「音楽関係者がにじさんじ所属VTuberの身体や容姿を盗撮」 疑惑のYAB氏が謝罪
VTuberグループ・にじさんじ所属ライバーとされる人物の身体や容姿を盗撮し、誹謗中傷・流出させた疑惑を巡り、サウンドエンジニアのYABこと藪中利樹氏が自身のXで声明を発表した。 【写真】サウンドエンジニアのYABこと藪中利樹氏 藪中利樹氏は、「このたび、私、YABの過去のLINE上での問題のある発言や動画の流出が、多くの皆様にご不快な思いをさせてしまいましたこと、心よりお詫び申し上げます」と謝罪。 「私の軽率な行動が、このような事態を引き起こしてしまったことに対し、深く反省しております」「今件を重く受け止め、真摯に対応させて頂きます」と綴っている。
コレコレが藪中利樹氏の犯罪疑惑を告発
YABこと藪中利樹氏を巡っては9月1日、暴露配信で知られるライバー/YouTuberのコレコレさんが、犯罪行為を告発。 YAB EntertainMentの合同会社代表および一般社団法人日本歌ってみたMIX師協会の理事をつとめている藪中利樹氏が、ライバーを盗撮し、誹謗中傷した文言を含む形で第三者に無断で共有していた疑い。 また、性的なアングルで盗撮していた疑い、レコーディング参加者へ医薬品成分を含む製品を飲ませるなどの「身体に対する不法な有形力の行使(※)」を示唆する発言があった疑いなどを、配信で明らかにした。 (※)暴行罪(刑法208条)における暴行の定義
にじさんじ運営は「筆舌に尽くしがたい蛮行」と声明
その翌日となる9月2日(月)、にじさんじを運営するANYCOLOR社は、「外部クリエイターによる当社所属ライバーの権利侵害行為等に関するご報告」と題した声明を発表。 ANYCOLOR社は、コレコレさんのものと思われる告発/配信について触れつつ、「本件のような、当社所属ライバーを傷つけ、また、当社とクリエイターとの間の信頼関係の基盤をも揺るがしかねない筆舌に尽くしがたい蛮行がなされた疑いが生じておりますことは、極めて遺憾です」と表明。 本件については、刑事事件化も視野に入れるとしており、該当の外部クリエイターに対して業務契約の解除だけでなく、「秘密保持義務違反、プライバシー権侵害、名誉・信用の毀損、その他の権利の侵害を理由とする法的対応を実施」するとしている。
KAI-YOU編集部