャリア

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学生時代に接客業のアルバイトを経験し、人とお話をする仕事がとても楽しかったことから、営業職を志望していました。そんな中、MRとして働いている大学時代の先輩とたまたま話す機会があったんです。MRが人の命や生活に深く関わる仕事であり、やりがいを多く感じられる仕事だと知って興味をもち、医薬品業界を中心に就職活動をするようになりました。

また、小学校から大学までバスケットボールをしていて、ケガをするたびに医療従事者の方と関わりがありました。医療や病院が生活において身近だったことが、親近感につながっていたと思います。

さまざまな企業のインターンシップに参加しましたが、社員の温かい人柄がとくに印象的だったのが、住友ファーマです。面接では約40分程度の時間をかけて話を聞いてもらえるなど、相手のことを深く知り、尊重しようとする企業文化があるのを感じました。

若手社員との座談会に参加した経験が、入社の大きな決め手になりました。「失敗してもいいからチャレンジしてみて」と先輩が挑戦を後押ししてくれる風土があること、若いうちから大学病院を担当できるなど、成長できる環境があると聞いて入社を決意しました。

2021年の入社後は、大阪本社で会社や社会人の基礎について学ぶ研修を経て、MRは当時静岡県での研修が続きました。医療従事者との面談や説明会の進め方について、実践的なトレーニングを受ける約4カ月の研修でした。配属後にMR活動をスムーズに開始できたのは、この研修でロールプレイングを通じて実践的なスキルを磨くことができたからだと思います。

集合研修は、同期と共に猛勉強する期間でもありました。専門用語やカタカナだらけの医薬品名を記憶するのに、想像以上に苦労したのを覚えています。薬剤師の国家資格をもつ同期もいたので、わからない点を教えてもらうなど、互いに支え合いながら乗り越えることができました。元々勉強が苦手なタイプではなかったので、頑張った分だけ専門知識がつき、MR活動に活きると聞いて、ひとつのモチベーションにしていました。

現在所属する栃木営業所に配属後も外勤しながら勉強を重ねた結果、入社1年目の12月に受験したMR認定試験に無事合格することができました。

医師との信頼関係構築に奮闘。新しい形式での講演会開催に挑戦して得た手ごたえ

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医師との関係構築は簡単ではありません。あるクリニックの院長とは、コロナ禍の影響で前任者が一度も会うことができなかったため、情報がないまま担当者としてスタートしました。

最初のころは訪問してもなかなか院長にお会いできず、同じクリニックに所属する他の医師を通じて院長のお話を聞いていました。そのように集めた情報をもとに、院長が建立されたお寺に上司と共に参拝したことを報告したり、院長の趣味であるマラソンを話題にしたりすることで、徐々に面談の中で院長の笑顔を見ることができるようになりました。ほかの医師にも協力してもらいながら諦めずに通い続けることで、関係性を構築することができました。

そのタイミングで、勇気を出し、院長に社内研修会の講師を依頼しました。院長の専門分野だったこともあり、研修会が実現することに。さらに、研修会を通して院長のお考えを理解できたことで、後には当社の新薬も採用いただけることになりました。 

クリニックへの訪問を始めておよそ8カ月。地道な努力が成果に結びつきました。その後、担当エリア変更により同僚に引き継ぎましたが、院長との良好な関係は続いています。医薬品の普及により、医療従事者や患者さんに貢献できたことで、MRとして大きな手ごたえを感じています。

MRとしての大きな挑戦は、もうひとつあります。初めて講演会の企画と開催を担当した時のことです。私の担当エリアは、講演会があまり開催されていないエリアだったので、着任当初から実現したいと考えていました。

コロナ禍以降はオンライン形式の講演会が主流になっていましたが、対面形式であれば参加したいという医師が複数おられたことから、オンラインとリアルのハイブリッド形式での開催を企画しました。しかし、私の所属する営業所ではハイブリッド形式で講演会を開催したことがなく、初めての挑戦となりました。経験豊富な営業所の先輩に手伝ってもらい、医師会の先生方とも密に連携しながら準備を進めましたが、作業は想定していた以上に難航しました。

講演会会場の電波状況が悪かったため、下見やリハーサルを重ねる必要もありました。当日、接続が多少不安定になる場面もありましたが、無事最後まで講演会を運営でき、終わってみれば参加者数は過去最多となりました。ハードルは高いものの、リアルとオンライン双方のニーズに応えることができるハイブリッド形式を採用したことで、コロナ禍で減少していた医師との交流の機会を取り戻すことに成功しました。

この講演会をきっかけに医師へ情報提供する機会が増え、新薬の採用率が上昇。挑戦の成果を実感しました。また、ハイブリッド形式の講演会運営のノウハウを社内に確立できたことも、大きな収穫だったと思っています。

MRとしてやりがいを感じるのは、医師との信頼関係を深めることでお話ができるようになることや、医薬品の普及に貢献できたときです。とくに、「これまでなかなか症状が改善しなかった患者さんが良くなって喜んでいるよ」と言葉をいただくと、MRをやっていて本当に良かったと思います。 

ワークライフバランスが取れた環境でさらなる成長を。結婚・出産後のキャリアにも意欲

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当社では、General領域と精神神経領域の医薬品を中心に情報提供を行っていますが、私はこれからも引き続きGeneral領域MRとしてキャリアを築いていきたいと考えています。今後は、より影響力のある医師や、大きい市場を担当し、ステップアップしていきたいです。

講演会の開催も続けていく予定です。開業医同士や、基幹病院と開業医の連携強化につながるような講演会を企画し、地域が抱える医療の課題解決に貢献できる存在になりたいと思っています。

一方、私には、結婚や出産後もMRとして活躍し、子どもを育てながら働き続ける夢があります。先輩にもママさんMRがいますが、子どもの急な発熱で休む必要があるときなど、上司やほかの先輩が説明会や重要なアポイントに対応する場面をよく見かけてきました。当社では、育児をしながらでも働きやすい環境が整っていると感じます。

また、現在の私にとっても、当社はワークライフバランスが充実した環境です。MR活動は自分でスケジュールを組めるので、プライベートの予定を入れやすく、休みも十分に取れています。今週末もキャンプに行く予定ですし、離れた営業所で働いている同期と定期的に会って話すなど、オフの時間もとても大切にできています。

入社して3年目になりますが、私が住友ファーマで最も魅力的だと感じているのは、社員の人柄の良さです。良い意味でおせっかいな人が多く、常に周囲に支えられていると感じます。「失敗してもいい。若手にはどんどん挑戦してほしい」という風土が根づいていて、新しいことに踏み出すのをためらっていると、周りの人たちが励まし、背中を押してくれるんです。そのおかげで、自分が本当にやりたいと思うことに挑戦し続けることができました。

負けず嫌いなMRが多いのも当社の特徴かもしれません。諦めずに医療機関を訪問し続けたり、疲れていてももう1軒訪問しようとしたりする姿勢がMRに共通していると感じます。他社のMRや過去の自分に負けたくない、という気概も必要です。私もその気持ちを大切にして、これから一層成長していきたいと思っています。 

※ 記載内容は2023年11月時点のものです